Wi-Fi®が未来の接続性を提供

進化するWi-Fi 幅広い次世代ユースケースにも引き続きコアメリットを提供

米国テキサス州オースチン発 20181218 -Wi-Fi Alliance®は、今日と将来の両方における次世代の幅広い接続シナリオに関する最新のホワイトペーパー、『Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi: 接続環境の未来)を発表しました。Wi-Fi 6における機能強化と進化した機能のポートフォリオを背景に、このホワイトペーパーではWi-Fiのこれまでの成功の基盤となっている長所はそのままで、高度なユースケースをサポートするために幅を広げているWi-Fiテクノロジーの能力について、詳細を説明しています。Wi-Fi テクノロジーは信頼性、セキュリティ、相互接続性を提供していますが、これからさらに優れた容量、高速なスピード、低いレイテンシを実現して、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、超高精細(Ultra HD)動画、マルチプレイヤー ゲーム、モノのインターネット(IoT)、その他の没入的エクスペリエンスを含む次世代のユースケースをサポートします。

これまで20年近くにわたり、Wi-Fiネットワークは分散型の接続ファブリックを通じて住宅やビル内、高密度な屋外環境など最もニーズが高い場所にWi-Fi接続環境を提供してきました。このように接続を実現しながらハイレベルなセキュリティによってユーザーを保護するとともに、利用可能な免許不要帯域を効率的に活用しています。最新のホワイトペーパーは、今日のWi-Fiテクノロジーが受け継いでいる多くの長所に関する詳細も網羅しています。これらの機能が、次世代接続環境に欠かせない以下のような特性を実現します。

  • 手頃なパフォーマンス
  • 免許不要帯域の利用
  • 使いやすさ
  • 自己展開性
  • 長期にわたる互換性

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「Wi-Fiは継続して豊富な機能を付加していくことで、展開シナリオの幅を広げています。これからも新しいテクノロジーが現れたり消えたりするでしょうが、Wi-Fiはこれまでの確固とした実績とコアコンピタンスを背景に、ミッションクリティカルな接続性を提供しながら世界を網羅する膨大な量のデータ トラフィックをサポートしていきます」

Wi-Fi Allianceのテクノロジー ポートフォリオは、低消費電力シナリオからハイパフォーマンス、高容量シナリオまでを幅広く網羅しています。今日のWi-Fiは高解像度動画やWi-Fi通話、スマートホーム モニタリング、ホットスポット アクセス、都市レベルのサービス自動化、住宅用AR/VR機器、シームレスなローミングなどをすでにサポートしていますが、Wi-Fi 6ではWi-Fi の機能とパフォーマンスがさらに新たなレベルに高められるとともに、60 GHzのミリ波帯におけるWiGig の強化によって、これまで以上の高速伝送と長距離カバレッジを実現します。また、Wi-Fiはコネクテッド ホーム、コネクテッド エンタープライズ、IoT、スマートシティ、キャリアサービス、公共施設などにおける数多くの高度なユースケースに優れた接続性を提供します。さらに、Wi-Fi HaLow™がコネクテッドカーやデジタル ヘルスケア、産業分野など優れた電力効率が求められる多様なユースケースをサポートします。

世界90億デバイスを超える設置ベースを背景に、レガシー デバイスをサポートするバックワードの互換性はそのままで、Wi-Fiは漸進的な移行の一環として次世代の接続性を提供します。Wi-Fi 6は新しいインフラストラクチャへの大きな投資は不要で導入でき、パフォーマンスと容量を高める多くの強化機能を提供します。また、必要に応じてユーザーはWi‑Fi 6デバイスへアップグレードすることもできます。今日多くの次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの能力によって、通信事業者では高い費用を要するセルラーネットワークを展開するプレッシャーと緊急性が軽減されます。また、サブスクライバーは新しいモバイル デバイスを購入しなくても高度なユースケースを体験することができます。

Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi:接続環境の未来)は、現在のようにWi-Fiがデバイスとネットワークでほぼユビキタスな存在になることができた理由でもある、Wi-Fiならではの5つの長所を敷衍するだけでなく、多くの重要な次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの進化にも目を向けます。このホワイトペーパーでは今日利用できる高度なユースケースの概要を紹介しながら、今後数年間についての展望を考察します。さらに、5Gを支援するWi-Fiの役割を解説するとともに、Wi-Fi が私たちの生活にもたらす経済的、社会的メリットの詳細を説明します。

本ホワイトペーパーはこちらでダウンロードできます。

次世代Wi-Fiに対する業界の支持

「これまでの世代のWi-Fi のほとんどでデータレートとパフォーマンスが高められていますが、Wi-Fi 6は従来のWi-Fi アーキテクチャに革新的な変化をもたらすことができるようにデザインされています。複数のクライアントと効果的に同時通信できるWi-Fi 6の能力は、ワイヤレス ネットワークで実現できるとは想像すらできなかったレベルの容量、パフォーマンス、ネットワーク効率を実現します。
既存のワイヤレス ネットワークの需要やIoT、スマートシティ、コネクテッド ホーム、VR/ARの需要が加わることでWi-Fiネットワークの負荷もさらに高まりますが、Wi-Fi 6はこのように高いレベルのパフォーマンスをサポートして提供する能力を有しています。Wi-Fi 6は、最も密度が高い環境でさえもユーザーおよびIT管理者にプラスの体験を提供します」 –Perry CorrellAerohive Networks 製品管理担当ディレクター

