Wi-Fi Alliance®とタイ国立大付属ラマティボディ病院、先進の6 GHz医療アプリケーションのデモを実施

次世代Wi-Fi® AR/VRデモが、医療・教育分野に6 GHzがもたらす大きな機会を明示 ―― タイ政府と米政府もプロジェクトを支援

バンコク(タイ)発 - 2024 年7月25日 - Wi-Fi Alliance®とMahidol University(タイ国立マヒドン大学)付属Ramathibodi Hospital(ラマティボディ病院)は、医療の未来を変革する数々の次世代Wi-Fi®テクノロジーを実証するデモに成功したことを発表しました。このライブデモでは、高速、高スループット、低遅延時間(レイテンシ)が求められる洗練されたWi-Fi AR/VR(拡張現実/仮想現実)ユースケースにおいて、医療教育とサービス提供を強化する質の高いデジタル インフラストラクチャをサポートできる6 GHz Wi-Fi の能力が明確に示されました。

6 GHz帯域のフル1200 MHzチャネル x 7に対して500 MHz帯域の下位部分(6 GHzの下位部分)で利用可能な160 MHzチャネル x 3のみを使用する2つのユースケースをモデルにしたこのプロジェクト「6 GHz Wi-Fi in healthcare: the future of AR/VR use cases for medical applications医療分野における6 GHz Wi-Fi: 医療アプリケーションにおけるAR/VRユースケースの未来)」では、ネットワーク負荷が高い環境において最適なユーザー体験を維持する上で、6 GHz帯域全体の果たす重要性があらためて浮き彫りにされました。

このデモで対象とした重要なユースケースは以下のとおりです。

  • 医療教育・研修におけるAR/VRテクノロジーの効率的な利用。没入型のバーチャル解剖視覚化といったAR/VRテクノロジーは、人体解剖学における詳細な分析を可能にし、骨格、筋肉、神経、軟部組織構造を含む人体の没入型3Dビューを医師と医学生に提供します。
     
  • 高密度環境におけるストリーミングとファイル転送。次世代Wi-Fiテクノロジーでは、500席のクラスルームの全員が個別にHD動画をストリーミングしたりファイルを転送したりすることや、5 GHz/6 GHzのマルチレイヤ ネットワーク セグメンテーションおよび展開環境を利用することが可能になります。

同院とWi-Fi AllianceならびにWi-Fi Allianceメンバー パートナーのHewlett Packard Enterprise社、Intel社、Meta社のコラボレーションを基盤に、数カ月にわたり実施されるトライアルにおけるこの初期デモ フェーズでは、6 GHz Wi-Fiを活用して同院の医師と医学生の教育・学習能力を高めます。 

さらに、タイのNBTC(National Broadcasting and Telecommunications Commission、国家放送通信委員会)と米USTDA(United States Trade and Development Agency、貿易開発庁)もこのプロジェクトを支援しており、6 GHz Wi-Fi帯域全体を活用することが社会経済にもたらすインパクトをあらためて強調する形となっています。 

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、ケヴィン・ロビンソン(Kevin Robinson)は次のように述べています。「私たちWi-Fi Allianceは、6 GHz Wi-Fiがもたらす医療分野を刷新する非常に大きな機会を広く示すという役割を果たせることを誇りに思います。今日、Wi-Fi はパフォーマンスと信頼性を新たなレベルへ高め、今回のものを含む一連のデモは、医療分野における患者ケアと医療・運用効率にWi-Fiがもたらす潜在的なインパクトを示すほんの一例に過ぎません」 

Ramathibodi Hospital医学部の施策・企画担当部長補佐、Sithakom Phusanti博士は次のように述べています。「私たちは6 GHz Wi-Fiの能力を活用することで、施設の効率性と接続性を高めています。今回のデモは、大学附属病院としての当院のさまざまな能力の向上に向けた次のステップです。この歩みの中で、次世代Wi-Fi テクノロジーは能力開発と学習の新しいフェーズを促進してくれるでしょう」

重要なユースケースのサポートに加え、6 GHz Wi-Fiインフラストラクチャは、医療施設が将来の進歩に対応してくための拡張性と信頼性に優れたネットワークを提供します。同院における導入は、タイの全国的な次世代Wi-Fi の展開モデルとなることを目的としたもので、Wi-Fiが未来の医療を刷新し革命をもたらすさまざまな方法を明確に示します。このプロジェクトは、世界中で再現することが可能です。

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー体験を提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は80,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Ramathibodi Hospital(ラマティボディ病院)について

タイ国立マヒドン大学医学部付属病院である同院は一流の医療サービスを提供してきた長い伝統を有し、 高度な能力を有する医療のプロフェッショナルで構成された専門チームが、一般診療から複雑な医療処置まで、各分野に特化した幅広いサービスを提供しています。患者を中心に据えた治療に対する同院の揺るぎない姿勢は、一人ひとりが思いやりのある支援的な環境で最高水準の治療を受けられることを保証します。医学研究およびイノベーションの拠点として、同院が有する最先端の研究施設と共同研究環境は、ゲノム、再生医療、公衆衛生を含むさまざまな分野における画期的な研究を促進しています。

また、同院は次世代の医療人を育成するための幅広い学部・大学院課程を通じた総合的で先進的な教育プログラムでも広く知られています。 臨床解剖学のカリキュラムにAR/VRの先端技術を組み込むことで、同院は管理された没入感のある環境で学生が実践的な経験を積める環境を実現しています。

6 GHz, Education, Healthcare

Wi-Fi®を活用したスマートホーム(ホームIoT)のユースケース (2022)

「モノのインターネット(IoT)」とは、例えばコンピュータやスマートフォン、テレビ、ゲーム機とコントローラーなど、Wi-Fi®を使用する従来のコンピューティングおよびエンターテインメント製品の枠を超えてインターネットや相互に接続する「モノ」を指します。これらのIoTデバイスは接続性(コネクティビティ)を使って中核となる機能を実行し、多くの場合スマートフォンや音声制御プラットフォームなどの制御デバイスによってプログラムと操作を行います。セキュリティ システムや照明システム、家電、ホーム オートメーション コンポーネントなど、消費者の住宅内(および周辺)に置かれるソリューションの幅広いカテゴリーの1つが、スマートホーム(ホームIoT)デバイスです。

