Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eが世界市場で数々の機会を創出

今日のWi-Fi®に対するかつてない高い需要 - Wi-Fi Alliance®メンバー企業がWi-Fiの飛躍的な成長を報告

米国テキサス州オースチン発 2022511 Wi-Fi Alliance®は本日、2019年のリリース以来Wi-Fi CERTIFIED 6™の急速な普及が進み、Wi-Fi 5が4年間で市場の過半数に達したのに対し、Wi-Fi CERTIFIED 6はわずか3年で市場シェアの50%を突破したことを発表しました。 このように急速な普及を後押ししているのが携帯電話、タブレット、パソコンなどの利用における高パフォーマンス Wi-Fi®に対する需要で、さらに数々の高度な機能が、IoT(モノのインターネット)やサービス プロバイダーの展開環境、密度の高い公共エリアなどで質の高い体験を提供する新たな機会を創り出しています。Wi-Fi 6が6 GHz帯に拡張したことがさらなる需要の増加に寄与しており、Wi-Fi 6Eは世界中の規制当局の間でかつてない関心の的になっているとともに、さまざまな製品に採用され、サービス プロバイダーや企業による導入も進んでいます。今年(2022年)は23億のWi-Fi 6製品、3億5,000万のWi-Fi 6E製品が市場に出回ると考えられていて、今年のWi-Fi 6の全出荷実績にWi-Fi 6Eが占める割合は15 %を超えると予測されています[1]。 

また今年はじめには、先進のユースケースを最適に実現するための新機能がWi-Fi CERTIFIED 6に追加されています。Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eは、今日の接続性に対する需要を満たしながら製品とサービスの新たなイノベーションを一定のテンポで実現していくための最適な能力を備えています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロアEdgar Figueroaは次のように述べています。「今日Wi-Fi 6Eは広く利用できるようになり、Wi-Fi Alliance®メンバーの皆様が体験している高い需要は、今後何年も続くでしょう。Wi-Fi Allianceがこれまでに認定したWi-Fi 6Eデバイスは400を超えていますが、これは現在すでに質の高いユーザー体験を提供している相互運用可能なWi-Fi デバイスで数十万ユニットに相当します」

製品ベンダーおよびエンタープライズ企業は今日のWi-Fi 6およびWi-Fi 6Eへの移行を後押ししていますが、以下3つの分野における勢いを踏まえ、製品計画および展開の判断をする際にはこれらのテクノロジーを考慮しなければなりません。

製品の勢い

現在Wi-Fi 6Eをサポートしているデバイスは、70以上のラップトップ モデル、数十の家庭用/オフィス用アクセス ポイント、Google Pixel 6/6 ProおよびSamsung Galaxy S22 Ultra/Plusなどの人気モデルを含むスマートフォン、スマートテレビなど、数百を数えます。Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eが市場シェアに占める割合は2025年までに80%を超え、スマートフォン市場の圧倒的大多数を占めるでしょう[2]。また企業はWi-Fi 6E製品に対するかつてない需要を経験していますが、これがビジネスにプラスの効果をもたらしているとともに、これまで以上の容量と幅広いチャネルが一般消費者と企業にさまざまなメリットをもたらしています。他の企業も多くの顧客およびキャリア パートナーがWi-Fi 6Eを強化していることを報告しており、出荷実績の大きなマイルストーンを達成しています。 Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eの需要が高まり、パンデミック後のサプライチェーンのバランスが回復する中、これらのテクノロジーによって製品の採用はますます加速するでしょう。

導入の勢い

最近発表されたいくつかの報告から、世界中のサービス プロバイダーによる顧客へのWi-Fi 6E提供の勢いが明らかになっています。住宅におけるコネクテッド デバイスの数の増加と高品質なネットワークに対するニーズを踏まえ、サービス プロバイダーは加入者がデジタル ライフの基本コンポーネントとして信頼をもって今日のWi-Fiを利用できるにするため、Wi-Fi 6Eゲートウェイを介して速度と容量の向上を実現しています。利用者にWi-Fi 6Eを提供する理由としては、ダウンリンク/アップリンク速度のサポートの強化、ネットワークの飽和状態の軽減、リモートワークおよびホーム エンターテインメントのネットワーク体験の向上などがあります。Wi-Fi 6Eの非常に大きな可能性を実証した複数のトライアルの成功により、低レイテンシの高速な接続が実現し、医療機関教育機関は低レイテンシで大容量のWi-Fi 6Eネットワークに投資してミッション クリティカルな高速アプリケーションとサービスを提供しています。

規制環境における勢い

米国では2年前からWi-Fiによる6 GHz帯域の利用が可能になりましたが、 その後南北アメリカ、EMEA(欧州、中東、アフリカ)、アジア太平洋の60カ国以上がこの帯域のWi-Fiによる利用を認めているか現在検討しています。 Wi-Fi 6Eのエコシステムは急速に広がりつつありますが、Wi-Fi 6E認定はデバイスの場所に関係なく、世界中で相互運用性を保証します。ブラジル、カナダ、チリ、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ペルー、サウジアラビア、韓国、UAE(アラブ首長国連邦)などの国では、6 GHz帯の上位部分および下位部分(5925-7125 MHz)をWi-Fi 6Eで利用できるようになりました。サウジアラビアなどの国々は全帯域を利用できるようにすることでWi-Fi 6Eの可能性をフルに活用しようとしており、自国民にとってWi-Fi は「不可欠」であるとしています。他の国々は帯域の下位部分(5925-6425 MHz)を開放し、その取り組みは賞賛されていますが、Wi-Fi 6Eおよび将来の世代は、6 GHz帯域の1200 MHz帯域全体を使用することで最大限の能力を発揮するでしょう。

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、世界中のユーザーにWi-Fi®を届ける、企業の世界的なネットワークです。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー体験を提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は70,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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[1] IDC Research社、2022年1月

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Wi-Fi Alliance®、2021年のWi-Fi®予測を発表

新型コロナウイルスのガイドラインに沿った新しいアプリケーションの登場、世界におけるWi-Fi 6EおよびWi-Fi 6の勢い、WPA3™セキュリティの幅広い普及などを予測

2021 Wi-Fi Predictions米国テキサス州オースチン発 2021111 - 新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの中、オンライン接続への高まるニーズに応えるデジタル基盤の提供において、Wi-Fi®は重要な役割を果たしています。6 GHz帯の利用の広がり、WPA3™セキュリティの幅広い普及、世界中のますます多くの企業と市場でWi-Fi 6の採用が見込まれる中、Wi-Fiテクノロジーはユーザーが必要とする最適な場所、最適なタイミングで、イノベーションと先進の接続環境を提供することができます。厳しい2020年を世界が振り返る中、Wi-Fi Alliance®は2021年のWi-Fi 予測を発表しました。これらの予測は、通常の活動を安全に再開し、ホームネットワークのパフォーマンスを向上させ、遠隔医療、遠隔教育、テレプレゼンスの信頼性とレイテンシを高める際の役に立ちます。

2021年のWi-Fi 予測は以下のとおりです。

1. Wi-Fi 6の世界的な勢い

Wi-Fiテクノロジーの最新世代Wi-Fi 6は、これまで以上の容量、効率、パフォーマンスで先進のコネクティビティを実現します。企業、住宅、公共分野のすべてを通じ、パソコン、アクセス ポイント(AP)、スマートフォン、IoTなど幅広いデバイスでの利用が大幅に促進され、2021年のWi-Fi 6デバイスの出荷実績は20億近くに上ることが見込まれます。パンデミックによって、より多くのオンライン アクティビティをサポートする質の高いネットワークに対するニーズの高さがあらためて証明されましたが、このような環境を背景に、Wi-Fi 6ネットワークは一般住宅に幅広く普及するとともに、企業ネットワークにも安定したペースで広がり、ネットワークにつながっているすべてのデバイスが最適なパフォーマンスを発揮できるようになり、より大きな容量とカバレッジでネットワーク環境をサポートすることが可能になります。また工場や病院のネットワークなど、さまざまな業種で導入が進み、優れた効率と低レイテンシの無線接続を提供します。新型コロナウイルスのパンデミック下において衛生および安全のガイドラインを満たすテクノロジーとして、交通ハブや空港、スタジアムといった場所でのソーシャル ディスタンスの計測、セキュリティ チェックポイント、モバイル コンセッション、ヘルスチェック スクリーニング、乗客のコミュニケーションといったユースケースをサポートします。

2. Wi-Fi 6Eがユーザーによる6 GHz帯の利用を実現

6 GHz帯利用の規制緩和のながれを背景に、2021年はますます多くの国・地域でWi-Fi による免許不要帯域の利用が可能になるでしょう。米国では、先頃6 GHz帯の1200 MHz帯域の免許不要アクセスが認可されました。英国、欧州各国、韓国、チリ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)では年内に6 GHz帯を市民に開放する予定で、他の多くの国もこれに追随しています。ベンダー各社が6 GHz帯への対応を進めていく中で、Wi-Fi 6 Eデバイスは世界中の市場に出回るようになるでしょう。この新たに利用可能になった帯域では最大7本の160 MHz超ワイド チャネルを利用でき、ユニファイド コミュニケーションや拡張現実(AR)/仮想現実(VR)、さらにはホログラフィック立体ビデオといった高速アプリケーションの開発とイノベーションが促進されます。Wi-Fi 6Eの優れた速度と低レイテンシといった利点を活かし、遠隔医療や遠隔教育、テレプレゼンスをサポートする新しいユースケースが登場 するでしょう。OFDMAのような機能を輻輳の少ない6 GHz帯に拡張することで、Wi-Fi 6Eは産業アプリケーションに求められる信頼性と決定論的なニーズに対応し、産業IoT環境の有線から無線への移行を容易にします。Wi-Fi AllianceのWi-Fi 6E認証 により、世界中で6 GHz帯で動作するWi-Fi CERTIFIED™デバイスの安全性と相互接続性が確保され、さらなる普及に向けた変曲点となるでしょう。

3. Passpoint®Wi-Fiとセルラー ネットワークのギャップを解消

Wi-Fi CERTIFIED Passpoint®のようなソリューションがWi-Fi とセルラー間のギャップの橋渡しを行い、Wi-Fi のアクセス性とセキュリティがさらに高まるでしょう。PasspointはWi-Fiアクセスを合理化し、以前にアクセスしたネットワークへの再認証を不要にします。これによりユーザーは最適な接続を求めて手動でセルラーとWi-Fiを切り替えたりする必要がなくなり、生産的な作業に集中することができます。Wireless Broadband AllianceのOpenRoamingやAruba Air Passなどのイニシアチブを通じてPasspoint の普及が進み、Wi-Fi業界は一般住宅を越えてシームレスなWi-Fi接続を提供し、セルラー ネットワークとWi-Fiネットワーク間のローミングを自動化し、高度なセキュリティを備えた次世代サービスを企業に提供することが可能になります。Wi-Fi Vantage™などのWi-Fi Allianceプログラムとともに、PasspointはWi-Fi とセルラーをより強力に補完し、企業全体、都市全体、全世界を網羅するワイヤレス サービスを提供します。