Wi-Fi Allianceが提供するこの簡明で知見あふれる新しいホワイトペーパーにあるように、Wi-Fi はこれからも未来の接続性を担う存在です。Wi-Fi 6 のようなイノベーションと当社AirTiesSmart Wi-Fi ソフトウェアが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

Wi-Fi 6およびPasspointなどのテクノロジーによって免許不要ネットワークが5Gの時代へと進み、スピード、レイテンシ、信頼性、セキュリティ、トラフィック管理に対する期待に応えるハイパフォーマンスが実現されます。人とモノのデジタル トランスフォーメーションを実現する上で、比類ない効率性で膨大な量のデータを伝送できるWi-Fi とその能力は不可欠な要素です」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「ますますデジタル化が進んでいる世界において、Wi-Fiの重要性はかつてないほど高まっています。Wi-Fiはオフィスや自宅、モバイル環境など、どこでもコスト効率の良い接続を実現してくれます。Wi-Fiが世界経済にもたらす効果は、毎年2兆ドル近くに上ります。私たちが作り上げたものをシームレスに共有する新たな手段を求めていく中で、Wi-Fi 6は一定のペースで迅速かつ安定したセキュアなコンシューマエクスペリエンスを提供してくれるでしょう。Wi-Fi Allianceの最新ホワイトペーパーは、Wi-Fiが絶え間なく与えているインパクトを適切に解説しています」 – Vijay NagarajanBroadcom モバイル 尾根句ティ日ティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

「幅広いユースケースをサポートするさまざまな新機能、飛躍的に向上したパフォーマンス、低い消費電力などから、当社はすでにWi-Fi 6への高い需要を実感しています。当社は多くの世代にわたりWi-Fi MACおよびモダンIPの開発とライセンシングを行ってきていますが、既存のお客様だけでなく多くの新しい見込み客の皆様も、Wi-Fi 6 が次世代のスマートデバイスとコネクテッド デバイスにもたらす能力を心から喜んでいます」–Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当ジェネラル マネージャー

Wi-Fi は長年にわたりいつでもどこでも誰でも優れたコスト効率で接続できる環境というブランドの約束を実現し、毎年2兆ドル近くに上る経済効果を世界にもたらしています。Wi-Fi Allianceのホワイトペーパーは、洗練され、非常に高い要件が求められるエンタープライズおよびサービス プロバイダー セグメントにおける当社のお客様を含め、あらゆる市場セグメントでWi-Fi 6がこれからもこの約束を実現し、将来にわたり現実の問題を解消するということに信頼を寄せられる、豊富な実証データを提供します」 – Matt MacPhersonCisco社ワイヤレス担当CTO最高技術責任者

Wi-Fiは、数十億のデバイス、ユーザー、モノにとって主要な接続テクノロジーとなっています。Wi-Fi 6が提供する数々の新機能、また懸案となっている免許不要帯域の拡張など、Wi-Fi5Gで期待されているユースケースを含め、新しい革新的な幅広い次世代ユースケースをサポートする理想的な接続媒体として、ユニークな位置付けにあります」 – Chuck LukaszewskiHewlett Packard Enterprise社ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

Wi-Fi は本当の意味での大衆現象です。 欧州の数百万の世帯と企業が独自のWi-Fi ネットワークを運用しており、今日のデジタル ライフとデジタル ビジネス プロセスの基本要素となっています。 これはWi-Fiだけが果たすことのできる役割であり、5G環境の時代になっても変わることはありません」  – Jan BuisLANCOM Systems 無線LANIoT、スイッチ担当バイスプレジデント

Wi-Fiテクノロジーは、数十億のユーザーおよびデバイスと、私たちが日々利用し、楽しんでいるコンテンツおよびエクスペリエンスをつないでくれます。コネクテッド デバイスの数が増えるとともに、一般家庭や企業などでより迅速かつ効率的なネットワークへの期待が高まる中で、Wi-Fi 6のような新しいテクノロジーは明日のコネクテッド ワールドのニーズを今日満たしています。Wi-Fiデバイスの出荷と展開におけるグローバル リーダーの1社として、当社は業界をリードする大手メーカーの皆様とのコラボレーションを通じてWi-Fi 6テクノロジーを提供し、最も革新的なユースケースをサポートしています」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi 6は、ネットワークへの高速アクセス、干渉の軽減、IoTデバイスの簡単な統合を実現し、エンドユーザーに大きなメリットを提供することで、次世代Wi-Fi接続の実現を支援します。当社はWi-Fi 6 を強力に支持しており、当社の高度なソリューション ポートフォリオはWi-Fi 6 のメリットをフルに提供します」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

20億以上のデバイス出荷実績、またこれからも登場する数々の新機能を背景に、ますますワイヤレス化が進んでいる世界においてWi-Fiはこれからも中心的な役割を果たすでしょう。Wi-Fi Allianceの最新のホワイトペーパー “Next Generation Wi-Fi” は、Wi-Fi 6WiGigテクノロジーの重要な機能と実現するサービス、利用する異なる帯域、Wi-Fiがもたらす社会的、経済的メリットを分かりやすく説明してくれる素晴らしい資料です。私たちRuckus は、’5Gの時代へ突入していく中で、これからもWi-Fi のイノベーションでリーダーシップを発揮していくことを楽しみにしています」 – Dave WrightRuckus NetworksARRIS 社子会社規制関係およびネットワーク規格担当ディレクター

 