このように多様なスマートホーム ソリューションに対して、Wi-Fiは幅広い適用可能性を有しています。一般的に、スマートホーム製品は他と比べて多くの画面と映像機能を備えています。これらの機能がリアルタイムの視聴と低遅延のインタラクティブ環境を提供するためには高い帯域幅が不可欠ですが、Wi-Fi CERTIFIED 6®によって最適化することができます。また移動可能なスマートホーム製品の場合、接続が途切れるとすぐに動作が停止してしまい、質の高い接続環境へ移動して復旧することもできないため、住宅環境全体のカバレッジ(接続範囲)も欠かせません。Wi-Fi CERTIFIED WPA3™による接続環境下の強力なセキュリティによって、動画のストリーミング、セキュリティ機器、その他のデバイスのセキュリティを確保することで、セキュリティ侵害による大きな混乱を防止することができます。一般家庭で安全を守るための医療製品も、誤報や危険な状況を防ぐためには信頼できる接続性が必要です。このように住宅環境全体およびクラウドへの堅牢な接続に大きく依存しているユースケースが多いことから、最新のWi-Fi機能を最大活用することは不可欠です。

Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eが世界市場で数々の機会を創出

今日のWi-Fi®に対するかつてない高い需要 - Wi-Fi Alliance®メンバー企業がWi-Fiの飛躍的な成長を報告

米国テキサス州オースチン発 2022511 Wi-Fi Alliance®は本日、2019年のリリース以来Wi-Fi CERTIFIED 6™の急速な普及が進み、Wi-Fi 5が4年間で市場の過半数に達したのに対し、Wi-Fi CERTIFIED 6はわずか3年で市場シェアの50%を突破したことを発表しました。 このように急速な普及を後押ししているのが携帯電話、タブレット、パソコンなどの利用における高パフォーマンス Wi-Fi®に対する需要で、さらに数々の高度な機能が、IoT(モノのインターネット)やサービス プロバイダーの展開環境、密度の高い公共エリアなどで質の高い体験を提供する新たな機会を創り出しています。Wi-Fi 6が6 GHz帯に拡張したことがさらなる需要の増加に寄与しており、Wi-Fi 6Eは世界中の規制当局の間でかつてない関心の的になっているとともに、さまざまな製品に採用され、サービス プロバイダーや企業による導入も進んでいます。今年(2022年)は23億のWi-Fi 6製品、3億5,000万のWi-Fi 6E製品が市場に出回ると考えられていて、今年のWi-Fi 6の全出荷実績にWi-Fi 6Eが占める割合は15 %を超えると予測されています[1]。 

また今年はじめには、先進のユースケースを最適に実現するための新機能がWi-Fi CERTIFIED 6に追加されています。Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eは、今日の接続性に対する需要を満たしながら製品とサービスの新たなイノベーションを一定のテンポで実現していくための最適な能力を備えています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロアEdgar Figueroaは次のように述べています。「今日Wi-Fi 6Eは広く利用できるようになり、Wi-Fi Alliance®メンバーの皆様が体験している高い需要は、今後何年も続くでしょう。Wi-Fi Allianceがこれまでに認定したWi-Fi 6Eデバイスは400を超えていますが、これは現在すでに質の高いユーザー体験を提供している相互運用可能なWi-Fi デバイスで数十万ユニットに相当します」

製品ベンダーおよびエンタープライズ企業は今日のWi-Fi 6およびWi-Fi 6Eへの移行を後押ししていますが、以下3つの分野における勢いを踏まえ、製品計画および展開の判断をする際にはこれらのテクノロジーを考慮しなければなりません。

製品の勢い

現在Wi-Fi 6Eをサポートしているデバイスは、70以上のラップトップ モデル、数十の家庭用/オフィス用アクセス ポイント、Google Pixel 6/6 ProおよびSamsung Galaxy S22 Ultra/Plusなどの人気モデルを含むスマートフォン、スマートテレビなど、数百を数えます。Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eが市場シェアに占める割合は2025年までに80%を超え、スマートフォン市場の圧倒的大多数を占めるでしょう[2]。また企業はWi-Fi 6E製品に対するかつてない需要を経験していますが、これがビジネスにプラスの効果をもたらしているとともに、これまで以上の容量と幅広いチャネルが一般消費者と企業にさまざまなメリットをもたらしています。他の企業も多くの顧客およびキャリア パートナーがWi-Fi 6Eを強化していることを報告しており、出荷実績の大きなマイルストーンを達成しています。 Wi-Fi 6およびWi-Fi 6Eの需要が高まり、パンデミック後のサプライチェーンのバランスが回復する中、これらのテクノロジーによって製品の採用はますます加速するでしょう。

導入の勢い

最近発表されたいくつかの報告から、世界中のサービス プロバイダーによる顧客へのWi-Fi 6E提供の勢いが明らかになっています。住宅におけるコネクテッド デバイスの数の増加と高品質なネットワークに対するニーズを踏まえ、サービス プロバイダーは加入者がデジタル ライフの基本コンポーネントとして信頼をもって今日のWi-Fiを利用できるにするため、Wi-Fi 6Eゲートウェイを介して速度と容量の向上を実現しています。利用者にWi-Fi 6Eを提供する理由としては、ダウンリンク/アップリンク速度のサポートの強化、ネットワークの飽和状態の軽減、リモートワークおよびホーム エンターテインメントのネットワーク体験の向上などがあります。Wi-Fi 6Eの非常に大きな可能性を実証した複数のトライアルの成功により、低レイテンシの高速な接続が実現し、医療機関教育機関は低レイテンシで大容量のWi-Fi 6Eネットワークに投資してミッション クリティカルな高速アプリケーションとサービスを提供しています。

規制環境における勢い

米国では2年前からWi-Fiによる6 GHz帯域の利用が可能になりましたが、 その後南北アメリカ、EMEA(欧州、中東、アフリカ)、アジア太平洋の60カ国以上がこの帯域のWi-Fiによる利用を認めているか現在検討しています。 Wi-Fi 6Eのエコシステムは急速に広がりつつありますが、Wi-Fi 6E認定はデバイスの場所に関係なく、世界中で相互運用性を保証します。ブラジル、カナダ、チリ、コスタリカ、グアテマラ、ホンジュラス、ペルー、サウジアラビア、韓国、UAE(アラブ首長国連邦)などの国では、6 GHz帯の上位部分および下位部分(5925-7125 MHz)をWi-Fi 6Eで利用できるようになりました。サウジアラビアなどの国々は全帯域を利用できるようにすることでWi-Fi 6Eの可能性をフルに活用しようとしており、自国民にとってWi-Fi は「不可欠」であるとしています。他の国々は帯域の下位部分(5925-6425 MHz)を開放し、その取り組みは賞賛されていますが、Wi-Fi 6Eおよび将来の世代は、6 GHz帯域の1200 MHz帯域全体を使用することで最大限の能力を発揮するでしょう。

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、世界中のユーザーにWi-Fi®を届ける、企業の世界的なネットワークです。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー体験を提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は70,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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[1] IDC Research社、2022年1月

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Wi-Fi Alliance®、2021年のWi-Fi®予測を発表

新型コロナウイルスのガイドラインに沿った新しいアプリケーションの登場、世界におけるWi-Fi 6EおよびWi-Fi 6の勢い、WPA3™セキュリティの幅広い普及などを予測