4. WPA3 セキュリティの幅広い普及

最新世代のWi-FiセキュリティであるWPA3は、パーソナルおよびエンタープライズ ネットワークに重要なアップデートを提供し、あらゆる場所でユーザーを保護します。現在Wi-Fi Alliance は新しい すべてのWi-Fi CERTIFIED デバイスにWPA3セキュリティのサポートを必須要件としており、2021年にはより多くのデバイス、ネットワーク、環境(政府機関や金融機関などの機密性が求められる環境を含む)でWPA3の採用が進むでしょう。機械やセンサー、スマート ホーム デバイスなど、インターネットに接続するコネクテッド デバイスの数は、今後4年間で416億ユニットに達すると予測されています1。このようなコネクテッド デバイスの急増に伴い、IoTデバイスが生成する膨大な量のユーザー データを保護する強力なセキュリティ メカニズムへの需要が高まります。

5. Wi-Fi が企業と個人をつなぐ重要なリンクを提供

Wi-Fiは、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を軽減する上で重要な役割を果たしています。世界中でソーシャル ディスタンスが求められる中、Wi-Fiはビジネスや教育医療、その他のサービスのオンライン化を実現することで、社会的孤立による影響を抑える役割を果たしています。私たちが働き、人と触れ合い、コミュニケーションを図る環境はもうパンデミック前と同じではないかも知れませんが、Wi-Fiは世界が生産性と経済的繁栄を維持することを可能にする、強力なデジタル基盤を提供するテクノロジーとして認識されるようになるでしょう。2021年、Wi-Fi は世界的なパンデミックによる経済的被害のさらなる軽減に貢献するでしょう。Wi-Fiは、在宅勤務のニーズや遠隔教育、遠隔医療をサポートし、遠隔地や十分なサービスが提供されていない地域に優れた接続性を提供することで経済を回します。日常的な活動がますますオンライン化されていく環境に誰もが適応していく中で、パンデミックにより明らかになった信頼できる強力なマルチデバイス コネクティビティへのニーズは、永続的な影響を持つことになるでしょう。Wi-Fi は、私たちの生活のさまざまな場面で重要な資源を提供する、必要不可欠なテクノロジーとして捉えられるようになります。 Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E、Passpoint、その他のWi-Fi テクノロジーは、パンデミックの終息後も長期にわたり数多くの技術革新を促進するでしょう。

Wi-Fi Allianceメンバー企業各社による2021年予測の動画を、次の各リンクでご覧いただけます AirTies社、 Aruba社、ASSIA社、Boingo社、Broadcom社、Cisco社、CommScope社、Extreme Networks社、Intel社、Laird Connectivity社、 LANCOM Systems社、 Linksys社、ON Semiconductor社、Qualcomm Technologies社、Texas Instruments社。動画の完全なプレイリストはhttp://bit.ly/2MId5Qxをご覧ください。.

1 IDC社、2019年6月

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、Wi-Fi®テクノロジーを提供する世界中の企業で構成された世界的なネットワークです。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが 認定した製品は50,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

 

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Education, Enterprise Networks, Healthcare, Operators, Security, Value of Wi-Fi Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi Vantage

Wi-Fi Alliance、Wi-Fiの新時代をもたらす

Wi-Fi認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」の提供を開始

Wi-Fi Alliance® は、新たなWi-Fi認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」の提供を開始したことを発表しました。Wi-Fi CERTIFIED 6は、IEEE 802.11axをベースとするデバイスを通じて最高のユーザー体験を提供します。この認証プログラムが提供する新しい機能と能力によって、例えばスタジアムや空港、工業団地など、数多くのコネクテッドデバイスが存在する厳しい環境においても、ネットワーク全体のパフォーマンスを飛躍的に高めることが可能になります。最新世代のWi-Fiの導入が増える中、製品ベンダーとサービスプロバイダーは、Wi-Fi CERTIFIED™によって、セキュリティと相互接続性の最高水準を満たすWi-Fi 6製品とネットワークを際立たせることができます。Wi-Fi CERTIFIED 6ではWi-Fi のエコシステム全体を通じて容量、パフォーマンス、レイテンシが大幅に強化されているほか、さまざまなベンダーから提供する製品が適切に連携し、優れたイノベーションと機会を提供します。

Wi-Fi CERTIFIED 6は、厳格な要件が求められるエンタープライズ環境のピークパフォーマンスから低消費電力・低レイテンシのホームネットワークや産業IoT環境にいたるまで、多様なデバイスとアプリケーションをサポートします。Wi-Fi CERTIFIED 6は、Wi-Fi 5の4倍近い容量を実現しているだけでなく、ネットワーク上の全てのデバイスに最適化した接続環境とハイパフォーマンスインフラストラクチャを同時に提供し、高密度のWi-Fi環境における接続体験の向上をもたらします。またWi-Fi CERTIFIED 6は、セルラーネットワークのサポートに不可欠な接続性を提供し、高速、低レイテンシ、省エネ、高容量、広いカバレッジなどの特性を活用して、多くの高度な5Gサービスを提供します。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「Wi-Fiの新時代を切り拓くWi-Fi CERTIFIED 6は、あらゆる環境下でユーザーには質の高いパフォーマンスを提供し、サービス プロバイダーには顧客へのカバレッジを高める優れたネットワーク能力を提供し、高度なアプリケーションに新たな機会をもたらすという、Wi-Fi の中核となる特性を基盤に構築されています。Wi-Fi CERTIFIED 6は、高密度な場所やIoT環境を含め、あらゆる環境に卓越した接続性を提供します。」

Wi-Fi CERTIFIED 6は高度なセキュリティ プロトコルを提供し、最新世代のWi-Fiセキュリティである Wi-Fi CERTIFIED WPA3™が必須です。Wi-Fi CERTIFIED 6は、次のような先進機能を提供します。

  • 直交波周波数分割多元接続OFDMA): チャネルを効果的に共有することで、高い要件が求められる環境下でアップリンク/ダウンリンクの両方で高いネットワーク効率と低いレイテンシを実現します。
  • MU-MIMOマルチユーザーMIMO): 一度に大量のダウンリンク データを伝送できるため、アクセスポイント(AP)は数多くのデバイスへデータを同時に伝送することができます。
  • 160 MHzチャネル 帯域幅を高め、低レイテンシで優れたパフォーマンスを提供します。
  • TWTターゲット ウェイク タイム): IoTデバイスなど、Wi-Fiデバイスのバッテリー寿命を飛躍的に延ばします。
  • 1024-QAM(1024直角位相振幅変調): 同じ帯域幅でより多くのデータをエンコードすることで、Wi-Fiデバイスのスループットを高めます。
  • 送信ビームフォーミング: 指定範囲内での高いデータレートによって、ネットワーク容量の向上を実現します。

IDC社のリサーチ ディレクター、Phil Solis氏は次のように述べています。「Wi-Fiネットワークに優れたスピードと高い効率性をもたらすWi-Fi 6は、必須の通信プラットフォームとしての役割をさらに広げています。Wi-Fi CERTIFIED 6は、あらゆるWi-Fiの数多くのユースケースで質の高い体験を促進し、市場のさらなる発展を後押しするとともに、接続環境が進化、発展する中で、Wi-Fiの確固とした位置付けを堅持する力になるでしょう」

Wi-Fi CERTIFIED 6は、手頃なコストの優れたパフォーマンス、効率的なオペレーション、セキュリティに対するコミットメント、使いやすさ、自己展開性、また長期的な互換性など、Wi-Fiの中核となる優れた特性をさらに広げ、ユーザーニーズが高い環境でより安定したユーザー体験を提供します。またWi-Fiの世界的な普及基盤を活用することで、これまで以上に幅広い環境でユーザーを効率的につなぎ、高まるデータ要件をサポートするとともに、例えばAR(拡張現実)とVR(仮想現実)、高品位コンテンツのストリーミング、リアルタイムモニタリング、ミッションクリティカルなアプリケーションといった先進のユースケースの幅を広げます。 Wi-Fiで利用できる帯域が広がるのに伴い、Wi-Fi CERTIFIED 6はさらなる世界的なWi-Fi のイノベーションの促進と経済環境への貢献度を高めていくでしょう。

アメリカ合衆国下院議員(カリフォルニア州6th選出)、下院エネルギー・商業委員会の副委員長であり、Congressional Spectrum Caucusの共同議長であるDoris Matsui氏は次のように述べています。「スペクトルベースのサービスはすでに世界を変え、計り知れない経済的潜在力と消費者利益を生み出しています。次世代ブロードバンド・ネットワークへの移行に伴い、相互接続性の新たな段階に入りますが、Wi-Fi 6は、ビジネスや日常の生活を向上させる上で重要な役割を果たすでしょう。Wi-Fi 6の容量とパフォーマンスは、新しいIoTと高密度アプリケーションを可能にし、私たちが将来のインフラストラクチャを再考し構築するのに役立つでしょう。次世代のWi-FiとWi-Fi接続デバイスを提供するためにWi-Fi Allianceと協力することを楽しみにしています。」

FCC (連邦通信委員会)のコミッショナーであるMichael O’Rielly氏は次のように述べています。「Wi-Fi 6認証プロセスが開始されたことは非常に喜ばしいことです。このプロセスは、このテクノロジーを市場で実現するためのきっかけとなります。  ユーザーおよび規制当局として、特に高密度のマルチデバイス環境でWi-Fi 6がもたらすスピードと容量の大幅な改善、そしてそれが促進するイノベーションと起業家精神を心待ちにしています。インターネット体験に革命をもたらす技術の進歩で、私たちを驚かせてくれるWi-Fiコミュニティーに感謝します。」

Samsung Galaxy Note10は、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6スマートフォンで、Ruckus R750は、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6アクセスポイントです。Wi-Fi Allianceでは、ほとんどの主要な携帯端末とアクセスポイントがまもなく最新世代のWi-Fiをサポートすると見込んでいます。認証のテストベッドを構成する最初のWi-Fi CERTIFIED 6製品は次のとおりです。

  • Broadcom® BCM4375
  • Broadcom® BCM43698
  • Broadcom® BCM43684
  • Cypress CYW 89650 Auto-Grade Wi-Fi 6 Certified
  • Intel® Wi-Fi 6 (Gig+) AX200 (PC向け)
  • Intel® Home Wi-Fi Chipset WAV600 Series (ルーターとゲートウェイ向け)
  • Marvell 88W9064 (4x4) Wi-Fi 6 Dual-Band STA
  • Marvell 88W9064 (4x4) + 88W9068 (8x8) Wi-Fi 6 Concurrent Dual-Band AP
  • Qualcomm® Networking Pro 1200 Platform
  • Qualcomm® FastConnect 6800 Wi-Fi 6 Mobile Connectivity Subsystem
  • Ruckus R750 Wi-Fi 6 Access Point

Wi-Fi CERTIFIED 6 の詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-certified-6をご覧ください。

 

業界全体がWi-Fi CERTIFIED 6を支持

(企業名はアルファベット順)

 

AirTiesCTO最高技術責任者)、Metin Taskin

「スピードと容量の向上に加え、 Wi-Fi 6は住宅環境で増加しているコネクテッド デバイスをサポートし、低レイテンシとバッテリーの長寿命化、全体的なパフォーマンス向上を実現します。Wi-Fi 6によって、ユーザーは昔から使っているデバイスが共存し、エコシステム全体をスマートに管理しなければならないような複雑な環境でも、これらの新しい機能を最大限に活用することができます。当社のスマートWi-Fi ソフトウェアとクラウド ベースの管理ソフトウェアによって、サービス プロバイダーの皆様はWi-Fi 6への投資から最大のROIを実現し、進化する顧客ニーズを満たすことが可能になります。当社は、Wi-Fi Allianceと新しいWi-Fi CERTIFIED 6を支持していくことを楽しみにしています」