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は40,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts: 
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Highwire PR for Wi-Fi Alliance
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Enterprise Networks, Security Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED n, Wi-Fi CERTIFIED WiGig, Wi-Fi Easy Connect, Wi-Fi Enhanced Open, Wi-Fi HaLow

Wi-Fi CERTIFIED WPA3™ テクノロジーの概要 (2021)

次世代のWi-Fi接続環境には、ユーザー データのプライバシーとセキュリティを確保するための堅牢なツールとプラクティスが不可欠です。Wi-Fi Protected Accessテクノロジー ファミリーを継続して進化させてきた実績を基盤に、これからもWi-Fi Allianceはセキュリティ環境が変化する中で最新のセキュリティ テクノロジーを提供していきます。ネットワーク オーナーは、標準ベースのメカニズム、首尾一貫したプロトコルの適用、使いやすいセキュリティ インターフェイス ツールなどを通じてユーザー データの保護能力を高めながら、セキュリティのベスト プラクティスの実装を推進できます。 ただし、ネットワーク環境はそれぞれが異なっており、 多様なデバイス タイプとネットワークのセキュリティ要件を満たすことができる堅牢なソリューションが求められていることを、Wi-Fi Allianceはよく理解しています。

このため、Wi-Fi AllianceはWPA3に加えWi-Fi CERTIFIED Easy Connect™をはじめとする他のプログラムを通じて、今日の世界を取り巻く環境やライフスタイルをサポートする新しい機能と能力を提供しています。あらゆるタイプのデバイスをより簡単かつ安全にネットワークへ接続できる環境を提供するとともに、個人データの保護およびデータの機密性を確保しなければならないWi-Fiネットワーク環境を実現することによって、Wi-Fiのユーザー エクスペリエンスの質が向上するだけでなく、Wi-Fi環境への依存度も高まります。

信頼のWPA2の成功を基盤に構築されているWPA3は、個人および企業の両方の環境へ、堅牢なセキュリティ プロトコルとともに新たなレベルのセキュリティをもたらします。 首尾一貫した暗号化、堅牢なパスワード ベースの認証、192-bit セキュリティに焦点を当てた卓越したセキュリティ環境が、信頼できるWi-Fi接続環境の次の時代へと市場を導きます。

WPA3 の詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/securityをご覧ください。

Wi-Fi Alliance®、Wi-Fiセキュリティ規格 「Wi-Fi CERTIFIED WPA3™」を発表

パーソナル/エンタープライズネットワーク向けの次世代Wi-Fi®セキュリティ規格

Wi-Fi Alliance®は、個人および企業向けネットワークのWi-Fi保護機能を強化した次世代Wi-Fi®セキュリティ規格「Wi-Fi CERTIFIED WPA3™」を発表しました。WPA3は、10年以上にわたって広く採用されているWPA2™の後継であり、Wi-Fiセキュリティの簡素化や、よりレジリエントな認証、さらに強固な機密データの暗号化を実現する新機能を備えています。Wi-Fi業界がWPA3セキュリティ規格に移行する中、WPA2デバイスの相互運用性とセキュリティは引き続き確保し続けます。

WPA3セキュリティ規格は、WPA3-PersonalとWPA3-Enterpriseの2つのオペレーションモードを提供します。全てのWPA3対応ネットワークは、最新のセキュリティ方式を採用し、古いレガシープロトコルを無効化しながらPMF(Protected Management Frames)の使用を求め、ミッションクリティカルなネットワークのレジリエンスを維持します。WPA3の主な機能は以下のとおりです。

  • WPA3-Personalユーザーが指定したパスワードが一般的に推奨される強度に達していない場合でも、レジリエントなパスワードベースの認証を提供します。WPA3は、デバイス間でセキュアな鍵確立プロトコルである同等性同時認証(SAE)を活用して、第三者によるパスワード推測からユーザーを保護します。
  • WPA3-Enterprise192ビットの暗号強度を実現し、政府機関や金融機関などのように機密データを伝送するネットワークを保護します。192ビットのセキュリティスイートによって、暗号化ツールの組み合わせをWPA3ネットワーク全体にわたって実装します。

Wi-Fi Allianceは2018年1月、Wi-Fi CERTIFIED™セキュリティテクノロジーの基本機能である「Wi-Fi Protected Access®」の新機能を発表しました。これにより、WPA2は、ワイヤレス環境が進化し続けても強力なセキュリティ保護を維持できます。WPA2は引き続き、すべてのWi-Fi CERTIFIEDデバイスで必須となります。WPA3の市場導入が進むのにともない、あらゆるWi-Fi CERTIFIEDデバイスで新世代のWi-Fiセキュリティが求められるようになります。WPA3は、オペレーションの移行モードによって、WPA2デバイスとの相互運用性を維持します。そのため、Wi-Fiユーザーは安心して、Wi-Fi CERTIFIEDネットワークに接続することができます。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「WPA3は、絶え間なく変化するセキュリティ環境において、業界で最も強力な保護機能を提供します。WPA3はWi-Fiセキュリティをさらに進化させ、Wi-Fi Protected Accessのブランドプロミスを維持します」