2021 Wi-Fi Predictions米国テキサス州オースチン発 2021111 - 新型コロナウイルスの世界的なパンデミックの中、オンライン接続への高まるニーズに応えるデジタル基盤の提供において、Wi-Fi®は重要な役割を果たしています。6 GHz帯の利用の広がり、WPA3™セキュリティの幅広い普及、世界中のますます多くの企業と市場でWi-Fi 6の採用が見込まれる中、Wi-Fiテクノロジーはユーザーが必要とする最適な場所、最適なタイミングで、イノベーションと先進の接続環境を提供することができます。厳しい2020年を世界が振り返る中、Wi-Fi Alliance®は2021年のWi-Fi 予測を発表しました。これらの予測は、通常の活動を安全に再開し、ホームネットワークのパフォーマンスを向上させ、遠隔医療、遠隔教育、テレプレゼンスの信頼性とレイテンシを高める際の役に立ちます。

2021年のWi-Fi 予測は以下のとおりです。

1. Wi-Fi 6の世界的な勢い

Wi-Fiテクノロジーの最新世代Wi-Fi 6は、これまで以上の容量、効率、パフォーマンスで先進のコネクティビティを実現します。企業、住宅、公共分野のすべてを通じ、パソコン、アクセス ポイント(AP)、スマートフォン、IoTなど幅広いデバイスでの利用が大幅に促進され、2021年のWi-Fi 6デバイスの出荷実績は20億近くに上ることが見込まれます。パンデミックによって、より多くのオンライン アクティビティをサポートする質の高いネットワークに対するニーズの高さがあらためて証明されましたが、このような環境を背景に、Wi-Fi 6ネットワークは一般住宅に幅広く普及するとともに、企業ネットワークにも安定したペースで広がり、ネットワークにつながっているすべてのデバイスが最適なパフォーマンスを発揮できるようになり、より大きな容量とカバレッジでネットワーク環境をサポートすることが可能になります。また工場や病院のネットワークなど、さまざまな業種で導入が進み、優れた効率と低レイテンシの無線接続を提供します。新型コロナウイルスのパンデミック下において衛生および安全のガイドラインを満たすテクノロジーとして、交通ハブや空港、スタジアムといった場所でのソーシャル ディスタンスの計測、セキュリティ チェックポイント、モバイル コンセッション、ヘルスチェック スクリーニング、乗客のコミュニケーションといったユースケースをサポートします。

2. Wi-Fi 6Eがユーザーによる6 GHz帯の利用を実現

6 GHz帯利用の規制緩和のながれを背景に、2021年はますます多くの国・地域でWi-Fi による免許不要帯域の利用が可能になるでしょう。米国では、先頃6 GHz帯の1200 MHz帯域の免許不要アクセスが認可されました。英国、欧州各国、韓国、チリ、ブラジル、アラブ首長国連邦(UAE)では年内に6 GHz帯を市民に開放する予定で、他の多くの国もこれに追随しています。ベンダー各社が6 GHz帯への対応を進めていく中で、Wi-Fi 6 Eデバイスは世界中の市場に出回るようになるでしょう。この新たに利用可能になった帯域では最大7本の160 MHz超ワイド チャネルを利用でき、ユニファイド コミュニケーションや拡張現実(AR)/仮想現実(VR)、さらにはホログラフィック立体ビデオといった高速アプリケーションの開発とイノベーションが促進されます。Wi-Fi 6Eの優れた速度と低レイテンシといった利点を活かし、遠隔医療や遠隔教育、テレプレゼンスをサポートする新しいユースケースが登場 するでしょう。OFDMAのような機能を輻輳の少ない6 GHz帯に拡張することで、Wi-Fi 6Eは産業アプリケーションに求められる信頼性と決定論的なニーズに対応し、産業IoT環境の有線から無線への移行を容易にします。Wi-Fi AllianceのWi-Fi 6E認証 により、世界中で6 GHz帯で動作するWi-Fi CERTIFIED™デバイスの安全性と相互接続性が確保され、さらなる普及に向けた変曲点となるでしょう。

3. Passpoint®Wi-Fiとセルラー ネットワークのギャップを解消

Wi-Fi CERTIFIED Passpoint®のようなソリューションがWi-Fi とセルラー間のギャップの橋渡しを行い、Wi-Fi のアクセス性とセキュリティがさらに高まるでしょう。PasspointはWi-Fiアクセスを合理化し、以前にアクセスしたネットワークへの再認証を不要にします。これによりユーザーは最適な接続を求めて手動でセルラーとWi-Fiを切り替えたりする必要がなくなり、生産的な作業に集中することができます。Wireless Broadband AllianceのOpenRoamingやAruba Air Passなどのイニシアチブを通じてPasspoint の普及が進み、Wi-Fi業界は一般住宅を越えてシームレスなWi-Fi接続を提供し、セルラー ネットワークとWi-Fiネットワーク間のローミングを自動化し、高度なセキュリティを備えた次世代サービスを企業に提供することが可能になります。Wi-Fi Vantage™などのWi-Fi Allianceプログラムとともに、PasspointはWi-Fi とセルラーをより強力に補完し、企業全体、都市全体、全世界を網羅するワイヤレス サービスを提供します。

4. WPA3 セキュリティの幅広い普及

最新世代のWi-FiセキュリティであるWPA3は、パーソナルおよびエンタープライズ ネットワークに重要なアップデートを提供し、あらゆる場所でユーザーを保護します。現在Wi-Fi Alliance は新しい すべてのWi-Fi CERTIFIED デバイスにWPA3セキュリティのサポートを必須要件としており、2021年にはより多くのデバイス、ネットワーク、環境(政府機関や金融機関などの機密性が求められる環境を含む)でWPA3の採用が進むでしょう。機械やセンサー、スマート ホーム デバイスなど、インターネットに接続するコネクテッド デバイスの数は、今後4年間で416億ユニットに達すると予測されています1。このようなコネクテッド デバイスの急増に伴い、IoTデバイスが生成する膨大な量のユーザー データを保護する強力なセキュリティ メカニズムへの需要が高まります。

5. Wi-Fi が企業と個人をつなぐ重要なリンクを提供

Wi-Fiは、世界的な新型コロナウイルスのパンデミックによる影響を軽減する上で重要な役割を果たしています。世界中でソーシャル ディスタンスが求められる中、Wi-Fiはビジネスや教育医療、その他のサービスのオンライン化を実現することで、社会的孤立による影響を抑える役割を果たしています。私たちが働き、人と触れ合い、コミュニケーションを図る環境はもうパンデミック前と同じではないかも知れませんが、Wi-Fiは世界が生産性と経済的繁栄を維持することを可能にする、強力なデジタル基盤を提供するテクノロジーとして認識されるようになるでしょう。2021年、Wi-Fi は世界的なパンデミックによる経済的被害のさらなる軽減に貢献するでしょう。Wi-Fiは、在宅勤務のニーズや遠隔教育、遠隔医療をサポートし、遠隔地や十分なサービスが提供されていない地域に優れた接続性を提供することで経済を回します。日常的な活動がますますオンライン化されていく環境に誰もが適応していく中で、パンデミックにより明らかになった信頼できる強力なマルチデバイス コネクティビティへのニーズは、永続的な影響を持つことになるでしょう。Wi-Fi は、私たちの生活のさまざまな場面で重要な資源を提供する、必要不可欠なテクノロジーとして捉えられるようになります。 Wi-Fi 6、Wi-Fi 6E、Passpoint、その他のWi-Fi テクノロジーは、パンデミックの終息後も長期にわたり数多くの技術革新を促進するでしょう。