 

ArubaHewlett Packard Enterpriseカンパニー)、ワイヤレススタンダード兼ストラテジー担当バイスプレジデント、Chuck Lukaszewski

「Wi-Fiは、数十億のデバイス、ユーザー、モノにとって主要な接続テクノロジーとなっています。当社は、使用しているデバイスがセキュリティと相互接続性の最高レベルの標準を満たしているとともに、可能な限り最高のユーザー体験を提供するという高い信頼感を提供する、Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムを大歓迎します。デバイスの密度が増え、帯域幅へのニーズが高まり、洗練された新たなセキュリティ上の脅威が次々と出現する中で、ユーザーには市場で最も厳格な規格への準拠が認定されたデバイスを選ぶことがますます重要になってきます。これによって、Wi-Fi 6が実現する、新しい革新的な次世代のユースケースのメリットを最大限に活用することが可能になります」

 

ASSIA、最高戦略責任者、Tuncay Cil

「ASSIAのミッション、それは有線と無線、両方のネットワーク接続の信頼性を高めるテクノロジーを開発することです。当社は今日Wi-Fi 6を活用する無線テクノロジーの幅広いポートフォリオを構築しましたが、当社のこれらのテクノロジーはWi-Fi CERTIFIED 6 デバイスのネットワーク パフォーマンスを飛躍的に高めるとともに、ベンダーに依存しないネットワーク管理の幅広いオプションを提供します。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、免許帯域をサポートするシステムの数分の1の費用で、膨大なIoTエコシステムを構築することができます。このエキサイティングな時代に、進化の一端を担えることを楽しみにしています」

 

ASUS、ネットワーキング兼ワイヤレスデバイス事業部ジェネラルマネージャー、Tenglong Deng

「ますます増えているコネクテッドユーザーとIoTデバイスが現在のWi-Fiをその限界まで押し広げている中、Wi-Fi 6はネットワークパフォーマンスを新たな時代へと導き、Wi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムによってユーザーはこの素晴らしい新技術がもたらす最高のホームWi-Fi体験を楽しむことができるようになります。 世界最初のルーターと急速に広がっているWi-Fi 6ネットワークアダプター、マザーボード、ラップトップ、PCのエコシステムにおけるパイオニアの1社として、当社はWi-Fi CERTIFIED 6こそが複数のデバイスが混在するホームネットワーク環境への答えであると確信しており、今回Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムを利用できるようになったことを嬉しく思います」

 

AT&T、タワー戦略兼ローミング担当バイスプレジデント、JR Wilson

「Wi-Fi 6は免許不要帯域のコネクティビティにおけるゲームチェンジャー(既存の環境を根底から変える変革者)です。Wi-Fi 6は、消費者の日々の生活の中でコネクテッドエクスペリエンスを実現する、最も速く最も応答性に優れた信頼できるWi-Fi環境、すなわち正に消費者が求めているものを提供します」

 

BoingoCTO最高技術責任者)、Derek Peterson

「密度が高い輻輳環境に大きな変革をもたらすWi-Fi 6によって、当社をはじめとするオペレーターは空港やスタジアムといった広域環境で、よりシームレスなコネクテッドエクスペリエンスを提供することが可能になります。高いデータ レート、効率的な帯域利用、大きなネットワーク容量はWi-Fi 6 の特に優れている特徴ですが、このようなテクノロジーの認証プログラムが始まったことを嬉しく思います」

 

Broadcom、ワイヤレスコミュニティケーションズ兼コネクティビティ事業部バイスプレジデント、Vijay Nagarajan

「本日のWi-Fi CERTIFIED 6の正式なリリースに際して、認証テストベッドに当社が提供する3つのクラス最高のデバイスBCM4375、BCM43698、BCM43684が選ばれたことを嬉しく思います。これらのBroadcomデバイスは、すでに世界中で数千万のSamsung Galaxy携帯電話とルーターでその力を発揮しています。最大160 MHzのチャネルをサポートするWi-Fi CERTIFIED 6 デバイスは、低レイテンシ、長いバッテリー寿命、過去例を見ない卓越したスループットなど、5Gサービスに欠かせない能力を消費者に提供します。複数の160 MHzチャネルを含めて6 GHz帯全域を免許不要で利用できるようになる中で、Wi-Fi 6 の消費者体験はギガビットホームとAR/VRに向けて大きく前進することになるでしょう」

 

CEVA Wireless IoTビジネスユニット副社長兼ジェネラルマネージャ、Ange Aznar

「当社のWi-Fi 6のIPソリューションは、IoT、スマートホーム、ネットワーキング、モバイルなどの幅広い市場分野で需要が高まっています。Wi-Fi 6認証プログラムの開始を歓迎します。これにより、最新の標準とそれがもたらす利点の大幅な採用が可能になります。Wi-Fi 6では、多数の新機能や優れたパフォーマンス、電力の改善が提供され、全体的なユーザーエクスペリエンスが大幅に向上しています。」

 

Cisco、ワイヤレス担当CTO(最高技術責任者)、Matt MacPherson

「Wi-Fi Allianceの活動、また相互接続性に対するWi-Fi Allianceメンバー企業のコミットメントのお陰で、Wi-Fi は世界を変えました。Wi-Fi 6はWi-Fiの飛躍的な進化の結果であり、無線接続環境を新たな高みにステップアップさせて、私たちが生活しているこの世界を形作る新しいアプリケーションとユースケースを支える力となるでしょう。Wi-Fi 6のロールアウトが進む中で、Wi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムは当社のお客様に、ネットワークとユーザーデバイスが期待どおりの相互接続を提供することを保証するとともに、企業、経済環境、ユーザーのすべてに最大限の価値を提供します ―― これこそ、正にWi-Fiがこの20年間行なってきたことです」

 

Cisco Meraki、製品管理担当ディレクター、Jayanthi Srinivasan

「世界がますますハイパーコネクテッドな環境へと進んでいる中、私がWi-Fi 6について特に素晴らしいと感じていることは、容量とパフォーマンスの飛躍的な改善はもとより、2.4 GHz帯域のサポートと省エネ性の向上です。Wi-Fi AllianceとWi-Fi CERTIFIED 6 認証プログラムのお陰で、あらゆるユースケースを通じて次世代 WPA3 セキュリティ環境下ですべてのデバイスのピーク パフォーマンスを実現することができます。工場やスタジアム、オフィス ビルなど場所を問わず、Cisco Merakiユーザーの皆様は、セキュアでシンプルな最高の体験を提供できるという信頼をもって、Wi-Fi 6ネットワークを展開することができます」  

 

Comcast Cable CommunicationsXFINITY WiFi担当、Cole Reinwand

「Wi-Fi 6によって、明日の接続環境へのニーズを満たしながら、数多くのデバイスへより高速な接続を同時に提供することが可能になります。 これまで以上の低レイテンシ、広いカバレッジ、高い容量、長いバッテリー寿命を実現するWi-Fi 6は、世界中で圧倒的に支持されている無線ネットワーキング技術の次世代への道を切り拓きます。私たちは、Wi-Fi 6によって膨大な数の新しいアプリケーションと当社のビジネスの可能性が大きく開かれると確信しています」

 

CommScopeCTO(最高技術責任者)、Morgan Kurk

「Ruckusは、常にWi-Fi Allianceが提供する新しい認証テクノロジーの最先端にいますが、Wi-Fi Allianceとの拡張的なコラボレーションがWi-Fi CERTIFIED 6の立ち上げに貢献できたことを誇りに思います。Wi-Fi 6 の機能を最初に実装したデバイスの1つであるRuckus R750アクセス ポイントは、初の完全なWi-Fi CERTIFIED 6 認証製品であると同時に、Wi-Fi Alliance の相互接続性認証テストベッドにハイパフォーマンスWi-Fi 6アクセス ポイントとして利用されています。当社は、Wi-Fi業界の成長におけるこのエキサイティングな次のフェーズでWi-Fi Allianceと連携していくことを楽しみにしています」

 

CypressIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント、Brian Bedrosian

「初期のWi-Fi CERTIFIED 6における当社のリーダーシップは、BSSカラーマッピング、スケジューリングのサポート、輻輳環境におけるハイパフォーマンスをはじめ、先進の車載アプリケーションの市場イネーブルメントに対する当社のコミットメントをあらためて示すものです。Wi-Fi 6が実現する高いデータレートによって、並列する製造ライン間の無線ダウンロードを通じた効率的なファクトリーオートメーションも可能になります。消費者の皆様は、堅牢かつセキュアで広範囲をカバーするWi-Fi 6 接続のメリットである自宅と車の両方を通じた均一な体験を利用しながら、現在ホームネットワークで使っている既存のWi-Fi 5 IoTデバイスとのバックワードの互換性を確保することができます」

 

Extreme Networks、製品マーケティング担当ディレクター、Perry Correll

「一部の大げさな謳い文句は単なる騒音に過ぎませんが、新しいテクノロジーの中には実際に市場を変革するものもあります。最終的に幅広くアナウンスされた Wi-Fi 6は、正にこのようなテクノロジーの1つです。これまで以上の容量とカバレッジを通じたより多くのコネクテッド デバイスのサポートに加え、Wi-Fi CERTIFIED 6のアクセス ポイントは、企業とエンドユーザーの体験を根底から変革する可能性を有しています ―― これは、単なるWi-Fi 6対応のアクセスポイントやWi-Fi 6互換アクセスポイントでは決してマネできないことです」

 

H3C、無線製品担当ディレクター、Joe Yu

「Wi-Fi 6は数多くの新技術を採用していますが、その中の1つであるOFDMA テクノロジーでは、WLANチャネルを複数の狭いサブチャネルに分割することで競合、バックオフ、ネットワーク レイテンシを減らしながらネットワーク効率を高めることが可能になります。Wi-Fi CERTIFIED 6はこれらの新しいテクノロジーがもたらす体験を保証するとともに、データ伝送の世界におけるWi-Fiの競争力と影響力を高めていく役割を果たすでしょう」

 

Imagination TechnologiesEnsigma製品管理担当シニア ディレクター、Richard Edgar

「Wi-Fi 6 はWi-Fi の進化における大きな一歩で、これまで以上の最大データレートを実現するだけでなく、輻輳するWi-Fi 環境での堅牢性を高めることで、卓越したレベルのパフォーマンスによって質の高いユーザー体験を確立します。さらに、Wi-Fi 6はIoTやウェアラブルといった新しい低消費電力製品市場にも大きなメリットをもたらし、消費電力の改善、低いデータレート、OFDMAによる効率的な帯域の共有などを通じて、これらの市場をターゲットにしている現行のWi-Fi 5製品を強化します」

 

Intel 、ワイヤレス ソリューション グループ担当ジェネラル マネージャー、Eric McLaughlin

「Wi-Fi 6は、この十年におけるWi-Fi最大の開発成果です。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、業界全体を通じてすべての製品がその能力を最大限に引き出しながら、Wi-Fi 6が本来もたらす優れたユーザー体験を提供することができるでしょう。クライアントPCとIoTならびにホーム ルーターとゲートウェイの両方においてリーダーシップを確立している当社のソリューションがWi-Fi CERTIFIED 6のテストベッドに選ばれたことを誇りに思います」

 

KT、バイス プレジデント、Jaehyung Koo

「すでにWi-Fi 6はコーヒーショップやスポーツ アリーナなどのパブリック ホットスポット、また一般住宅も含め、高いデータレートや効率的なアクセスコントロールなどをユーザーが強く求める環境において、中心的な役割を果たすようになっています」