また、Wi-Fi Allianceは、新たなプログラム「Wi-Fi CERTIFIED Easy Connect™」も発表します。このプログラムは、高度なセキュリティ基準を維持しながら、IoTデバイスなどのように、限定的なディスプレイやまったくディスプレイがないWi-Fiデバイスが持つ複雑性を軽減します。Wi-Fi CERTIFIED Easy Connect™は、スマートフォンなどのように、より堅牢なインターフェースを備える別のデバイスを使用して、製品のQRコードをスキャンするだけで、Wi-Fiネットワークにあらゆるデバイスをセキュアに追加できるようにします。Wi-Fi CERTIFIED Easy ConnectとWPA3は、Wi-Fi Allianceプログラムにおける最新の進化を代表するもので、セキュリティ環境の進化に伴い、ユーザーは安全に接続したままポジティブな体験を得ることができます。

さらに、Wi-Fi Allianceは6月5日に、オープンWi-Fi®ネットワークのユーザーに新たなメリットを提供する認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™」を発表しました。Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Openは、オープンネットワークの利便性と使いやすさを維持しながら、地域のコーヒーショップや、空港、ホテル、競技場におけるWebポータルを備えたゲストネットワークなど、ユーザー認証が望ましくない環境や認証情報の提供が難しい環境で、向上したデータ保護機能を提供できるようになりました。

IDCのリサーチディレクター、フィル・ソリス(Phil Solis)氏は次のように述べています。
「市場ニーズの先を行くWi-Fiの進化が、ワイヤレステクノロジーにおける最善の成功事例であり続けることが極めて重要になっています。Wi-Fi Allianceは、Wi-Fiの進化に寄与し続け、Wi-Fi CERTIFIEDプログラムの提供に尽力しています。これにより、ユーザーや各市場はWi-Fi接続の利便性やニーズを満たすセキュリティを信頼して使用することができます」

 

Wi-Fi CERTIFIED WPA3™ の詳細は、こちら(英語)をご覧ください。

WPA3Wi-Fi Easy Connectに対する業界からのサポート

「WPA3をはじめとする新しい規格が公開される2018年は、Wi-Fiにとって変革の年です。WPA3は、Wi-Fi Protected Accessの最新の進化形であり、セキュリティの堅牢性と回復性をかつてない水準にまで引き上げています。Wi-Fiは、効率性が約束されている802.11axとWPA3とを組み合わせることで、ほんの数年前には想像できなかった高水準のセキュリティとパフォーマンスを実現するでしょう。」

アラン・アムロド(Alan Amrod)氏、製品・マーケティング担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、Aerohive Networks

「Wi-Fiに対する幅広い支持を得たり、Wi-Fi Alliance認証を得るうえで、セキュリティは常に重要な要素となっています。Rukusでは、新たな潜在的脅威に対処できるよう、セキュリティ規格の認証を進化させ続けることを全面的に支持します。全世界のお客様とその先の何百万ものエンドユーザーのために、当社はWi-Fi CERTIFIED WPA3を最大限に活用する新しいソフトウェアの開発に積極的に取り組んでいきます。」

– マーク・ハミルトン(Mark Hamilton)氏、ネットワーク標準担当主席エンジニア、ARRISグループ会社のRuckus Networks

「Wi-Fiが進化し、様々なユースケースで多くの価値を提供するのにともない、セキュリティも進化していくことが重要です。パスワードベースの認証の向上や、暗号化の強化といったWPA3の新機能は、消費者や企業が日常的にインターネットに接続する方法をより簡素化し、強力なものにするでしょう。」

ヴィジャイ・ナガラジャン(Vijay Nagarajan)氏、ワイヤレス通信およびコネクティビティ部門、シニア・マーケティング・ディレクター、Broadcom

「Ciscoは、Wi-Fi AllianceがWPA3へとセキュリティを進化させることを全面的に支持します。WPA3プログラムは、ワイヤレスに求められるセキュリティ向上を実現し、消費者から、企業、政府に至るあらゆるお客様を保護します。当社は、既存と新規のお客様がWPA3を十分に活用できるよう、ファームウェアのアップグレードを通じて、当社のAironetシリーズのアクセスポイントとワイヤレス・コントローラーにWPA3機能を取り入れていくことを約束します。」

  • グレッグ・ドレイ(Greg Dorai)氏、Cisco WLAN 担当バイスプレジデント、Cisco

「WPA3とWi-Fi Enhanced Openは、複雑さを増すことなく、包括的なセキュリティを提供します。ユーザーはWPA3により、覚えやすく管理も容易なパスワードを利用することで、より優れた体験を得ることができ、IT部門は自社のインフラ全体にわたって一貫性のある強力な暗号化を実現できます。Arubaでは、お客様のデータを最も先進的に保護するため、WPA3を今後の設計に採用し、認証を始めています。」

- ダン・ハーキンス(Dan Harkins)氏、テクノロジー功績者、Hewlett Packard Enterprise companyのAruba

「WPA3はWi-Fi業界における一つの大きな節目であり、Wi-Fiが提供する非常に優れたスループットとセキュリティ強化により、消費者市場と企業市場の両方に優れたエンドユーザー体験をもたらします。Wi-Fiが多くの業界や企業におけるデジタル・トランスフォーメーションを可能にしていることをうれしく思います。」

ウェン・トン(Wen Tong)博士、CTO(最高技術責任者)兼Huaweiフェロー、Huawei Wireless

「WPA3は、個人と企業ネットワーク向けのWi-Fiセキュリティに重要なアップデートをもたらします。Intelは、WPA3を支持しており、テストベッドに携わることを通じて、お客様が自社製品にWPA3を採用してセキュリティ保護を強化するためのお手伝いをしています。」