Wi-Fi Allianceメンバー企業各社による2021年予測の動画を、次の各リンクでご覧いただけます AirTies社、 Aruba社、ASSIA社、Boingo社、Broadcom社、Cisco社、CommScope社、Extreme Networks社、Intel社、Laird Connectivity社、 LANCOM Systems社、 Linksys社、ON Semiconductor社、Qualcomm Technologies社、Texas Instruments社。動画の完全なプレイリストはhttp://bit.ly/2MId5Qxをご覧ください。.

1 IDC社、2019年6月

 

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Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、Wi-Fi®テクノロジーを提供する世界中の企業で構成された世界的なネットワークです。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが 認定した製品は50,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

 

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Education, Enterprise Networks, Healthcare, Operators, Security, Value of Wi-Fi Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi Vantage

Wi-Fi 6: 医療の現場を支援

Wi-Fi Alliance、Wi-Fiの新時代をもたらす

Wi-Fi認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」の提供を開始

Wi-Fi Alliance® は、新たなWi-Fi認証プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」の提供を開始したことを発表しました。Wi-Fi CERTIFIED 6は、IEEE 802.11axをベースとするデバイスを通じて最高のユーザー体験を提供します。この認証プログラムが提供する新しい機能と能力によって、例えばスタジアムや空港、工業団地など、数多くのコネクテッドデバイスが存在する厳しい環境においても、ネットワーク全体のパフォーマンスを飛躍的に高めることが可能になります。最新世代のWi-Fiの導入が増える中、製品ベンダーとサービスプロバイダーは、Wi-Fi CERTIFIED™によって、セキュリティと相互接続性の最高水準を満たすWi-Fi 6製品とネットワークを際立たせることができます。Wi-Fi CERTIFIED 6ではWi-Fi のエコシステム全体を通じて容量、パフォーマンス、レイテンシが大幅に強化されているほか、さまざまなベンダーから提供する製品が適切に連携し、優れたイノベーションと機会を提供します。

Wi-Fi CERTIFIED 6は、厳格な要件が求められるエンタープライズ環境のピークパフォーマンスから低消費電力・低レイテンシのホームネットワークや産業IoT環境にいたるまで、多様なデバイスとアプリケーションをサポートします。Wi-Fi CERTIFIED 6は、Wi-Fi 5の4倍近い容量を実現しているだけでなく、ネットワーク上の全てのデバイスに最適化した接続環境とハイパフォーマンスインフラストラクチャを同時に提供し、高密度のWi-Fi環境における接続体験の向上をもたらします。またWi-Fi CERTIFIED 6は、セルラーネットワークのサポートに不可欠な接続性を提供し、高速、低レイテンシ、省エネ、高容量、広いカバレッジなどの特性を活用して、多くの高度な5Gサービスを提供します。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「Wi-Fiの新時代を切り拓くWi-Fi CERTIFIED 6は、あらゆる環境下でユーザーには質の高いパフォーマンスを提供し、サービス プロバイダーには顧客へのカバレッジを高める優れたネットワーク能力を提供し、高度なアプリケーションに新たな機会をもたらすという、Wi-Fi の中核となる特性を基盤に構築されています。Wi-Fi CERTIFIED 6は、高密度な場所やIoT環境を含め、あらゆる環境に卓越した接続性を提供します。」

Wi-Fi CERTIFIED 6は高度なセキュリティ プロトコルを提供し、最新世代のWi-Fiセキュリティである Wi-Fi CERTIFIED WPA3™が必須です。Wi-Fi CERTIFIED 6は、次のような先進機能を提供します。

  • 直交波周波数分割多元接続OFDMA): チャネルを効果的に共有することで、高い要件が求められる環境下でアップリンク/ダウンリンクの両方で高いネットワーク効率と低いレイテンシを実現します。
  • MU-MIMOマルチユーザーMIMO): 一度に大量のダウンリンク データを伝送できるため、アクセスポイント(AP)は数多くのデバイスへデータを同時に伝送することができます。
  • 160 MHzチャネル 帯域幅を高め、低レイテンシで優れたパフォーマンスを提供します。
  • TWTターゲット ウェイク タイム): IoTデバイスなど、Wi-Fiデバイスのバッテリー寿命を飛躍的に延ばします。
  • 1024-QAM(1024直角位相振幅変調): 同じ帯域幅でより多くのデータをエンコードすることで、Wi-Fiデバイスのスループットを高めます。
  • 送信ビームフォーミング: 指定範囲内での高いデータレートによって、ネットワーク容量の向上を実現します。

IDC社のリサーチ ディレクター、Phil Solis氏は次のように述べています。「Wi-Fiネットワークに優れたスピードと高い効率性をもたらすWi-Fi 6は、必須の通信プラットフォームとしての役割をさらに広げています。Wi-Fi CERTIFIED 6は、あらゆるWi-Fiの数多くのユースケースで質の高い体験を促進し、市場のさらなる発展を後押しするとともに、接続環境が進化、発展する中で、Wi-Fiの確固とした位置付けを堅持する力になるでしょう」

Wi-Fi CERTIFIED 6は、手頃なコストの優れたパフォーマンス、効率的なオペレーション、セキュリティに対するコミットメント、使いやすさ、自己展開性、また長期的な互換性など、Wi-Fiの中核となる優れた特性をさらに広げ、ユーザーニーズが高い環境でより安定したユーザー体験を提供します。またWi-Fiの世界的な普及基盤を活用することで、これまで以上に幅広い環境でユーザーを効率的につなぎ、高まるデータ要件をサポートするとともに、例えばAR(拡張現実)とVR(仮想現実)、高品位コンテンツのストリーミング、リアルタイムモニタリング、ミッションクリティカルなアプリケーションといった先進のユースケースの幅を広げます。 Wi-Fiで利用できる帯域が広がるのに伴い、Wi-Fi CERTIFIED 6はさらなる世界的なWi-Fi のイノベーションの促進と経済環境への貢献度を高めていくでしょう。