 

Marvell Semiconductor、ワイヤレスビジネス担当副社長兼ジェネラルマネージャ、Mark Montierth

「Wi-Fi 6は、Wi-Fiテクノロジーの進化における大きなパラダイムシフトです。これまでにない速度と、低遅延、高ネットワーク利用率、革新的な省電力テクノロジーを組み合わせることで、新しいミッションクリティカルなアプリケーションを可能にすると同時に、高密度環境でも大幅に強化されたユーザーエクスペリエンスを提供します。Marvellは、Wi-Fi CERTIFIED 6のシームレスな相互運用性を確保し、市場での急速な普及を推進する上で主導的な役割を果たしていることを誇りに思っています。」

 

NETGEAR、コネクテッド ホーム製品担当シニア バイスプレジデント、David Henry

「新しいWi-Fi接続と体験を世界中の消費者に届けるリーダーの1社として、私たちNETGEAR はWi-Fi 6 認証プログラムの発展を嬉しく思います。当社のNighthawkパフォーマンスWi-Fiラインを通じたWi-Fi 6 ルーターの幅広いカバレッジ、またOrbi Whole Home Wi-Fi ファミリーにメッシュWi-Fi 6 システムを加えたことで、当社は質の高い接続環境を通じてお客様の生活の質を高めることにコミットしています」

 

ON SemiconductorQuantenna コネクティビティ ソリューション事業部マーケティング担当バイスプレジデント、Irvind Ghai

「当社は卓越したユーザー体験を提供することにコミットしているとともに、Wi-Fi 6の開発と標準化プロセスへ積極的に参加しています。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、消費者の皆様は優れた質と相互接続性を提供する先進の機能を実装している製品を簡単に見分け、安心して購入できます。次世代のWi-Fiユースケースをさらにレベルアップする当社の製品が認証を受けることを楽しみにしています」

 

Orange、国際通信事業担当、Cedric Gonin

「Wi-Fi 6は、エンドユーザーに卓越したローミング体験を提供する鍵となる最新技術です。Wi-Fi 6はWi-Fiのマイルストーンとなるテクノロジーで、全体的なローミング能力の強化を背景に、特に人数が多い環境でこれまで以上の接続性を提供します」

 

Qualcomm Technologies、コネクティビティ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー、Rahul Patel

「Qualcomm Technologiesは、ここ数年にわたりWi-Fi 6への世界的な移行を積極的に支援しており、Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムの一翼を担っていることを嬉しく思います。当社は、この新しい標準の可能性を最大限に引き出すことを根気強く追求するとともに投資することで、Wi-Fi 6へのコミットメントを示してきました。今回、Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムがリリースされたことを非常に嬉しく感じています ―― このプログラムは、Wi-Fi 6ネットワークとデバイスの熱気あふれるエコシステムのさらなる成長を促進していく業界全体の準備が整っていることを、あらためて示していると言えるでしょう」

 

Samsung ElectronicsIT&モバイル通信事業部技術戦略グループ責任者兼バイスプレジデント、Inkang Song

「私たちSamsung は、Wi-Fi CERTIFIED 6が正式にリリースされたことを嬉しく思います。高速な5GサービスにとってWi-Fi 6は必要な存在ですが、モバイル デバイスで記録したさまざまな場面や瞬間をシームレスに共有したいと考えている消費者にとっても欠かせません。スマートフォンテクノロジーのイノベーションにおけるリーダーの1社として、当社は今年初めに世界初のWi-Fi 6電話、Samsung Galaxy S10をリリースしたことで、これを現実化しました。本日、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6スマートフォンGalaxy Note10を正式に発表することを誇りに思います」

 

TP-Link、マーケティング マネージャー、John Yin

「Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムによって、802.11axテクノロジーを基盤にするデバイスが相互接続性とセキュリティの業界標準へ確実に準拠し、Wi-Fi 6の卓越したパフォーマンスと幅広いカバレッジをユーザーに提供することが可能になります。Wi-Fi CERTIFIED 6のさまざまな先進機能は、スマートホームとIoT環境におけるピークパフォーマンスや低レイテンシなどの機能をデバイスに提供し、高速で柔軟なコネクテッドWi-Fi エコシステムを確立します」

 

Xiaomi Corporation、バイスプレジデント、技術委員会委員長、Baoqiu Cui

「Wi-Fiテクノロジーの最新世代であるWi-Fi 6は、これまで以上に高いスループット、低いレイテンシ、低い消費電力を提供しながらネットワークの効率を高めます。Wi-Fi Allianceの重要なメンバーの一員として、私たちXiaomiは自社アプリケーションでWi-Fi 6テクノロジーをサポートすることにコミットしているとともに、世界中のお客様により多くの質が高いWi-Fi 6製品を提供していくために、Wi-Fi 6 認証プログラムにより深く関与していきます」

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが認証した製品は50,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。 今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

 

<本件に関するお問い合わせ先>

Wi-Fi Alliance広報代理

エデルマン・ジャパン株式会社 担当:中村/梅澤/良知

TEL: 03-4360-9000 FAX: 03-4360-9001

E-mail: wfajp@edelman.com

Enterprise Networks, Healthcare, IoT Wi-Fi CERTIFIED 6

Wi-Fi® - 2019年の展望

Wi-Fi Alliance®がWi-Fiの20年のマイルストーンを祝福 - 変わらぬ業界の勢い

米国テキサス州オースチン発 2019221 - Wi-Fi®テクノロジーは、これまで20年にわたり世界中のユーザーをつないできましたが、この間絶え間なく速度アップと機能強化を実現し、拡張によってピアツーピア(P2P)接続とマルチギガビット パフォーマンス、また効率的なスマート ホーム ネットワーク、シームレスな認証およびローミングを提供してきました。またWi-Fiはワイヤレス環境の後進地域におけるデジタル ディバイドの橋渡しをするとともに、ビジネス環境の生産性と柔軟性の向上をサポートしてきただけでなく、柔軟で手頃なコストの接続環境を提供する能力を背景に、まったく新しい市場を開いてきました。2019年もWi-Fiの勢いは変わることなく、Wi-Fiデバイスの累計出荷実績は300億に達するでしょう ―― 2019年だけでも出荷実績は40億を超える見込みで、Wi-Fiの設置ベースは130億以上に広がるでしょう。

Wi-Fiに関する2019年の予測は下記のとおりです。

  • Wi-Fi Alliance®Wi-Fi登場から20周年を祝福 2019年、Wi-Fiは20周年を迎えます。年間を通じて業界全体が祝福する中(#20yearsofwifi)、2019年はWi-Fiが実現してきた信じられないほどのサクセスストーリーが反映された年になるでしょう。20年前は誕生したばかりの1テクノロジーに過ぎなかったWi-Fiですが、今はギガビットの速度を実現し、世界中の企業のビジネスにとってなくてはならない存在になっています。2019年、Wi-Fi Allianceのメンバー企業はこれまでにWi-Fiがもたらしてきた価値を祝し、革新的な新製品を提供するとともに次の20年間に向けたビジョンを設定します。
  • 次世代Wi-Fi: Wi-Fi Allianceは新しいWi-Fi表記法を導入しましたが、この表記法は業界に急速に浸透しています(特にWi-Fiの最新世代Wi-Fi 6で顕著)。2019年、Wi-Fi 6はこれをさらに多くのアクセスポイント(AP)と家電にまで広げ、スピードとパフォーマンスを高めるとともに、例えばスタジアムや数多くのデバイスがあるホーム ネットワーク環境までを含めた輻輳環境においても優れた能力を提供します。2019年下半期にリリース予定のWi-Fi CERTIFIED 6™はWi-Fi 6の幅広い普及に向けた変曲点となり、ユーザーは業界の合意に基づく相互接続性とセキュリティの規格を確実に遵守した最新デバイスを利用できるようになります。 
  • 進化するWi-Fiセキュリティ ホーム ネットワークおよびデバイスはよりスマートに、より多くの機能を提供するようになっていますが、これを実現、促進しているWi-Fiを含むさまざまなテクノロジーによって、モバイル デバイスは幅広いスマートホーム デバイスとやり取りすることが可能になり、オフィスではコネクテッド サービスを通じて効率性と生産性が高められています。スマート デバイスはますます広く利用されるようになっていますが、個人情報保護に対するユーザーの不安が小さくなったわけではありません。Wi-Fi CERTIFIED WPA3™が広く普及することで、ホーム ネットワークおよびエンタープライズ ネットワークの両方について市場全体を通じたセキュリティ レベルが高まるでしょう。オープン Wi-Fiネットワークを提供している公共施設なども、Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™によってオープン ネットワークの使いやすさはそのままでデータ暗号化によるセキュリティを提供することができます。
  • 免許不要のミッドバンド帯利用に向けた活動 Wi-Fiが使用している免許不要帯域は、社会にとって最も価値ある資源の1つになっています。昨年度、Wi-Fiが世界経済にもたらした価値は2兆ドル近くに上りましたが、2023年までに3兆4,700億ドルを突破することが見込まれています。Wi-Fiが社会で果たしている役割が表立って取り沙汰されることはあまりありませんが、Wi-Fiは数多くの企業および数多くのユーザーが日々の生活で利用しているサービスになくてはならない存在です。これからもWi-Fiデバイスが質の高いユーザー エクスペリエンスを提供していくためには、今以上に幅広い免許不要帯域を利用することが重要になります。2019年、Wi-Fi Allianceは5 GHz帯と6 GHz帯の両方について追加の免許不要帯域利用に対する活動を引き続き展開すると同時に、Wi-Fiの価値の周知を図るための世界的な活動を広げていきます。Wi-Fiがこれからも革新を続け、将来にわたり質の高いユーザー エクスペリエンスを提供していくことができるように、Wi-Fi Allianceは米国議会Wi-Fi Caucusなどのグループに加え、世界各国の政策決定者および規制当局と連携して働きかけていきます。
  • Wi-Fiの高度なユースケースが「現実」に 2019年、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)テクノロジーは市場のトライアル段階を越えて幅広い場面で活用されるようになり、オフィスやスポーツ会場、住宅などのエクスペリエンスにインパクトを与えるようになるでしょう。  ハイパフォーマンスを提供するWi-Fi 6やマルチギガビットのスピードと低レイテンシを実現するWi-Fi CERTIFIED WiGig™などのテクノロジーを活用し、Wi-Fiはこれまで以上に堅牢なAR/VRエクスペリエンスを提供します。Wi-Fiが本来持ち合わせている長所、セキュリティに対する確固とした取り組み、免許不要帯での効率的な稼働能力などを背景に、これからもWi-Fiは能力を高め、高度なユースケースをサポートするとともに優れたスループット、低いレイテンシ、より高度なネットワーク管理と最適化、優れたユーザー アクセスを提供します。
  • Wi-Fiが住宅環境全体をカバー コネクテッド ホーム環境がますます広がる中、高い信頼性で住宅環境の隅々までをカバーするWi-Fiメッシュ システムも広がっています。さまざまなベンダーがWi-Fiメッシュ ソリューションを提供しており、急増するホームネットワーク トラフィックに対応するために、数々のメッシュ製品が相次いでWi-Fi 6を実装するようになってきています。デバイス ベンダーは、Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh™によって標準ベースのアプローチで複数のアクセス ポイント(AP)を有するWi-Fiネットワークを活用することで、相互接続性を有するWi-Fi CERTIFIED™デバイスの幅広い選択肢を柔軟に提供することができます。また住宅を購入する消費者は、Wi-Fi CERTIFIED Home Design™に基づいて専門家が設計段階からフロアプランにWi-Fiネットワークを直接統合して設計した住宅を購入することも可能です。2019年に予定されているWi-Fi Home Design™の機能強化では住宅の種類がさらに広がり、これまで以上に多くの住宅で、引越したその日からWi-Fiを使い始め、スマートホーム用のデバイスやシステムを増設していくことができるようになります。

 

Wi-Fi誕生20周年に関するその他の情報は、www.20yearsofwifi.comをご覧ください。.