-エリック・マクラフリン(Eric Mclaughlin)氏、CCG Wireless担当ゼネラルマネージャー、Intel

「Marvelは、Wi-Fi CERTIFIED WPA3とWi-Fi Easy Connectに関して、Wi-Fi Allianceと密接に連携してきました。WPA3は、WPA2の幅広い導入を足掛かりにし、個人と企業のWi-Fiネットワークに高水準のセキュリティを提供します。当社は、セキュリティ脅威に対する強固な保護を提供するとともに、お客様のコネクティビティ体験を強化する、これらの最新プログラムを支持しています。」

マーク・モンティアス(Mark Montierth)氏、ワイヤレス・コネクティビティ事業部門、バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、Marvell

「病院はデータのプライバシーとセキュリティの重大さを十分に認識しています。堅牢なセキュリティ・ポリシーの保守とは、現在利用可能な最も強固なセキュリティ対策を活用できることを意味します。Wi-Fi AllianceがWPA2の成功に基づき、WPA3で最新のセキュリティ・メカニズムを利用可能にしたことは称賛に値します。」

-フィル・レイモンド(Phil Raymond)氏、MA&TC CTO Office、ワイヤレスCoE(センター・オブ・エクセレンス)担当ディレクター、Philips Healthtech

「Qualcomm Technologiesは、何百万ものユーザーや企業が日々Wi-Fiに寄せる信頼を守ることをお約束します。また、モバイルとネットワーク・インフラ製品のポートフォリオ全体でWPA3をサポートする最初の企業であることを誇りに思います。当社は、Wi-Fi Allianceや主要なステークホルダーと密接に連携し、Wi-Fiを活用するあらゆる主要産業やエコシステムにわたってWPA3の普及を推進していきます。」

ラフール・パテル(Rahul Patel)氏、コネクティビティ&ネットワーキング担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、Qualcomm Technologies, Inc.

「Silicon Motionは、業界がWPA3に移行することを支持します。IoTアプリケーション向けに構築した当社の新しい低電力Wi-Fi SoCは、お客様がWi-Fiと低電力IoTアプリケーションで最高レベルのセキュリティを実現できるよう、WPA3の必須要素とオプション要素の両方をサポートします。」

デイヴィッド・コーエン(David Cohen)氏、シニア・マーケティング・ディレクター、Silicon Motion, Inc.

 

Wi-Fi Alliance®について

www.wi-fi.org

Wi-Fi Allianceはグローバルな非営利業界団体で、参加組織はWi-Fi®を提供する世界的な企業ネットワークです。コラボレーションフォーラムの組織は、Wi-Fiのエコシステムを通じてつながっており、シームレスな接続性というビジョンを共有しています。2000年より導入されたWi-Fi Alliance認定マークは、製品の相互運用性、業界標準に基づいたセキュリティ保護レベルと最新の技術を備えていることを明示しています。すでに40,000種類以上の製品がWi-Fi CERTIFIED™の認定を受け、最高のユーザー体験を提供するとともに新規市場、既存市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの普及と拡大に大きく貢献しています。現在何十億ものWi-Fi製品が世界のデータトラフィックを支えることに大きく貢献しており、多種多様なアプリケーションの活用に寄与しています。

 

<本件に関するお問い合わせ先>

Wi-Fi Alliance広報代理

エデルマン・ジャパン株式会社 担当:良知/中田

TEL: 03-4360-9000 FAX: 03-4360-9001

E-mail: wfajp@edelman.com

 

 

IoT, Security Wi-Fi Easy Connect

Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™ テクノロジーの概要 (2018)

それが、Wi‑Fi CERTIFIED Enhanced Open™です。Wi‑Fi CERTIFIED Enhanced OpenはWi-Fi Allianceの認定プログラムの1つで、オープン ネットワークの使いやすさはそのままで、セキュリティが確保されていないネットワークの利用に伴ういくつかのリスクを軽減します。Wi-Fi Enhanced Open™ネットワークが提供する非認証データ暗号化機能は、まったく保護機能がない現在のネットワークを強化する機能の1つとなります。Wi-Fi Enhanced Openテクノロジーによって、ネットワーク サービス プロバイダーは次のことが可能になります。

  • ユーザー パスワードを入力する必要なしに、オープン ネットワークでユーザー エクスペリエンスをそのまま維持
  • エンドユーザーのためのデータおよび管理フレーム保護を提供
  • 認証情報の維持管理も共有も不要なためシンプルなネットワーク環境を維持することが可能
  • キャプティブ ポータルを含む既存のオープン ネットワークとの相互接続性を維持

Wi-Fi Alliance、オープンWi-Fi®ネットワークでデータを保護する「Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™」を発表

オープンWi-Fiの使いやすさはそのままで保護機能を高める新しい認定プログラム

米国テキサス州オースチン発 201865 - Wi-Fi Alliance®は、オープンWi-Fi®ネットワークのユーザーにさまざまな新しいメリットをもたらす認定プログラム、Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™を発表しました。Wi-Fi Enhanced Open™は、ユーザー認証が望まれない環境や認証情報の提供が実際的ではない環境などで、優れた保護機能を提供します。一般的にこのような非認証型のネットワークは、地域のコーヒーショップといった公共の場や、空港、ホテル、競技場といった場所のゲスト ネットワークなどでWebポータルと共に提供されています。Wi-Fi Enhanced Open™は、このようなオープン ネットワークの利便性と使いやすさはそのままで、データのプライバシー保護能力を高めます。