アメリカ合衆国下院議員(カリフォルニア州6th選出)、下院エネルギー・商業委員会の副委員長であり、Congressional Spectrum Caucusの共同議長であるDoris Matsui氏は次のように述べています。「スペクトルベースのサービスはすでに世界を変え、計り知れない経済的潜在力と消費者利益を生み出しています。次世代ブロードバンド・ネットワークへの移行に伴い、相互接続性の新たな段階に入りますが、Wi-Fi 6は、ビジネスや日常の生活を向上させる上で重要な役割を果たすでしょう。Wi-Fi 6の容量とパフォーマンスは、新しいIoTと高密度アプリケーションを可能にし、私たちが将来のインフラストラクチャを再考し構築するのに役立つでしょう。次世代のWi-FiとWi-Fi接続デバイスを提供するためにWi-Fi Allianceと協力することを楽しみにしています。」

FCC (連邦通信委員会)のコミッショナーであるMichael O’Rielly氏は次のように述べています。「Wi-Fi 6認証プロセスが開始されたことは非常に喜ばしいことです。このプロセスは、このテクノロジーを市場で実現するためのきっかけとなります。  ユーザーおよび規制当局として、特に高密度のマルチデバイス環境でWi-Fi 6がもたらすスピードと容量の大幅な改善、そしてそれが促進するイノベーションと起業家精神を心待ちにしています。インターネット体験に革命をもたらす技術の進歩で、私たちを驚かせてくれるWi-Fiコミュニティーに感謝します。」

Samsung Galaxy Note10は、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6スマートフォンで、Ruckus R750は、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6アクセスポイントです。Wi-Fi Allianceでは、ほとんどの主要な携帯端末とアクセスポイントがまもなく最新世代のWi-Fiをサポートすると見込んでいます。認証のテストベッドを構成する最初のWi-Fi CERTIFIED 6製品は次のとおりです。

  • Broadcom® BCM4375
  • Broadcom® BCM43698
  • Broadcom® BCM43684
  • Cypress CYW 89650 Auto-Grade Wi-Fi 6 Certified
  • Intel® Wi-Fi 6 (Gig+) AX200 (PC向け)
  • Intel® Home Wi-Fi Chipset WAV600 Series (ルーターとゲートウェイ向け)
  • Marvell 88W9064 (4x4) Wi-Fi 6 Dual-Band STA
  • Marvell 88W9064 (4x4) + 88W9068 (8x8) Wi-Fi 6 Concurrent Dual-Band AP
  • Qualcomm® Networking Pro 1200 Platform
  • Qualcomm® FastConnect 6800 Wi-Fi 6 Mobile Connectivity Subsystem
  • Ruckus R750 Wi-Fi 6 Access Point

Wi-Fi CERTIFIED 6 の詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-certified-6をご覧ください。

 

業界全体がWi-Fi CERTIFIED 6を支持

(企業名はアルファベット順)

 

AirTiesCTO最高技術責任者)、Metin Taskin

「スピードと容量の向上に加え、 Wi-Fi 6は住宅環境で増加しているコネクテッド デバイスをサポートし、低レイテンシとバッテリーの長寿命化、全体的なパフォーマンス向上を実現します。Wi-Fi 6によって、ユーザーは昔から使っているデバイスが共存し、エコシステム全体をスマートに管理しなければならないような複雑な環境でも、これらの新しい機能を最大限に活用することができます。当社のスマートWi-Fi ソフトウェアとクラウド ベースの管理ソフトウェアによって、サービス プロバイダーの皆様はWi-Fi 6への投資から最大のROIを実現し、進化する顧客ニーズを満たすことが可能になります。当社は、Wi-Fi Allianceと新しいWi-Fi CERTIFIED 6を支持していくことを楽しみにしています」

 

ArubaHewlett Packard Enterpriseカンパニー)、ワイヤレススタンダード兼ストラテジー担当バイスプレジデント、Chuck Lukaszewski

「Wi-Fiは、数十億のデバイス、ユーザー、モノにとって主要な接続テクノロジーとなっています。当社は、使用しているデバイスがセキュリティと相互接続性の最高レベルの標準を満たしているとともに、可能な限り最高のユーザー体験を提供するという高い信頼感を提供する、Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムを大歓迎します。デバイスの密度が増え、帯域幅へのニーズが高まり、洗練された新たなセキュリティ上の脅威が次々と出現する中で、ユーザーには市場で最も厳格な規格への準拠が認定されたデバイスを選ぶことがますます重要になってきます。これによって、Wi-Fi 6が実現する、新しい革新的な次世代のユースケースのメリットを最大限に活用することが可能になります」

 

ASSIA、最高戦略責任者、Tuncay Cil

「ASSIAのミッション、それは有線と無線、両方のネットワーク接続の信頼性を高めるテクノロジーを開発することです。当社は今日Wi-Fi 6を活用する無線テクノロジーの幅広いポートフォリオを構築しましたが、当社のこれらのテクノロジーはWi-Fi CERTIFIED 6 デバイスのネットワーク パフォーマンスを飛躍的に高めるとともに、ベンダーに依存しないネットワーク管理の幅広いオプションを提供します。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、免許帯域をサポートするシステムの数分の1の費用で、膨大なIoTエコシステムを構築することができます。このエキサイティングな時代に、進化の一端を担えることを楽しみにしています」

 

ASUS、ネットワーキング兼ワイヤレスデバイス事業部ジェネラルマネージャー、Tenglong Deng

「ますます増えているコネクテッドユーザーとIoTデバイスが現在のWi-Fiをその限界まで押し広げている中、Wi-Fi 6はネットワークパフォーマンスを新たな時代へと導き、Wi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムによってユーザーはこの素晴らしい新技術がもたらす最高のホームWi-Fi体験を楽しむことができるようになります。 世界最初のルーターと急速に広がっているWi-Fi 6ネットワークアダプター、マザーボード、ラップトップ、PCのエコシステムにおけるパイオニアの1社として、当社はWi-Fi CERTIFIED 6こそが複数のデバイスが混在するホームネットワーク環境への答えであると確信しており、今回Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムを利用できるようになったことを嬉しく思います」

 

AT&T、タワー戦略兼ローミング担当バイスプレジデント、JR Wilson

「Wi-Fi 6は免許不要帯域のコネクティビティにおけるゲームチェンジャー(既存の環境を根底から変える変革者)です。Wi-Fi 6は、消費者の日々の生活の中でコネクテッドエクスペリエンスを実現する、最も速く最も応答性に優れた信頼できるWi-Fi環境、すなわち正に消費者が求めているものを提供します」

 

BoingoCTO最高技術責任者)、Derek Peterson

「密度が高い輻輳環境に大きな変革をもたらすWi-Fi 6によって、当社をはじめとするオペレーターは空港やスタジアムといった広域環境で、よりシームレスなコネクテッドエクスペリエンスを提供することが可能になります。高いデータ レート、効率的な帯域利用、大きなネットワーク容量はWi-Fi 6 の特に優れている特徴ですが、このようなテクノロジーの認証プログラムが始まったことを嬉しく思います」