 

2019年のWi-Fiについて Wi-Fi Allianceメンバー企業の知見

「歴史的な観点から見ると、多くの企業やベンダーがWi-Fiの戦略と戦術の進歩を促し、テクノロジーがもたらす結果が常に変化している中で、大部分の予測は的外れであるのが現実です。しかし、中には否定しようのない真実もあります。私にとってそれは、2019年はWi-Fi誕生以来最も革新的な一年になるだろうということです。Wi-Fi 6およびWPA3のリリースとその後の普及、さらにワイヤレスIoTデバイスの爆発的な増加によって、Wi-Fiの運用とセキュリティ環境、またWi-Fiがサポートしなければならないデバイスは根本的に変化するとともに、IoTによってまったく新しい世代のワイヤレス製品が加わるでしょう。ネットワークがかつてないほど大規模化し、ミッション クリティカルに成長してきたことで、Wi-Fiシステムも大幅に高速化しています。2019年のイノベーションの主要なターゲットは人工知能(AI)と機械学習(ML)機能、豊富な知見をもたらすアナリティクス、自動化したオンボーディングプロセス、分類、コントロール、移行です。Wi-Fi Alliance、また当社(Aerohive)をはじめとする個々のベンダーが、Wi-Fiネットワーク運用の簡素化と最適化に焦点を当てたWi-Fiの先進機能を提供するでしょう。注意深く観察すると、すでにこれらのいくつかは市場に出始めています。まとめると ――  2019年の重要なイノベーション、それはネットワーク管理者の仕事を補完、強化、簡素化するAIを活用したソリューションになるでしょう」 – said Perry Correll氏/Aerohive Networks 製品管理担当ディレクター

2019年はWi-Fi 6の年になるでしょう ―― スピードと容量がアップするだけでなく、ますます多くのデバイスをサポートするようになっているコネクテッド ホーム環境を効率的にサポートし、低いレイテンシを実現するとともに、デバイスのバッテリー寿命も長くなります。Wi-Fi 6 と当社AirTiesのソリューションが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

「革新と進化の20年を経て、今年はWi-Fi 6規格によってコネクテッド環境の新たな可能性が現実のものとなり、消費者も企業も劇的な変化を体験することになるでしょう。小売店舗には高度なWi-Fi 6メッシュ ルーターが並び、消費者は自宅のすべての部屋、すべてのデバイスで、マルチギガビットのスピードを利用できるようになります。また企業ではITやビジネスの意思決定者がWLANインフラストラクチャをWi-Fi 6にアップグレードすることで、オフィスやホテル、学校、スタジアムなどあらゆる場所で効率性の向上、容量の増加、また強化した接続性を活用できるようになります。Wi-Fi 6のアクセス ポイントが提供する強化したQoSによって、超高密度なユーザー環境でも、レイテンシの影響をうけやすい高解像度ビデオを楽しむことができます。ISP各社はそれぞれの主力サービスをWi-Fi 6にアップグレードすることで、新しいパフォーマンス機能を活用する最初のスマートフォンとタブレットをユーザーに提供できます。おそらくより重要なのは、ラボでの6GHz Wi-Fi 6のトライアルを通じて2020年下半期に新製品が登場し、新しい帯域レベルで衝突することのないアクセスが実現するであろうということでしょう。これによって、ホーム ネットワークの完全なコードレス化が実現します」 – Charles CheeversARRIS社カスタマープレミス ソリューション担当CTO最高技術責任者

「間違いありません ―― 2019年はWi-Fi 6の年になります。スマートフォンやルーター、アクセス ポイントなど、完全なWi-Fi 6エコシステムが急速に広がるでしょう。実際、世界初のWi-Fi 6スマートフォンであるSamsung Galaxy S10のローンチなど、2019年は素晴らしいスタートを切っています。また、消費者のニーズが非常に高かった、より没入的なソーシャルメディア エクスペリエンスを体験できるようになります。Wi-Fiにとってエキサイティングな時代になりました – Vijay NagarajanBroadcom ワイヤレス コミュニティケーションズ&コネクティビティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

「当社は全米最大のWi-Fiネットワークを運用していますが、2019年も引き続き全米Wi-Fiネットワークの強化と進化に集中していきます。これによってお客様は常時接続環境で、最高のWi-Fiエクスペリエンスを利用できるようになります。当社はXfinity xFi によって、全米1,500万以上の世帯にベスト スピード、カバレッジ、コントロール、そして今回はセキュリティを提供することで、お客様のWi-Fi利用環境を変革しています」 – Eric Schaefer氏/ComcastXfinityサービス担当ジェネラル マネージャー兼シニア バイスプレジデント

2019年は、低消費電力の次世代Wi-Fi プラットフォームがIoTのイノベーションを推し進めるでしょう。当社は、状況認識に基づく低レイテンシでクラウドに依存しない意思決定とより長いバッテリーライフに対するデザイナーの皆様からのニーズの高まりに応えていますが、 タッチや音声、モバイルアプリ、環境的な要因などを通じた常時接続のHMIヒューマンマシン インターフェイスによって、このニーズはさらに高まっています」 – Brian BedrosianCypressIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント

「当社は約20年前の創立以来、Wi-Fiがモバイルをサポートするようにデザインされた初期の二次的なネットワークから現在のように数十億のデバイス、ユーザー、モノをつなぐ主要な接続法としてミッション クリティカルな役割を担う存在になるまで、飛躍的な進化を遂げてきた状況を見てきました。Wi-Fi20周年を祝福しながら、スピードやカバレッジ、容量、セキュリティなど、この重要なテクノロジーが進んできた大きな歩みを振り返る一方で、将来に目を向け、あらゆる業種と地域にわたりユーザー エクスペリエンスの質を高める非常に大きな可能性を楽しみにしています。Wi-Fi 6Wi-Fi CERTIFIED WPA3Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Openなどの開発、新しい革新的なユースケース、また今以上に広い免許不要帯域の利用といった重要な分野における前進など、Wi-Fi の前には明るい未来があります」 – Chuck LukaszewskiArubaHewlett Packard Enterprise社の子会社ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

Wi-Fiはスタンドアロンのテクノロジーから、個々が具体的なニーズに応えるさまざまな無線技術で構成されたエコシステム全体にとって、欠かせない一部になるでしょう。 特にIoT分野では、Wi-Fiベンダーが他のワイヤレス システムのサポートを統合するソリューションを提供することで、ユーザーは高度に統合されたプラットフォームのメリットをフル活用して、最も多様なワイヤレス ニーズでも満たすことができるようになるでしょう」 Jan BuisLANCOM Systems 事業開発担当バイスプレジデント

「無線接続に革命を起こし、業界全体を通じて標準化を推進してきたWi-Fi Alliance20年にわたる成功の年月を祝福します。Wi-Fi Alliance創立メンバーの1社でWi-Fiテクノロジーにおけるリーダーとして、当社Marvellはお客様およびコミュニティに技術の粋を極めたソリューションとテクノロジーの提供で成功をおさめてきたことについても祝福したいと思います。次の20年もWi-Fi Allianceでの継続的なコラボレーションを基盤に、Wi-Fi 6のようなセキュアでハイパフォーマンスなテクノロジーを市場に届けていくことを楽しみにしています」 – Mark MontierthMarvell Semiconductor社ワイヤレス コネクティビティ事業部バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi テクノロジーのパイオニアの1社である当社はNETGEAR、常にWi-Fi各世代の移行において先頭を進んできました。2019年は、Wi-Fi 6製品の導入にとって素晴らしい年になることを期待しているとともに、この1年を通じてWi-Fi 6ネットワークの普及を促進し、増強されている容量と帯域幅を活用していくことを楽しみにしています」 – David Henry氏/NETGEAR社コネクテッド ホーム製品担当シニア バイスプレジデント

「この20年間、Wi-Fiは数多くのトランスフォーメーションをもたらしてきましたが、お楽しみはまだこれからです。2019年は無線接続の新しい時代の幕開けとなり、Wi-Fi 6はパフォーマンス、容量、効率を新たなレベルに高め、60 GHz Wi-Fi の利用は活性化し、免許不要のミリ波mmWave帯を活用することで、かつてない2桁台のギガビット速度、また認識できないレベルのレイテンシを実現するでしょう。Wi-Fi 対応製品の出荷実績におけるグローバル リーダーの1社として、当社はこれまで長年にわたりサポートしてきたように、Wi-Fi Allianceが推進してきたテクノロジーの発展をこれからもサポートしていくとともに、コネクテッド エクスペリエンスの新たな時代における次世代Wi-Fiツールキットをお客様にお届けできることを楽しみにしています」 ラフル・パテルRahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi20年間絶え間なく進化し続け、より速いスピード、より信頼できる接続環境への常に高まるニーズに応えてきました。2019年は、8ストリームMIMOやマルチユーザーMIMOといった高度な機能を活用するWi-Fi 6がメインストリームになりつつあります。6 GHz 帯を利用できるようになり、遮るもののない広い帯域が加わることで、次の大きなイノベーションが現実化して、さらに優れたパフォーマンスとサービス品質QoSが実現されるでしょう」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance® (ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は45,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts: 
Andrea Torres
Highwire PR for Wi-Fi Alliance
wi-fi@highwirepr.com
+1-415-963-4174 ext. 13

Enterprise Networks, Security Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED WiGig, Wi-Fi EasyMesh, Wi-Fi Enhanced Open, Wi-Fi Home Design

Wi-Fi CERTIFIED 6™ - 2019年にリリース

次世代Wi-Fi®をサポートするWi-Fi Alliance®の認定プログラム

米国テキサス州オースチン発 201918Wi-Fi 6に対する業界の盛り上がりの中、Wi-Fi Alliance®はIEEE 802.11axテクノロジーをベースに相互接続性とセキュリティの業界標準に準拠しているデバイスを認定する新しいプログラム、「Wi-Fi CERTIFIED 6™」を発表しました。2019年第3四半期にリリースが予定されているこのWi-Fi Alliance認定プログラムは、超高精細(Ultra HD)映画のストリーミングからミッション クリティカルなアプリケーションまで幅広い次世代Wi-Fi®のユースケース(使用例)において、ユーザーが求める容量、カバレッジ、パフォーマンスを提供します。

Wi-Fi CERTIFIED 6がサポートする先進の機能は、たとえ多くのデバイスが混在する多様なWi-Fi環境であっても、これまでの世代を超える革新的な能力を提供します。これには高いデータレートやネットワーク容量の向上、輻輳環境におけるパフォーマンスの向上、電力効率の向上などを含め、下記の機能が含まれます。