Wi-Fi Enhanced Openテクノロジーによって、パスワードやネットワークへの接続に複雑な手間を必要とすることなく、受動的な盗聴などのリスクからデータを保護することが可能になります。「Opportunistic Wireless Encryption (OWE)」に基づくWi-Fi Enhanced Openは、確立されている複数の暗号化メカニズムを統合して提供し、ユーザーごとの暗号化を一意に行うことで、ユーザー デバイスとWi-Fiネットワーク間でやり取りするデータを保護します。さらに、ユーザー デバイスとアクセス ポイント(AP)間の管理トラフィックを、PMF(Protected Management Frames)が保護します。ネットワーク アクセスのコントロールにキャプティブ ポータルを使用している通信事業者であれば、維持・共有が必要なネットワーク認証情報がないので、展開しているネットワークの簡素な環境をそのまま維持できます。

Wi-Fi Allianceのマーケティング担当VP、ケヴィン・ロビンソン(Kevin Robinson)は次のように述べています。
「Wi‑Fiネットワークにアクセスするユーザーを制御すると共にネットワークでやり取りするデータが他者に読み取られないようにするために、Wi-Fi Allianceは可能であれば常にWi‑Fi セキュリティを有効化することを推奨しています。ネットワークへのアクセスを制限することなく、ネットワーク環境の管理をできる限り平易にするためネットワーク オーナーがWi‑Fiセキュリティを無効にしているような場合にWi-Fi Enhanced Openは高い価値を発揮し、受動的な盗聴から保護すると共にユーザーへシームレスなエクスペリエンスを提供することが可能になります」

Wi-Fi Enhanced Openを移行モードで導入することにより、Wi-Fiユーザーの利用環境と通信事業者の運用環境に影響を与えることなく、オープン ネットワークからWi-Fi Enhanced Openネットワークへの漸進的な移行を行えます。Wi-Fi Enhanced Openを実装したクライアント デバイスが増加するのに伴い、新しい保護機能をより効果的に活用できるようになります。ユーザーによる追加の設定などは必要ありません。また通信事業者は、ネットワークの複雑さを最小限に抑えながら、オープン ネットワークでは危険性が高い受動的盗聴攻撃をシャットアウトできます。完全な認証機能およびデバイスのプロビジョニングが可能なソリューションの導入を検討している通信事業者であれば、Wi‑Fi CERTIFIED Passpoint®などのテクノロジーを利用できます。

今夏、Wi‑Fi AllianceはWi-Fi CERTIFIED WPA3™を通じてパーソナルWi-Fi ネットワークおよびエンタープライズWi-Fi ネットワーク向けの次世代Wi-Fi Protected Access®セキュリティ機能を提供します。Wi‑Fi Protected Accessがネイティブに提供する認証機能の使用が望ましくない環境において、Wi-Fi Enhanced Openは優れたデータ保護機能を提供します。

その他の詳細は、http://wi-fi.org/enhanced-openをご覧ください。.

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Wi-Fi Alliance® (ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は40,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIEDは実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Security Wi-Fi Enhanced Open

セキュリティ ハイライト

Wi-Fi Alliance® が一連のセキュリティ強化を発表

2018年、最新Wi-Fi® セキュリティ機能をリリース

米国ネバダ州ラスベガス発 201818 - Wi-Fi Alliance® は、10年以上にわたり提供しているWi-Fi CERTIFIED™セキュリティ テクノロジーの基本ファミリーである「Wi-Fi Protected Access®」の新機能と強化機能を発表しました。Wi-Fi Allianceは、Wi-Fi CERTIFIEDデバイスがこれからも引き続き確実に最先端のセキュリティ保護機能を提供できるようにするため、ポートフォリオ全体を通じたコンフィグレーション、認証、暗号化の強化を実現しました。

WPA2™は、今日数十億に上るWi-Fi®デバイスが使用している信頼のセキュリティを提供していますが、Wi-Fi CERTIFIEDデバイスは今後も長い将来にわたりこのテクノロジーを実装していきます。セキュリティ環境が進化・発展する中でWi-Fiユーザーへ強力なセキュリティ保護を確実に提供するため、Wi-Fi AllianceはこれからもWPA2の強化を進めていきます。高度なWi-Fiアプリケーションは、現行世代のWi-Fi CERTIFIEDデバイスに広く採用され、PMF(Protected Management Frames)に対応しているWPA2を基盤に、ミッションクリティカルなネットワークの優れた回復性を維持します。また、新しい強化テストによってネットワークのミスコンフィグレーションによる脆弱性のリスクが軽減すると共に、一元化した認証サービスによってマネージド ネットワークの安全性もさらに高まります。

さらに、Wi-Fi Allianceは幅広く普及しているWPA2の成功を基盤に、ユーザーとサービス プロバイダによるセキュリティ設定を簡素化しながらネットワーク セキュリティ保護能力を高める一連の機能も提供します。2018年には、Wi-Fi CERTIFIED WPA3™の一部としてパーソナルWi-Fiネットワーク/エンタープライズWi-Fiネットワークのための4つの新機能をリリースする予定です。これらのうち2つの機能は、たとえユーザーの指定したパスワードが一般的に推奨される強度に達していない場合でも堅牢な保護能力を提供し、ディスプレイによるインターフェイスがないデバイスやディスプレイのサイズが限られているデバイスなどでのセキュリティ設定プロセスを簡素化します。残り2つのうち1つの機能は、個別化したデータ暗号化によってオープン ネットワークでのユーザーのプライバシー保護を強化します。最後の機能は、米国家安全保障システム委員会(Committee on National Security Systems: CNSS)が規定する最高レベルの暗号アルゴリズム(Commercial National Security Algorithm: CNSA)スイートに準拠した192ビット セキュリティ スイートです。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「Wi-Fi Allianceの認定プログラムにおいてセキュリティは基盤の1つであり、今回Wi-Fi CERTIFIEDのセキュリティ ソリューション ファミリーで一連の新機能を提供できることを嬉しく思います。Wi-Fi CERTIFIEDの表示、それはWi-Fi デバイスが相互接続性とセキュリティにおける最高基準を満たしていることの証です」