 

Broadcom、ワイヤレスコミュニティケーションズ兼コネクティビティ事業部バイスプレジデント、Vijay Nagarajan

「本日のWi-Fi CERTIFIED 6の正式なリリースに際して、認証テストベッドに当社が提供する3つのクラス最高のデバイスBCM4375、BCM43698、BCM43684が選ばれたことを嬉しく思います。これらのBroadcomデバイスは、すでに世界中で数千万のSamsung Galaxy携帯電話とルーターでその力を発揮しています。最大160 MHzのチャネルをサポートするWi-Fi CERTIFIED 6 デバイスは、低レイテンシ、長いバッテリー寿命、過去例を見ない卓越したスループットなど、5Gサービスに欠かせない能力を消費者に提供します。複数の160 MHzチャネルを含めて6 GHz帯全域を免許不要で利用できるようになる中で、Wi-Fi 6 の消費者体験はギガビットホームとAR/VRに向けて大きく前進することになるでしょう」

 

CEVA Wireless IoTビジネスユニット副社長兼ジェネラルマネージャ、Ange Aznar

「当社のWi-Fi 6のIPソリューションは、IoT、スマートホーム、ネットワーキング、モバイルなどの幅広い市場分野で需要が高まっています。Wi-Fi 6認証プログラムの開始を歓迎します。これにより、最新の標準とそれがもたらす利点の大幅な採用が可能になります。Wi-Fi 6では、多数の新機能や優れたパフォーマンス、電力の改善が提供され、全体的なユーザーエクスペリエンスが大幅に向上しています。」

 

Cisco、ワイヤレス担当CTO(最高技術責任者)、Matt MacPherson

「Wi-Fi Allianceの活動、また相互接続性に対するWi-Fi Allianceメンバー企業のコミットメントのお陰で、Wi-Fi は世界を変えました。Wi-Fi 6はWi-Fiの飛躍的な進化の結果であり、無線接続環境を新たな高みにステップアップさせて、私たちが生活しているこの世界を形作る新しいアプリケーションとユースケースを支える力となるでしょう。Wi-Fi 6のロールアウトが進む中で、Wi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムは当社のお客様に、ネットワークとユーザーデバイスが期待どおりの相互接続を提供することを保証するとともに、企業、経済環境、ユーザーのすべてに最大限の価値を提供します ―― これこそ、正にWi-Fiがこの20年間行なってきたことです」

 

Cisco Meraki、製品管理担当ディレクター、Jayanthi Srinivasan

「世界がますますハイパーコネクテッドな環境へと進んでいる中、私がWi-Fi 6について特に素晴らしいと感じていることは、容量とパフォーマンスの飛躍的な改善はもとより、2.4 GHz帯域のサポートと省エネ性の向上です。Wi-Fi AllianceとWi-Fi CERTIFIED 6 認証プログラムのお陰で、あらゆるユースケースを通じて次世代 WPA3 セキュリティ環境下ですべてのデバイスのピーク パフォーマンスを実現することができます。工場やスタジアム、オフィス ビルなど場所を問わず、Cisco Merakiユーザーの皆様は、セキュアでシンプルな最高の体験を提供できるという信頼をもって、Wi-Fi 6ネットワークを展開することができます」  

 

Comcast Cable CommunicationsXFINITY WiFi担当、Cole Reinwand

「Wi-Fi 6によって、明日の接続環境へのニーズを満たしながら、数多くのデバイスへより高速な接続を同時に提供することが可能になります。 これまで以上の低レイテンシ、広いカバレッジ、高い容量、長いバッテリー寿命を実現するWi-Fi 6は、世界中で圧倒的に支持されている無線ネットワーキング技術の次世代への道を切り拓きます。私たちは、Wi-Fi 6によって膨大な数の新しいアプリケーションと当社のビジネスの可能性が大きく開かれると確信しています」

 

CommScopeCTO(最高技術責任者)、Morgan Kurk

「Ruckusは、常にWi-Fi Allianceが提供する新しい認証テクノロジーの最先端にいますが、Wi-Fi Allianceとの拡張的なコラボレーションがWi-Fi CERTIFIED 6の立ち上げに貢献できたことを誇りに思います。Wi-Fi 6 の機能を最初に実装したデバイスの1つであるRuckus R750アクセス ポイントは、初の完全なWi-Fi CERTIFIED 6 認証製品であると同時に、Wi-Fi Alliance の相互接続性認証テストベッドにハイパフォーマンスWi-Fi 6アクセス ポイントとして利用されています。当社は、Wi-Fi業界の成長におけるこのエキサイティングな次のフェーズでWi-Fi Allianceと連携していくことを楽しみにしています」

 

CypressIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント、Brian Bedrosian

「初期のWi-Fi CERTIFIED 6における当社のリーダーシップは、BSSカラーマッピング、スケジューリングのサポート、輻輳環境におけるハイパフォーマンスをはじめ、先進の車載アプリケーションの市場イネーブルメントに対する当社のコミットメントをあらためて示すものです。Wi-Fi 6が実現する高いデータレートによって、並列する製造ライン間の無線ダウンロードを通じた効率的なファクトリーオートメーションも可能になります。消費者の皆様は、堅牢かつセキュアで広範囲をカバーするWi-Fi 6 接続のメリットである自宅と車の両方を通じた均一な体験を利用しながら、現在ホームネットワークで使っている既存のWi-Fi 5 IoTデバイスとのバックワードの互換性を確保することができます」

 

Extreme Networks、製品マーケティング担当ディレクター、Perry Correll

「一部の大げさな謳い文句は単なる騒音に過ぎませんが、新しいテクノロジーの中には実際に市場を変革するものもあります。最終的に幅広くアナウンスされた Wi-Fi 6は、正にこのようなテクノロジーの1つです。これまで以上の容量とカバレッジを通じたより多くのコネクテッド デバイスのサポートに加え、Wi-Fi CERTIFIED 6のアクセス ポイントは、企業とエンドユーザーの体験を根底から変革する可能性を有しています ―― これは、単なるWi-Fi 6対応のアクセスポイントやWi-Fi 6互換アクセスポイントでは決してマネできないことです」

 

H3C、無線製品担当ディレクター、Joe Yu

「Wi-Fi 6は数多くの新技術を採用していますが、その中の1つであるOFDMA テクノロジーでは、WLANチャネルを複数の狭いサブチャネルに分割することで競合、バックオフ、ネットワーク レイテンシを減らしながらネットワーク効率を高めることが可能になります。Wi-Fi CERTIFIED 6はこれらの新しいテクノロジーがもたらす体験を保証するとともに、データ伝送の世界におけるWi-Fiの競争力と影響力を高めていく役割を果たすでしょう」

 