  • アップリンクダウンリンクOFDMA直交波周波数分割多元接続): 高い需要が求められる環境でネットワーク効率を高めながらレイテンシを短縮します。
  • MU-MIMOマルチユーザー多入力多出力): 一度に大量のデータを伝送できるため、アクセスポイント(AP)は数多くのクライアント デバイスへの同時にサポートすることができます。
  • 送信ビームフォーミング: 指定範囲内での高いデータレートによって、ネットワーク容量の向上を実現します。
  • 1024-QAM(1024直角位相振幅変調): 同じ帯域幅でより多くのデータをエンコードすることで、Wi-Fiデバイスのスループットを高めます。
  • TWTターゲット ウェイク タイム): IoT(モノのインターネット)デバイスなど、Wi-Fiデバイスのバッテリー寿命を飛躍的に延ばします。

今年はじめ、Wi-Fi Allianceは消費者にとって分かりやすい、新しい世代表記法を発表しました。この表記法によって、ユーザーはデバイスがサポートしているWi-Fiテクノロジーの世代とネットワークへの接続に利用できるWi-Fiテクノロジーの世代の両方を、ひと目で理解することができます。先頃Wi-Fi Allianceの委託に基づきWakefield Research社が実施した調査では、最新のテクノロジーを実装したデバイスを使いたいとしたユーザーが全体の半数を超えている一方で、デバイスの技術情報を示すラベルと説明を理解できない場合は買わないとした回答者は全体の4分の3近くに上ります。Wi-Fi世代を表示する新しい表記法によって、消費者は最新のWi-Fiテクノロジーを実装しているデバイスを簡単に見分け、期待するWi-Fiエクスペリエンスを提供できるかどうかを判断できます。

ABI Research社のシニア リサーチ アナリスト、Andrew Zignani氏は次のように述べています。「確固とした成功の歴史を背景に、Wi-Fiはインターネット アクセスの主要なテクノロジーであり続けています。Wi-Fi CERTIFIED 6によってWi-Fiが果たす役割はさらに大きくなるでしょう。2022年には、Wi-Fi 6チップセットの年間出荷実績が10億を超えることが見込まれます」

『CES2019』ではWi-Fi 6製品が大々的に公開される予定で、Wi-Fi Allianceのメンバー各社がハイパフォーマンス アクセスポイント(AP)やラップトップ、他の新製品を展示します。Wi-Fi 6デバイスは、消費者アプリケーションとエンタープライズ アプリケーションの両方のユーザー エクスペリエンスの質を高めますが、特にホーム ネットワークやスマートカー、企業、eラーニング、IoT、スタジアム、公共施設、交通機関などのアプリケーションで高い効果を発揮します。高精細ストリーミングやVR(仮想現実)、インタラクティブHD/4Kビデオ、資産トラッキングとセンサー、また優れた効率のアップロード/ダウンロード機能など、Wi-Fi 6はこれらのシナリオで幅広いユースケースをサポートします。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「Wi-Fi 6は、接続性への高まるユーザー ニーズを満たすだけでなく、ますます増えているWi-Fi利用が可能な場所における効率を高めます。Wi-Fi CERTIFIED 6 は、20年近くにわたり標準ベースの相互接続性試験を通じてWi-Fiデバイスが品質と相互接続性への期待に応えることを保証してきた歴史を、そのまま受け継ぐプログラムです」

Wi-Fi CERTIFIED 6 の詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-certified-6をご覧ください。

業界全体がWi-Fi CERTIFIED 6を支持

Wi-Fi 6ではスピードと容量がアップするだけでなく、ますます多くのデバイスをサポートするようになっているコネクテッド ホーム環境を効率的にサポートし、低いレイテンシを実現するとともに、デバイスのバッテリー寿命も長くなります。Wi-Fi 6 と当社のSmart Wi-Fi ソフトウェアが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

 Wi-Fi 6は、私たちが日々の生活を管理し、さまざまな人とつながり、また多くの企業がビジネスの基盤として頼っている環境に革命を起こしたWi-Fiテクノロジーにおける、歓迎すべき進歩です。最高のユーザー エクスペリエンスを確保する上で、Wi-Fi CERTIFIED 6は重要なステップになるでしょう。当社は、ホスピタリティや教育、屋外施設、スマートシティなどのアプリケーションを含め、厳しい要件が求められる住宅環境と企業環境におけるWi-Fi管理およびコネクティビティの質を高めるWi-Fi CERTIFIED 6ソリューションの認定を楽しみにしています」 – Charles Cheevers氏/ARRIS社カスタマープレミス ソリューション担当CTO(最高技術責任者)

Wi-Fi の第6世代が到来しました。当社のチップをベースに市場をリードするWi-Fi 6ルーターは、すでにAmazonBest Buyといった小売のアウトレットで入手できます。スマートフォンによって急速に普及が進むことで、2019年はWi-Fi 6 の年になるでしょう。携帯電話によるモバイル エクスペリエンスは、デジタル メモリーをシームレスにストリーミングしたり共有したりする中で、かつてないほどスピーディかつセキュアで安定したものになるでしょう。今年、新しい携帯電話や無線ルーターを買う際には、必ずWi-Fi 6を頼むことを忘れないようにしてください」 – Vijay NagarajanBroadcom モバイル 尾根句ティ日ティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

Wi-Fi 6認定を開始することは、免許不要帯域利用の環境づくりに向けた大きな前進です。Wi-Fi 6はコネクテッド環境のパフォーマンスを高めるだけでなく、さまざまな次世代のユースケース実現の鍵になるでしょう。業界が一堂に会するCES2019では、Wi-Fi が本来持っている長所にスポットライトが当てられ、来場者はワイヤレス環境が飛躍的な進化を遂げていることを、Wi-Fi 6によって目の当たりにするでしょう」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「当社は、Wi-Fi 6 MACおよび最新鋭のIPプラットフォームを市場に送り出せることを誇りに思うとともに、プログラムが始まったら、W-Fi CERTIFIED 6のステータスを取得することを楽しみにしています。Wi-Fi 4Wi-Fi 5を使用している既存のお客様は、最新世代の規格が提供する多くの新機能や飛躍的に強化されたパフォーマンスと省エネ性を活用するため、すでにWi-Fi へのアップグレードを進めています。モバイルやスマートホーム、ネットワーキング、モノのインターネットIoTなどの分野において、Wi-Fi 6の採用が幅広く進むと当社は考えています」 – said Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当GM

Wi-Fi 6によって、ホーム ネットワークのデファクト テクノロジーとしてのWi-Fiはさらに深化と拡大が進み、コネクテッド オートメーションおよびメディア デバイスの高密度ネットワークで、途切れることのない長距離パフォーマンスを提供します。Wi-Fi 6の効率的なスケジュール ネットワーク パフォーマンスのお陰で、ホーム ネットワークから車載インフォテインメントまで、先進のメディアの共存と省エネ性に優れたネットワーキングによって当社はこれまで以上に堅牢なユーザー エクスペリエンスを提供することができます」 – Brian BedrosianCypress SemiconductorIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント

2019年はWi-Fi ユーザーにとって画期的な年になるでしょう。Wi-Fi CERTIFIED 6 (“Wi-Fi 6”) インフラストラクチャが実現するパフォーマンスとセキュリティの強化によって、Wi-Fi ユーザーは次世代の消費者アプリケーションとビジネス アプリケーションをサポートするデバイスの能力に目を見張ることになるでしょう。また、ユーザーは通信事業者レベルのワイヤレス エクスペリエンスを手にし、5GネットワークとWi-Fi 6をシームレスに統合することで、さらに高い容量を確保できます。これまでと変わることなく、私たちはこれからも当社のネットワーキング テクノロジーがWi-Fi Alliance の規定する相互接続性とセキュリティの認定規格を完全に満たすことができるようにしていきます」 – Chuck Lukaszewski氏/Aruba社(Hewlett Packard Enterprise社の子会社)ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

 Wi-Fi 6はコネクティビティにおけるゲーム チェンジャーです。Wi-Fi 6は、消費者が日々の生活で常につながっているコネクテッド エクスペリエンスを実現する、最も速く最も応答性に優れた信頼できるWi-Fi環境、すなわち正に消費者が求めているものを提供します。Intelは、Wi-Fi 6を支持しています。当社は、PCおよびホーム ルーターとゲートウェイの両方についてWi-Fi CERTIFIED 6ソリューションをサポートすることで、市場をリードする製品を通じて可能な限り最高のコネクテッド エクスペリエンスを提供します」 – Eric McLaughlin氏、Intel 社ワイヤレス ソリューション グループ担当ジェネラル マネージャー

Wi-Fi 対応製品の出荷実績における世界的リーダーの1社として、最新のWi-Fiテクノロジーを消費者および企業の広がり続ける顧客ベースへ提供していく中で、当社はWi-Fi Alliance認定の重要性を認識しており、リリースが予定されているWi-Fi 6 (11ax)の相互接続性認定プログラムをサポートする企業の1社であることを誇りに思います。Wi-Fi Allianceとの長いコラボレーションの歴史、また新しいWi-Fi プログラムの策定および相互接続性認定用テストベッドにおいても広くサポートしてきた実績を背景に、私たちQualcomm Technologies、またモバイルおよびインフラストラクチャのお客様は、Wi-Fi Allianceが規定する、この非常に重要なWi-Fi CERTIFIED 6の認定を受領することになるでしょう」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

「当社はWi-Fi CERTIFIED 6とこのプログラムがもたらす大きな価値を歓迎します。当社はあらゆる範囲を網羅したWi-Fi 6 製品を提供しており、Wi-Fi CERTIFIED 6™プログラムにも積極的に関わっていく予定です。 全社を挙げてこのプログラムに対応することで、当社は卓越したユーザー エクスペリエンスを提供するためのコネクティビティの強化に引き続き確固とした姿勢で取り組んでいきます」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は45,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts: 
Andrea Torres
Highwire PR for Wi-Fi Alliance
wi-fi@highwirepr.com
+1-415-963-4174 ext. 13

調査手法について Wi-Fi Alliance 調査は、20181214日~1219日にWakefield Researchwww.wakefieldresearch.com)が米国の18歳以上の成人1,000人を対象に、電子メールによる依頼とオンライン調査を通じて実施しました。 この標本数は、18歳以上の米国人口を代表する信頼できる精度の高い結果を得ることができる人数として設定されています。

すべての標本を通じ、その結果には標本分散が伴います。分散の度合いは計測が可能で、インタビューの数および結果を表現する割合のレベルによる影響を受けます。本調査で実施されたインタビューの場合、標本分散がない確率は、標本に該当する全員に対してインタビューを実施した場合の結果との比較において、100分の953.1%以上です。

Enterprise Networks Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED n

Wi-Fi®が未来の接続性を提供

進化するWi-Fi 幅広い次世代ユースケースにも引き続きコアメリットを提供

米国テキサス州オースチン発 20181218 -Wi-Fi Alliance®は、今日と将来の両方における次世代の幅広い接続シナリオに関する最新のホワイトペーパー、『Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi: 接続環境の未来)を発表しました。Wi-Fi 6における機能強化と進化した機能のポートフォリオを背景に、このホワイトペーパーではWi-Fiのこれまでの成功の基盤となっている長所はそのままで、高度なユースケースをサポートするために幅を広げているWi-Fiテクノロジーの能力について、詳細を説明しています。Wi-Fi テクノロジーは信頼性、セキュリティ、相互接続性を提供していますが、これからさらに優れた容量、高速なスピード、低いレイテンシを実現して、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、超高精細(Ultra HD)動画、マルチプレイヤー ゲーム、モノのインターネット(IoT)、その他の没入的エクスペリエンスを含む次世代のユースケースをサポートします。