SAR Insight & Consulting社のジョー・ホフマン(Joe Hoffman)氏は次のように述べています。
「Wi-Fiのセキュリティ テクノロジーは、数十年にわたり使われていくでしょう。したがって、Wi-Fi業界のニーズを確実に満たすために、絶え間なくアップデートしていくことが大切です。業界のセキュリティ ニーズの高まりに合わせて高いレベルのセキュリティを維持するため、Wi-Fi は進化しています」

Wi-Fi Allianceについて
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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は35,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Security

Wi-Fi Alliance® セキュリティ最新情報

米国テキサス州オースチン 20171016 Wi-Fi Alliance®は10年以上にわたり世界数十億のWi-Fi®デバイスに信頼のセキュリティを提供していますが、これは今後も変わらず、引き続きWi-Fiユーザーをサポートしていきます。

先頃公開されたリサーチにおいて、いくつかのWi-Fiデバイスで脆弱性が発見されました。一定の条件下において、これらのデバイスではネットワーク暗号鍵を再インストールしなければならず、反復操作による保護が不能になり暗号化のセキュリティが大幅に減じられる恐れがあります。この問題は簡単なソフトウェア アップデートによって解消でき、大手プラットフォーム プロバイダをはじめ、すでにWi-Fi業界ではユーザーへのパッチ提供を開始しています。すべてのWi-Fiデバイスについて、パッチ適用の有無に関わらずユーザーはこれまでと変わりなく利用することができます。

この脆弱性が悪意ある攻撃に使われた形跡は一切確認されていませんが、Wi-Fi Allianceはユーザーの皆様がこれまでと変わらずWi-Fiの強力なセキュリティ保護を安心して利用できるようにするための措置を直ちに講じました。Wi-Fi Allianceは、グローバル展開している認定ラボのネットワークにおいて、この脆弱性の試験を受けることを必須化したと共に、すべてのWi-Fi Allianceメンバーが利用できる脆弱性検出ツールを用意しました。また、この脆弱性および対処法に関する詳細をデバイス ベンダー各社に周知し、ソリューション プロバイダと連携して必要なパッチを適用することを推奨しています。これまで変わらずに、ユーザーは必ずデバイス メーカーからの最新の推奨アップデートをインストールしておく必要があります。

すべてのテクノロジーについて、堅牢なセキュリティ リサーチによって脅威の機先を制して潜在的な脆弱性を洗い出すことは、強力な保護能力を維持する上で不可欠です。Wi-Fi Allianceは、今回の脆弱性を発見し、責任を持って報告してくれたルーヴェン カトリック大学(KU Leuven)imec-DistriNetリサーチ グループのMathy Vanhoef氏およびFrank Piessens氏に謝意を表します。この報告のお陰で、Wi-Fi業界は先回り的にアップデートを準備することができました。またMathy Vanhoef氏については、この課題に対する対応、特に脆弱性検出ツールにおける協力にも感謝します。

その他の詳細は、ICASI およびCERTの発表をご覧ください。

www.wi-fi.org/securityupdate2017overview

 

Wi-Fi Alliance®について
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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は35,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。 今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Security

Wi-Fi® Security Barometer Reveals Large Gap Between What Users Know and What They Do

AUSTIN, TX, October 5, 2011 - Wi-Fi users in the U.S. are confident that they are taking the right steps to protect themselves when using Wi-Fi devices. In fact, 97 percent of Wi-Fi users recently surveyed by Wakefield Research for the Wi-Fi Alliance® report they believe the data on their devices and networks is "safe and secure." However, when asked about which of several recommended steps they have actually taken to protect their Wi-Fi networks or devices, respondents received an overall score of 66 percent, revealing that in practice, users were actually not as safe as they could be.

Most users (86 percent) have taken basic steps to ensure the privacy and security of their Wi-Fi network by enabling security protections on their access point or router. However, the survey data reveals significant gaps that could lead to a false sense of security. Significantly, only 59 percent of users have implemented passwords meeting basic criteria for strength and privacy.

"We are very pleased to see the increase in security awareness and a rise in some of the basic protection measures such as locking down the home network," said Kelly Davis-Felner, marketing director of Wi-Fi Alliance. "But consumers can and should do more to protect themselves. We encourage users to put their knowledge into practice and take a few additional steps to more effectively protect themselves at home and on the go."

Other survey findings included:

  • Two out of three Wi-Fi users recognize that responsibility for the security of their data lies with them
  • Eighty-five percent of survey respondents understand that their Wi-Fi devices should not be set for automatic sharing, yet only 62 percent actually have auto-sharing turned off
  • Only 18 percent of users report that they use a VPN (virtual private network) tool when in a hotspot
  • Users who have suffered the effects of a computer virus are no more likely to have better Wi-Fi security behavior than those who have never had any computer viruses
  • Users who ranked themselves as "tech-savvy" are no more likely to score better on measures of Wi-Fi security behavior than those who said they are less comfortable with technology

Getting a passing grade on Wi-Fi security can be as simple as A-B-C:

A: Enable WPA2™ security on your network and devices. Look for products with Wi-Fi Protected Setup™ for simple, easy-to-use steps to enable security.