Imagination TechnologiesEnsigma製品管理担当シニア ディレクター、Richard Edgar

「Wi-Fi 6 はWi-Fi の進化における大きな一歩で、これまで以上の最大データレートを実現するだけでなく、輻輳するWi-Fi 環境での堅牢性を高めることで、卓越したレベルのパフォーマンスによって質の高いユーザー体験を確立します。さらに、Wi-Fi 6はIoTやウェアラブルといった新しい低消費電力製品市場にも大きなメリットをもたらし、消費電力の改善、低いデータレート、OFDMAによる効率的な帯域の共有などを通じて、これらの市場をターゲットにしている現行のWi-Fi 5製品を強化します」

 

Intel 、ワイヤレス ソリューション グループ担当ジェネラル マネージャー、Eric McLaughlin

「Wi-Fi 6は、この十年におけるWi-Fi最大の開発成果です。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、業界全体を通じてすべての製品がその能力を最大限に引き出しながら、Wi-Fi 6が本来もたらす優れたユーザー体験を提供することができるでしょう。クライアントPCとIoTならびにホーム ルーターとゲートウェイの両方においてリーダーシップを確立している当社のソリューションがWi-Fi CERTIFIED 6のテストベッドに選ばれたことを誇りに思います」

 

KT、バイス プレジデント、Jaehyung Koo

「すでにWi-Fi 6はコーヒーショップやスポーツ アリーナなどのパブリック ホットスポット、また一般住宅も含め、高いデータレートや効率的なアクセスコントロールなどをユーザーが強く求める環境において、中心的な役割を果たすようになっています」

 

Marvell Semiconductor、ワイヤレスビジネス担当副社長兼ジェネラルマネージャ、Mark Montierth

「Wi-Fi 6は、Wi-Fiテクノロジーの進化における大きなパラダイムシフトです。これまでにない速度と、低遅延、高ネットワーク利用率、革新的な省電力テクノロジーを組み合わせることで、新しいミッションクリティカルなアプリケーションを可能にすると同時に、高密度環境でも大幅に強化されたユーザーエクスペリエンスを提供します。Marvellは、Wi-Fi CERTIFIED 6のシームレスな相互運用性を確保し、市場での急速な普及を推進する上で主導的な役割を果たしていることを誇りに思っています。」

 

NETGEAR、コネクテッド ホーム製品担当シニア バイスプレジデント、David Henry

「新しいWi-Fi接続と体験を世界中の消費者に届けるリーダーの1社として、私たちNETGEAR はWi-Fi 6 認証プログラムの発展を嬉しく思います。当社のNighthawkパフォーマンスWi-Fiラインを通じたWi-Fi 6 ルーターの幅広いカバレッジ、またOrbi Whole Home Wi-Fi ファミリーにメッシュWi-Fi 6 システムを加えたことで、当社は質の高い接続環境を通じてお客様の生活の質を高めることにコミットしています」

 

ON SemiconductorQuantenna コネクティビティ ソリューション事業部マーケティング担当バイスプレジデント、Irvind Ghai

「当社は卓越したユーザー体験を提供することにコミットしているとともに、Wi-Fi 6の開発と標準化プロセスへ積極的に参加しています。Wi-Fi CERTIFIED 6によって、消費者の皆様は優れた質と相互接続性を提供する先進の機能を実装している製品を簡単に見分け、安心して購入できます。次世代のWi-Fiユースケースをさらにレベルアップする当社の製品が認証を受けることを楽しみにしています」

 

Orange、国際通信事業担当、Cedric Gonin

「Wi-Fi 6は、エンドユーザーに卓越したローミング体験を提供する鍵となる最新技術です。Wi-Fi 6はWi-Fiのマイルストーンとなるテクノロジーで、全体的なローミング能力の強化を背景に、特に人数が多い環境でこれまで以上の接続性を提供します」

 

Qualcomm Technologies、コネクティビティ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー、Rahul Patel

「Qualcomm Technologiesは、ここ数年にわたりWi-Fi 6への世界的な移行を積極的に支援しており、Wi-Fi AllianceのWi-Fi CERTIFIED 6認証プログラムの一翼を担っていることを嬉しく思います。当社は、この新しい標準の可能性を最大限に引き出すことを根気強く追求するとともに投資することで、Wi-Fi 6へのコミットメントを示してきました。今回、Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムがリリースされたことを非常に嬉しく感じています ―― このプログラムは、Wi-Fi 6ネットワークとデバイスの熱気あふれるエコシステムのさらなる成長を促進していく業界全体の準備が整っていることを、あらためて示していると言えるでしょう」

 

Samsung ElectronicsIT&モバイル通信事業部技術戦略グループ責任者兼バイスプレジデント、Inkang Song

「私たちSamsung は、Wi-Fi CERTIFIED 6が正式にリリースされたことを嬉しく思います。高速な5GサービスにとってWi-Fi 6は必要な存在ですが、モバイル デバイスで記録したさまざまな場面や瞬間をシームレスに共有したいと考えている消費者にとっても欠かせません。スマートフォンテクノロジーのイノベーションにおけるリーダーの1社として、当社は今年初めに世界初のWi-Fi 6電話、Samsung Galaxy S10をリリースしたことで、これを現実化しました。本日、世界初のWi-Fi CERTIFIED 6スマートフォンGalaxy Note10を正式に発表することを誇りに思います」

 

TP-Link、マーケティング マネージャー、John Yin

「Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムによって、802.11axテクノロジーを基盤にするデバイスが相互接続性とセキュリティの業界標準へ確実に準拠し、Wi-Fi 6の卓越したパフォーマンスと幅広いカバレッジをユーザーに提供することが可能になります。Wi-Fi CERTIFIED 6のさまざまな先進機能は、スマートホームとIoT環境におけるピークパフォーマンスや低レイテンシなどの機能をデバイスに提供し、高速で柔軟なコネクテッドWi-Fi エコシステムを確立します」

 

Xiaomi Corporation、バイスプレジデント、技術委員会委員長、Baoqiu Cui

「Wi-Fiテクノロジーの最新世代であるWi-Fi 6は、これまで以上に高いスループット、低いレイテンシ、低い消費電力を提供しながらネットワークの効率を高めます。Wi-Fi Allianceの重要なメンバーの一員として、私たちXiaomiは自社アプリケーションでWi-Fi 6テクノロジーをサポートすることにコミットしているとともに、世界中のお客様により多くの質が高いWi-Fi 6製品を提供していくために、Wi-Fi 6 認証プログラムにより深く関与していきます」

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが認証した製品は50,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。 今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

 

<本件に関するお問い合わせ先>

Wi-Fi Alliance広報代理

エデルマン・ジャパン株式会社 担当:中村/梅澤/良知

TEL: 03-4360-9000 FAX: 03-4360-9001

E-mail: wfajp@edelman.com

Enterprise Networks, Healthcare, IoT Wi-Fi CERTIFIED 6

Wi-Fi CERTIFIED 6® ハイライト

Wi-Fi CERTIFIED 6™: 先進のWi-Fi®パフォーマンスを実現 (2021)