これまで20年近くにわたり、Wi-Fiネットワークは分散型の接続ファブリックを通じて住宅やビル内、高密度な屋外環境など最もニーズが高い場所にWi-Fi接続環境を提供してきました。このように接続を実現しながらハイレベルなセキュリティによってユーザーを保護するとともに、利用可能な免許不要帯域を効率的に活用しています。最新のホワイトペーパーは、今日のWi-Fiテクノロジーが受け継いでいる多くの長所に関する詳細も網羅しています。これらの機能が、次世代接続環境に欠かせない以下のような特性を実現します。

  • 手頃なパフォーマンス
  • 免許不要帯域の利用
  • 使いやすさ
  • 自己展開性
  • 長期にわたる互換性

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「Wi-Fiは継続して豊富な機能を付加していくことで、展開シナリオの幅を広げています。これからも新しいテクノロジーが現れたり消えたりするでしょうが、Wi-Fiはこれまでの確固とした実績とコアコンピタンスを背景に、ミッションクリティカルな接続性を提供しながら世界を網羅する膨大な量のデータ トラフィックをサポートしていきます」

Wi-Fi Allianceのテクノロジー ポートフォリオは、低消費電力シナリオからハイパフォーマンス、高容量シナリオまでを幅広く網羅しています。今日のWi-Fiは高解像度動画やWi-Fi通話、スマートホーム モニタリング、ホットスポット アクセス、都市レベルのサービス自動化、住宅用AR/VR機器、シームレスなローミングなどをすでにサポートしていますが、Wi-Fi 6ではWi-Fi の機能とパフォーマンスがさらに新たなレベルに高められるとともに、60 GHzのミリ波帯におけるWiGig の強化によって、これまで以上の高速伝送と長距離カバレッジを実現します。また、Wi-Fiはコネクテッド ホーム、コネクテッド エンタープライズ、IoT、スマートシティ、キャリアサービス、公共施設などにおける数多くの高度なユースケースに優れた接続性を提供します。さらに、Wi-Fi HaLow™がコネクテッドカーやデジタル ヘルスケア、産業分野など優れた電力効率が求められる多様なユースケースをサポートします。

世界90億デバイスを超える設置ベースを背景に、レガシー デバイスをサポートするバックワードの互換性はそのままで、Wi-Fiは漸進的な移行の一環として次世代の接続性を提供します。Wi-Fi 6は新しいインフラストラクチャへの大きな投資は不要で導入でき、パフォーマンスと容量を高める多くの強化機能を提供します。また、必要に応じてユーザーはWi‑Fi 6デバイスへアップグレードすることもできます。今日多くの次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの能力によって、通信事業者では高い費用を要するセルラーネットワークを展開するプレッシャーと緊急性が軽減されます。また、サブスクライバーは新しいモバイル デバイスを購入しなくても高度なユースケースを体験することができます。

Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi:接続環境の未来)は、現在のようにWi-Fiがデバイスとネットワークでほぼユビキタスな存在になることができた理由でもある、Wi-Fiならではの5つの長所を敷衍するだけでなく、多くの重要な次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの進化にも目を向けます。このホワイトペーパーでは今日利用できる高度なユースケースの概要を紹介しながら、今後数年間についての展望を考察します。さらに、5Gを支援するWi-Fiの役割を解説するとともに、Wi-Fi が私たちの生活にもたらす経済的、社会的メリットの詳細を説明します。

本ホワイトペーパーはこちらでダウンロードできます。

次世代Wi-Fiに対する業界の支持

「これまでの世代のWi-Fi のほとんどでデータレートとパフォーマンスが高められていますが、Wi-Fi 6は従来のWi-Fi アーキテクチャに革新的な変化をもたらすことができるようにデザインされています。複数のクライアントと効果的に同時通信できるWi-Fi 6の能力は、ワイヤレス ネットワークで実現できるとは想像すらできなかったレベルの容量、パフォーマンス、ネットワーク効率を実現します。
既存のワイヤレス ネットワークの需要やIoT、スマートシティ、コネクテッド ホーム、VR/ARの需要が加わることでWi-Fiネットワークの負荷もさらに高まりますが、Wi-Fi 6はこのように高いレベルのパフォーマンスをサポートして提供する能力を有しています。Wi-Fi 6は、最も密度が高い環境でさえもユーザーおよびIT管理者にプラスの体験を提供します」 –Perry CorrellAerohive Networks 製品管理担当ディレクター

Wi-Fi Allianceが提供するこの簡明で知見あふれる新しいホワイトペーパーにあるように、Wi-Fi はこれからも未来の接続性を担う存在です。Wi-Fi 6 のようなイノベーションと当社AirTiesSmart Wi-Fi ソフトウェアが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

Wi-Fi 6およびPasspointなどのテクノロジーによって免許不要ネットワークが5Gの時代へと進み、スピード、レイテンシ、信頼性、セキュリティ、トラフィック管理に対する期待に応えるハイパフォーマンスが実現されます。人とモノのデジタル トランスフォーメーションを実現する上で、比類ない効率性で膨大な量のデータを伝送できるWi-Fi とその能力は不可欠な要素です」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「ますますデジタル化が進んでいる世界において、Wi-Fiの重要性はかつてないほど高まっています。Wi-Fiはオフィスや自宅、モバイル環境など、どこでもコスト効率の良い接続を実現してくれます。Wi-Fiが世界経済にもたらす効果は、毎年2兆ドル近くに上ります。私たちが作り上げたものをシームレスに共有する新たな手段を求めていく中で、Wi-Fi 6は一定のペースで迅速かつ安定したセキュアなコンシューマエクスペリエンスを提供してくれるでしょう。Wi-Fi Allianceの最新ホワイトペーパーは、Wi-Fiが絶え間なく与えているインパクトを適切に解説しています」 – Vijay NagarajanBroadcom モバイル 尾根句ティ日ティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

「幅広いユースケースをサポートするさまざまな新機能、飛躍的に向上したパフォーマンス、低い消費電力などから、当社はすでにWi-Fi 6への高い需要を実感しています。当社は多くの世代にわたりWi-Fi MACおよびモダンIPの開発とライセンシングを行ってきていますが、既存のお客様だけでなく多くの新しい見込み客の皆様も、Wi-Fi 6 が次世代のスマートデバイスとコネクテッド デバイスにもたらす能力を心から喜んでいます」–Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当ジェネラル マネージャー

Wi-Fi は長年にわたりいつでもどこでも誰でも優れたコスト効率で接続できる環境というブランドの約束を実現し、毎年2兆ドル近くに上る経済効果を世界にもたらしています。Wi-Fi Allianceのホワイトペーパーは、洗練され、非常に高い要件が求められるエンタープライズおよびサービス プロバイダー セグメントにおける当社のお客様を含め、あらゆる市場セグメントでWi-Fi 6がこれからもこの約束を実現し、将来にわたり現実の問題を解消するということに信頼を寄せられる、豊富な実証データを提供します」 – Matt MacPhersonCisco社ワイヤレス担当CTO最高技術責任者

Wi-Fiは、数十億のデバイス、ユーザー、モノにとって主要な接続テクノロジーとなっています。Wi-Fi 6が提供する数々の新機能、また懸案となっている免許不要帯域の拡張など、Wi-Fi5Gで期待されているユースケースを含め、新しい革新的な幅広い次世代ユースケースをサポートする理想的な接続媒体として、ユニークな位置付けにあります」 – Chuck LukaszewskiHewlett Packard Enterprise社ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

Wi-Fi は本当の意味での大衆現象です。 欧州の数百万の世帯と企業が独自のWi-Fi ネットワークを運用しており、今日のデジタル ライフとデジタル ビジネス プロセスの基本要素となっています。 これはWi-Fiだけが果たすことのできる役割であり、5G環境の時代になっても変わることはありません」  – Jan BuisLANCOM Systems 無線LANIoT、スイッチ担当バイスプレジデント

Wi-Fiテクノロジーは、数十億のユーザーおよびデバイスと、私たちが日々利用し、楽しんでいるコンテンツおよびエクスペリエンスをつないでくれます。コネクテッド デバイスの数が増えるとともに、一般家庭や企業などでより迅速かつ効率的なネットワークへの期待が高まる中で、Wi-Fi 6のような新しいテクノロジーは明日のコネクテッド ワールドのニーズを今日満たしています。Wi-Fiデバイスの出荷と展開におけるグローバル リーダーの1社として、当社は業界をリードする大手メーカーの皆様とのコラボレーションを通じてWi-Fi 6テクノロジーを提供し、最も革新的なユースケースをサポートしています」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi 6は、ネットワークへの高速アクセス、干渉の軽減、IoTデバイスの簡単な統合を実現し、エンドユーザーに大きなメリットを提供することで、次世代Wi-Fi接続の実現を支援します。当社はWi-Fi 6 を強力に支持しており、当社の高度なソリューション ポートフォリオはWi-Fi 6 のメリットをフルに提供します」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

20億以上のデバイス出荷実績、またこれからも登場する数々の新機能を背景に、ますますワイヤレス化が進んでいる世界においてWi-Fiはこれからも中心的な役割を果たすでしょう。Wi-Fi Allianceの最新のホワイトペーパー “Next Generation Wi-Fi” は、Wi-Fi 6WiGigテクノロジーの重要な機能と実現するサービス、利用する異なる帯域、Wi-Fiがもたらす社会的、経済的メリットを分かりやすく説明してくれる素晴らしい資料です。私たちRuckus は、’5Gの時代へ突入していく中で、これからもWi-Fi のイノベーションでリーダーシップを発揮していくことを楽しみにしています」 – Dave WrightRuckus NetworksARRIS 社子会社規制関係およびネットワーク規格担当ディレクター

 

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は40,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts: 
Andrea Torres
Highwire PR for Wi-Fi Alliance
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Enterprise Networks, Security Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED n, Wi-Fi CERTIFIED WiGig, Wi-Fi Easy Connect, Wi-Fi Enhanced Open, Wi-Fi HaLow

Wi-Fi CERTIFIED 6™: 先進のWi-Fi®パフォーマンスを実現 (2021)

豊富なデジタル メディア コンテンツをあらゆる場所で利用できるようになり、ユーザーが常時接続環境を求めるようになったことで、あらゆるWi‑Fi®デバイスのパフォーマンスへのニーズが高まりました。また、このような状況が全体的なネットワーク容量の大幅な増加、さらに大規模な展開環境で発生しがちな効率性の低下を軽減するための新しいオペレーション モードへの需要につながっています。Wi‑Fiネットワークの導入が右肩上がりで推移していく中で、Wi‑Fiデバイスは混雑して輻輳している環境でも高い信頼性でサービスを提供しなければなりません。ユーザーは、密度が高いネットワーク環境でも安定したWi-Fi接続を期待しています。一般的にこのような環境には複数の干渉源やユーザー負荷が中程度から高程度のアクセスポイント(AP)、また多様なクライアント デバイスが存在しています。

IEEE(米国電気電子学会)の802.11ax規格をベースにしているWi-Fi 6は、進化および増加しているWi-Fiテクノロジーの活用を効果的にサポートするさまざまな機能を提供します。 Wi‑Fi Alliance®は、Wi-Fi 6デバイスが品質、セキュリティ、相互接続性に対するユーザーの期待へ確実に応えられるようにするための認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」をリリースしました。Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムは、標準ベースの認定試験におけるWi-Fi Allianceの20年に及ぶ歴史を受け継ぐプログラムです。