B: Passwords are in your control. Create a strong Wi-Fi network password that is at least eight characters long and includes a mixture of upper and lower case letters and symbols. It is a good practice to change passwords on a regular basis, perhaps once a year during Cyber Security Month.

C: When on the go, connect to networks you know and trust and turn off automatic sharing on devices so you can control what you connect to and who/what connects to you.

More information about Wi-Fi security, including innovations that make setting up security easier, is available at www.wi-fi.org/security. Users can test their own security knowledge with a quick online quiz, watch animations about home Wi-Fi security, and download white papers with detailed information.

Methodological note: The Wi-Fi Security Barometer Survey was conducted by Wakefield Research (www.wakefieldresearch.com) between August 12th and August 29th, 2011. For this research, 1,000 interviews were fielded among nationally representative ages 18 and older using random-digit telephone dialing. Quotas were set to ensure reliable and accurate representation of the total U.S. population of Wi-Fi users. Results of any sample are subject to sampling variation. The magnitude of that variation is measurable and is affected by the number of interviews conducted. For the 1,000 interviews conducted, the chances are 95 in 100 that a survey result does not vary, plus or minus, by more than 3.1 percentage points from the result that would be obtained if interviews had been conducted with all persons in the universe represented by the sample.

 

About the Wi-Fi Alliance
http://www.wi-fi.org/
The Wi-Fi Alliance is a global non-profit industry association of hundreds of leading companies devoted to seamless connectivity. With technology development, market building, and regulatory programs, the Wi-Fi Alliance has enabled widespread adoption of Wi-Fi worldwide.

The Wi-Fi CERTIFIED™ program was launched in March 2000. It provides a widely-recognized designation of interoperability and quality and it helps to ensure that Wi-Fi enabled products deliver the best user experience. The Wi-Fi Alliance has completed more than 11,000 product certifications, encouraging the expanded use of Wi-Fi products and services in new and established markets. 

Wi-Fi®, Wi-Fi Alliance®, WMM®, Wi-Fi Protected Access® (WPA), the Wi-Fi CERTIFIED logo, the Wi-Fi logo, the Wi-Fi ZONE logo and the Wi-Fi Protected Setup logo are registered trademarks of the Wi-Fi Alliance. Wi-Fi CERTIFIED™, Wi-Fi Direct™, Wi-Fi Protected Setup™, Wi-Fi Multimedia™, WPA2™ and the Wi-Fi Alliance logo are trademarks of the Wi-Fi Alliance.

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Contact:  
Karl Stetson  
Edelman for Wi-Fi Alliance
karl.stetson@edelman.com
206-268-2215

 

Security

Survey: Protecting Wireless Network an Essential Element of Home Security

AUSTIN, TEXAS – November 2, 2006

WHAT:The Wi-Fi Alliance, in conjunction with Kelton Research, today announced results of a nationwide survey measuring consumer awareness of Wi-Fi security. Overall findings indicate that consumers view Wi-Fi network protection as an important home security issue and are activating their network’s security accordingly.

Among the key take-aways:
•Keeping it under lock and key. Keeping families and homes safe is a high priority for many Americans, and Wi-Fi networks are no exception. Respondents ranked security for their Wi-Fi network as a “top three” essential element of home security, right behind locking windows and doors and installing a home alarm system. More than 40 percent of respondents felt that a protected Wi-Fi network is an important part of creating a safe home.
•Thou shalt not covet thy neighbor’s Wi-Fi. Eighty-three percent of Americans agree that using someone else’s Wi-Fi without their knowledge is stealing. Respondents do not approve of neighbors borrowing their signal and want to protect themselves from the 17 percent of Americans who see nothing wrong with using someone else’s network.
•Security is the best policy. Americans are keeping themselves safe by activating their network security. Seven out of 10 respondents have enabled security on their wireless networks, allowing them to enjoy the freedom of Wi-Fi with security protections in place.

WHO:Survey respondents are representative of the total U.S. population, age 18 and older with broadband Internet access at home.

WHEN/HOW: The survey was conducted online by Kelton Research between September 29 and October 10, 2006 and included 549 nationally representative Americans. Results of any sample are subject to sampling variation. Chances are 95 in 100 that a survey result does not vary, +/- 4.2 percentage points, from the result that would be obtained if interviews had been conducted with all persons represented by the sample.

All decimals are rounded to the nearest percentage point. This may result in certain numerical totals adding up to slightly more or slightly less than 100 percent.

About the Wi-Fi Alliance
The Wi-Fi Alliance is a global, non-profit industry association of more than 300 member companies devoted to promoting the growth of wireless Local Area Networks (WLANs). With the aim of enhancing the user experience for mobile wireless devices, the Wi-Fi Alliance’s testing and certification programs ensure the interoperability of WLAN products based on the IEEE 802.11 specification. Since the introduction of the Wi-Fi Alliance’s certification program in March 2000, more than 3,000 products have been designated as Wi-Fi CERTIFIED™, encouraging the expanded use of Wi-Fi products and services across the consumer and enterprise markets.

Media Contact:
To schedule a meeting with the Wi-Fi Alliance or receive a copy of the survey findings, contact: Dominic Ybarra, Edelman, +1 650-762-2960, dominic.ybarra@edelman.com.

 

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