豊富なデジタル メディア コンテンツをあらゆる場所で利用できるようになり、ユーザーが常時接続環境を求めるようになったことで、あらゆるWi‑Fi®デバイスのパフォーマンスへのニーズが高まりました。また、このような状況が全体的なネットワーク容量の大幅な増加、さらに大規模な展開環境で発生しがちな効率性の低下を軽減するための新しいオペレーション モードへの需要につながっています。Wi‑Fiネットワークの導入が右肩上がりで推移していく中で、Wi‑Fiデバイスは混雑して輻輳している環境でも高い信頼性でサービスを提供しなければなりません。ユーザーは、密度が高いネットワーク環境でも安定したWi-Fi接続を期待しています。一般的にこのような環境には複数の干渉源やユーザー負荷が中程度から高程度のアクセスポイント(AP)、また多様なクライアント デバイスが存在しています。

IEEE(米国電気電子学会)の802.11ax規格をベースにしているWi-Fi 6は、進化および増加しているWi-Fiテクノロジーの活用を効果的にサポートするさまざまな機能を提供します。 Wi‑Fi Alliance®は、Wi-Fi 6デバイスが品質、セキュリティ、相互接続性に対するユーザーの期待へ確実に応えられるようにするための認定プログラム「Wi-Fi CERTIFIED 6™」をリリースしました。Wi-Fi CERTIFIED 6プログラムは、標準ベースの認定試験におけるWi-Fi Allianceの20年に及ぶ歴史を受け継ぐプログラムです。

市場ニーズが進化している中、これらのニーズへ対応するためには新しい手法が必要です。Wi‑Fi 6は、2.4 GHz帯と5 GHz帯の継続的な成功およびWi-Fi 6Eにより6 GHz帯でWi-Fi 6が稼働したことで明らかになった課題に対応し、ワイヤレス接続に求められる高容量とパフォーマンスをサポートする上で不可欠な役割を果たします。

Wi-Fi Alliance® and Continua® Health Alliance collaborate on personal connected health

Austin, TX and Beaverton, Ore. - February 22, 2011 - The Wi-Fi Alliance and Continua Health Alliance have entered into an agreement to facilitate and promote the adoption of Wi-Fi networking technology in connected health applications. The agreement enables cooperative efforts for joint technical review of Wi-Fi Alliance and Continua Health Alliance specifications and guidelines in order to facilitate interoperability of personal health and fitness applications, thus fueling a great user experience and even faster adoption.

The agreement comes as Wi-Fi technology becomes standard in hospitals, doctor's offices and healthcare facilities. Wi-Fi is increasingly being used to connect patient monitoring devices, home healthcare tools and more. Health-related products from companies such as Draeger, Healthsense and Roche have already achieved the Wi-Fi CERTIFIED™ designation. The Wi-Fi Alliance has a formal work initiative underway to explore additional certification needs for Wi-Fi across a variety of personal and clinical health care use cases.

"The health care industry has truly embraced Wi-Fi technology, which has resulted in improved patient relations, cost savings and organizational efficiencies," said Wi-Fi Alliance CEO, Edgar Figueroa. "Our collaboration with Continua Health Alliance will help drive the advancement and evolution of Wi-Fi, by providing a known and trusted technology to connect health and fitness devices."

Wi-Fi technology has key attributes which make it an excellent choice to connect personal health devices. Wi-Fi provides whole-home coverage, IP-based communications, industry-standard security protections with push-button setup, and advanced power management mechanisms. With the addition of Wi-Fi Direct™, there will be new ways devices can also connect even when there is no Wi-Fi network available.

"Given its ubiquity in the home, Wi-Fi will play a key role in empowering individuals to better manage their fitness and health," said Chuck Parker, executive director, Continua Health Alliance. "Creating and implementing cost-effective personal connected healthcare technologies that work together to enable individuals to be proactive about their healthcare requires a rich marketplace of interoperable health devices and services. Working with the base that the Wi-Fi Alliance has established will help make that a reality."

Continua established a product certification program with a consumer-recognizable logo and released its first set of design guidelines in January of 2009, signifying the promise of interoperability across certified products. The testing program provides assurance that Continua CertifiedTM products will work together and have demonstrated a capability to connect in a rigorous testing environment. Products that carry the Continua Certified logo are ‘future-proofed' so they are easy to use and re-use, less labor-intensive, free of inefficient technology duplication, and will not become prematurely obsolete as vendors change models. Continua has certified many products to date and expects to certify many more in the coming months. To see a list of these, visit the Continua website.

The Wi-Fi Alliance launched the Wi-Fi CERTIFIED program in March 2000. It provides a widely recognized designation of interoperability and quality, and it helps to ensure that Wi-Fi-enabled products deliver the best user experience. All Wi-Fi CERTIFIED products implement the latest in security technology - Wi-Fi Protected Access® 2 (WPA2™). The Wi-Fi Alliance has completed more than 9,500 product certifications, encouraging the expanded use of Wi-Fi products and services in new and established markets.

About the Wi-Fi Alliance
The Wi-Fi Alliance is a global non-profit industry association of hundreds of leading companies devoted to the proliferation of Wi-Fi technology across devices and market segments. With technology development, market building, and regulatory programs, the Wi-Fi Alliance has enabled widespread adoption of Wi-Fi worldwide. Learn more and search for Wi-Fi CERTIFIED™ products at http://www.wi-fi.org/.

Wi-Fi®, Wi-Fi Alliance®, WMM®, Wi-Fi Protected Access® (WPA), the Wi-Fi CERTIFIED logo, the Wi-Fi logo, the Wi-Fi ZONE logo, and the Wi-Fi Protected Setup logo are registered trademarks of the Wi-Fi Alliance; Wi-Fi CERTIFIED™, Wi-Fi Direct™, Wi-Fi Protected Setup™, Wi-Fi Multimedia™, and the Wi-Fi Alliance logo are trademarks of the Wi-Fi Alliance.

About Continua Health Alliance
Continua Health Alliance is a non-profit, open industry organization of healthcare and technology companies joining together in collaboration to improve the quality of personal healthcare. With more than 240 member companies around the world, Continua is dedicated to establishing a system of interoperable personal connected health solutions with the knowledge that extending those solutions into the home fosters independence, empowers individuals and provides the opportunity for truly personalized health and wellness management. For more information visit: http://www.continuaalliance.org/.

Continua Health Alliance and Wi-Fi are registered trademarks of their respective organizations.

Media contacts:

 

Karl Stetson
Edelman for Wi-Fi Alliance
+1 206-268-2215
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Karen Riley Sawyer
Nereus for Continua Health Alliance
+1 503-619-0860
press@continuaalliance.org

 

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