市場ニーズが進化している中、これらのニーズへ対応するためには新しい手法が必要です。Wi‑Fi 6は、2.4 GHz帯と5 GHz帯の継続的な成功およびWi-Fi 6Eにより6 GHz帯でWi-Fi 6が稼働したことで明らかになった課題に対応し、ワイヤレス接続に求められる高容量とパフォーマンスをサポートする上で不可欠な役割を果たします。

Wi-Fi Alliance® が Wi-Fi 6を発表

世代の異なるWi-Fi® テクノロジーがひと目で分かる、世代識別の新たなアプローチ

米国テキサス州オースチン発 2018103 Wi-Fi Alliance®は、802.11axテクノロジーをベースに、次世代のWi-Fi®機能を提供する製品とネットワークを表す業界表示「Wi-Fi 6」を発表しました。「Wi-Fi 6」は、Wi-Fi Allianceの新しい命名法による表記の1つです。この表記法によって、ユーザーは使用するデバイスがサポートしているWi-Fiテクノロジーと、そのデバイスがネットワークとの接続に使用しているWi-Fiテクノロジーの両方を簡単に知ることができます。

新しい表記法では、Wi-Fiテクノロジーの大きな進化に対応する形で、数字(続き番号)によってWi-Fiの世代を表します。 この世代表記を使うことで、デバイス メーカーはデバイスがサポートしている最新のWi-Fi テクノロジーを表し、OSベンダーはデバイスとネットワーク間のWi-Fi 接続の世代を表し、サービス プロバイダーは自社が提供しているWi-Fi ネットワークの機能・能力をユーザーに対して示すことができます。この表記法は、802.11nや802.11acなど、これまでの世代を表す際にも使用できます。 世代を示す数字(番号)の意味は次のとおりです。

  • Wi-Fi 6: 当該デバイスが802.11axテクノロジーをサポートしていることを表します。
  • Wi-Fi 5: 当該デバイスが802.11ac テクノロジーをサポートしていることを表します。
  • Wi-Fi 4: 当該デバイスが802.11n  テクノロジーをサポートしていることを表します。

このように世代が新しくなるごとに、スピードの高速化やスループットの増加、エクスペリエンスの向上など、Wi-Fiは新たな機能を提供しています。この新しい表記法が業界に普及すれば、ユーザーは期待できるエクスペリエンス(利用環境)をより良く理解できるようになります。Wi-Fi 6は、消費者および企業の幅広い環境におけるデバイスとアプリケーションのニーズに応える質の高いエクスペリエンスを提供します。この世代表記は、Wi-Fiのエコシステム全体を通じて広く普及することが見込まれています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「これまで20年近くにわたり、Wi-Fiユーザーの皆様はデバイスが最新のWi-Fi世代をサポートしているかどうかを判断するために、技術的な命名法に則った表示を詳細にチェックしなければなりませんでした。Wi-Fi Allianceは、今回Wi-Fi 6をリリースするとともに新しい命名・表示法を発表できることを嬉しく思います。これによって業界およびユーザーの皆様は、利用するデバイスや接続環境がサポートしているWi-Fiの世代をひと目で識別できるようになります」

デバイス メーカーやOSベンダーは、デバイスの機能を示すことができるだけではなく、この表記法をユーザー インターフェイス(UI)に組み込むことで、接続中のWi-Fiのタイプ(世代)を示すことができます。Wi-Fiネットワーク間でユーザーが移動すると接続先に合わせてUI表示が変化するので、ユーザーはデバイスの接続環境をリアルタイムに把握できます。 Wi-Fi 6から、IEEE 802.11リリースをベースにするWi-Fi Alliance認定プログラムではWi-Fiの世代表示を含めた名称表記を使用します。Wi-Fi CERTIFIED 6™認定は、2019年から提供の予定です。

詳細は、https://www.wi-fi.org/wi-fi-6で『Wi-Fi 6 White Paper』および『Generational Wi-Fi User Guide』をダウンロードしてご覧ください。

業界全体がWi-Fi 6を支持

「当社は、IEEEの新しい802.11axテクノロジーをサポートする、消費者にわかりやすいWi-Fi Allianceの新しいWi-Fi 6表記法を全面的に支持します。 これでWi-Fi Alliance は、セルラーテクノロジーの分野では当初より採用されてきた世代の命名・表記法と同じタイプの命名・表記法を消費者に提供することになりました。Wi-Fiテクノロジーは21年間にわたり進化・向上しており、わずか数メガバイトだった速度も現在は数ギガビットまで進化していますが、これまでの表示でこのような情報は提供されません。新しい表記法のWi-Fi 6によって、消費者は利用できるWi-Fiのレベルを把握できるとともに、より質の高いサービスを求めることができます。また、当社はWi-Fi Allianceが来年から開始するWi-Fi CERTIFIED 6™認定プログラムも楽しみにしています。これを初の機会として、最新世代のAerohive デバイスを提供する予定です」 –Perry CorrellAerohive Networks 製品管理担当ディレクター

「今回Wi-Fi AllianceWi-Fi の命名・表記法を簡素化し、消費者にもわかりやすい形にしたことは称賛に値します。今後は802.11axではなくWi-Fi 6という表記を使用しながら、次世代のWi-Fiが提供するサービスと能力をお客様に伝えていくことを楽しみにしています」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

「当社が創立された16年前、初期段階のWi-Fiは企業でモバイルをサポートする二次的なネットワークとしての役割を果たしていましたが、その後飛躍的な進歩を遂げ、現在のように数十億のデバイス、ユーザー、モノをつなぐ主要な接続環境としてなくてはならない存在になりました。今回Wi-Fi Allianceがテクノロジーの世代の違いを明確に示せるように表記法を簡素化したことを、当社は歓迎しています。これによって、ユーザーは使用するデバイスやネットワークがサポートしているテクノロジーを簡単に確認できるようになるでしょう」 – Lissa HollingerArubaHewlett Packard Enterpriseの子会社ポートフォリオ マーケティング担当バイスプレジデント

「この20年間、Wi-Fiはほぼあらゆる環境に変革を起こし、社会面と経済面の両方について飛躍的な発展を後押ししています。接続環境が新たな時代に入っていく中で、Wi-Fiはこれまでの実績にとどまることなく、歩を進めています。最新のWi-Fiは、超高速、高スループット、超低レイテンシ、高度なセキュリティ、またTWTターゲット ウェイクタイムのような新機能など、幅広いユースケースを通じてシームレスなコネクテッド エクスペリエンスを実現する数々の新機能を提供します。当社は、この新しいWi-Fi世代表記の立ち上げに関わるとともに、Wi-Fi Allianceとのコラボレーションを通じてWi-Fi のエコシステムをさらに進化発展させていくプログラムを確立していけることを誇りに感じています」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「消費者はWi-Fiが大好きです ―― インターネット接続するほぼすべてのデバイスがWi-Fiに対応しているとともに、無線通信トラフィックの80%以上がWi-Fiによって行われています。Wi-Fiの第6世代である802.11axは最先端のテクノロジーで、これまで以上の高速性、容量、カバレッジを実現し、いま以上に楽しく利用できるユーザー エクスペリエンスを提供します。今回の新しいシンプルな世代表記法によって、消費者は携帯電話や無線ルーターなどをWi-Fi 機能に基づいて吟味して、ニーズに合った最適なデバイスを選ぶことができます。例えばWi-Fi 6の表示があるデバイスなら、そのデバイスが現在の市場で最高の無線接続環境を提供するということがわかります」
 – Vijay NagarajanBroadcom  社無線通信&接続環境マーケティング担当シニア ディレクター

 「当社は、今回の明瞭な表記法の導入を歓迎します。当社は802.11a/b/g/n/ac/axを網羅するテクノロジーの複数の世代を通じ、長年にわたりMACおよびModem IP のライセンシングを行っていますが、 今回の新しい命名・表記法は、ユーザーの認知度を大きく高めるシンプルで一貫したフレームワークになります。Wi-Fi 6が誕生したいま、これは特に重要な意味を持っています」 –Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当GM

Wi-Fi 6 (802.11ax) は大きな進歩です ―― 消費者と企業の両方にとって、引き続きWi-Fiはローカルの無線接続における最良の選択肢であり続けるでしょう。当社は、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを実現するための接続性とセキュリティを向上させる不断の取組みの一環として、両方のクライアントおよびホーム インフラストラクチャにWi-Fi 6ソリューションを提供します」 – Eric McLaughlin氏、Intel 社クライアント コンピューティング グループ、ワイヤレス ソリューションズ担当ジェネラル マネージャ

802.11axテクノロジーをベースにするWi-Fi 6は、ユーザー エクスペリエンスの質を飛躍的に高めます。 現実の世界の高密度環境には、一貫性のある安全で信頼できる質の高いダウンロードアップロード エクスペリエンスが必要です。当社はWi-Fi Allianceとの緊密なコラボレーションをベースにこのテクノロジーを市場に展開し、技術面および卓越したアップロード能力を含め、Wi-Fi 6を完全に実装した幅広い範囲の製品を提供します」  – Mark MontierthMarvell社ワイヤレス コネクティビティ事業部ジェネラル マネージャ

「あらゆる人とモノをつなげるというWi-Fi Allianceのミッションは、誰もが優れたテクノロジーを利用できる環境づくりという当社のビジョンと一致します。ホーム ネットワークでますます増えているコネクテッド デバイスをサポートする、高速で信頼できる接続性への消費者の依存度が高まる中、今回の新しい表記法によって消費者は最新のWi-Fi テクノロジーが提供する先進の機能をより明確に把握できるようになり、質の高い豊富な情報に基づいて、それぞれの接続性に対するニーズに合わせた最適な製品を判断できるようになります」 – Finbarr MoynihanMediaTek 法人営業&事業開発南北アメリカおよび欧州担当VP

「使用しているWi-Fi テクノロジーのレベルをユーザーが簡単に知ることができる新しい表記法を、当社は歓迎します。 この表記法によって、ユーザーはWi-Fiテクノロジーの世代による違いを明確に把握して評価できるようになり、最新の802.11ax規格の普及が進むでしょう」 – David HenryNETGEAR社コネクテッド ホーム製品担当シニア バイスプレジデント

Wi-Fiが日々数億人のユーザーのコネクテッド エクスペリエンスの提供において中心的な役割を果たし、また802.11ax のような次世代テクノロジーが登場している中、Wi-Fi Allianceの世代表記法は、業界および消費者にとってのWi-Fiの価値を定義する上で欠かすことのできない直観的なアプローチです。当社は、Wi-Fi の出荷実績および802.11axテクノロジーをベースにするWi-Fi 6の展開におけるグローバル リーダーとして、Ruckus社、Huawei社、NewH3C社、KDDI Corporation/NEC Platforms社、Charter Communications社、KT Corp社をはじめとするお客様、またエンタープライズ、イベント会場、ホーム、モバイル、コンピューティングなどのセグメントとともに、このイニシアチブをサポートします」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャ

Wi-Fi Allianceメンバーの1社として、当社はWi-Fi Allianceの新しい命名・表記法を支持します。このキャンペーンによって、ネットワーキング エコシステムは今後のリリースでWi-Fi テクノロジーの世代の違いを明確に識別できるようになるでしょう」 – Greg BeachRuckus Networks社の子会社ワイヤレス製品担当バイスプレジデント

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