Wi-Fi Alliance®、「Wi-Fi CERTIFIED Data Elements™」を発表

Wi-Fi® パフォーマンスを把握するKPIへの標準化したアプローチによりQoSの飛躍的な向上を実現

米国テキサス州オースチン発 2019625 - Wi-Fi Alliance®は本日、Wi-Fi CERTIFIED Data Elements™を発表しました。Wi-Fi ネットワークについて収集した診断データへの標準化したアプローチを提供するWi-Fi CERTIFIED Data Elementsによって、サービス プロバイダーはWi-Fi®ネットワークへの可視性を高め、顧客に提供するQoS(サービス品質)を高めることが可能になります。この認定プログラムはWi-Fi ネットワークのパフォーマンスに関する主要なデータを収集して提供することで、サービス プロバイダーの診断能力を高め、結果として顧客のWi-Fiネットワークのメンテナンス能力を強化します。Wi-Fi Data Elements™が提供する主要データはWi-Fi のトラブルシューティングをサポートし、これによってネットワークに関する問題を短時間で解消できるようになることで、Wi-Fiネットワークの顧客満足が高まります。

Wi-Fi Data Elementsは、例えば無線ネットワークにおけるデータの伝送速度やさまざまなデバイスが期待どおりのパフォーマンスを発揮するために必要なエアタイム、デバイスとアクセスポイント(AP)間のリトライ回数など、Wi-Fi固有の130のKPI(重要業績評価指標)を提供する標準化モデルを確立します。データ収集に対する一貫したアプローチを通じてサービス プロバイダーの診断ツールに直接データを提供するので、顧客のWi-Fiネットワークの状態をより的確に把握できるとともに、データをスピーディに取得して分析し、動的なWi-Fi環境で顧客の問題へ効率的に対処することが可能になります。Wi-Fi Data Elements は、次のようなユースケースで活用できます。

  • Wi-Fiのトラブルシューティング 他のソースからの干渉、カバレッジや構成に関する問題、クライアント デバイスの性能など、ネットワーク パフォーマンスの現在および履歴情報へのインサイトを提供し、短時間での問題解決を実現します。
  • Wi-Fiカバレッジの問題を解消 指定のエリアにおけるWi-Fiネットワークの信号強度が十分かどうかを判断します。これによってサービス プロバイダーは、カバレッジに関する問題を解消するための追加の機器などを提案できます。
  • 先回り的な問題解決 Wi-Fiデバイスから収集したネットワーク パフォーマンス データへのアクセスを標準化して、ISP(インターネット サービス プロバイダー)サポート システムがアクセスできるようにすることで、Wi-Fiサービスに影響を与える何らかの事象が発生した際にアラートを発し、顧客が問題に気付く前にその問題解決に当たることができます。

Wi-Fi Allianceのマーケティング担当バイスプレジデント、ケヴィン・ロビンソン(Kevin Robinson,)は次のように述べています。
「コネクテッド デバイスのタイプが増えたことに伴いWi-Fiネットワークの複雑さも高まりましたが、 ネットワークのパフォーマンスへの優れた可視性を提供するWi-Fi Data Elementsによって、たとえWi-Fi利用者のデバイスの数やタイプがどれほど増えても、サービス プロバイダーの皆様はスピーディに問題を診断し、質の高い顧客サービスを提供することができます」

Wi-Fi Data Elementsは、Wi-Fiネットワーク エクスペリエンスを最適化するWi-Fi CERTIFIED™ポートフォリオのパワフルなツールの1つです。Wi-Fiデータ収集への標準化したアプローチによって、サービス プロバイダーはWi-Fiの問題に関する顧客サポート コール件数およびサポート コールの対応に費やす時間を削減しながら、サービス レベルを向上させることが可能になります。Wi-Fi Data Elementsはネットワーク オペレーターが展開する製品への実装が見込まれるだけでなく、Wi-Fiデータへのアクセスを標準化することで、幅広い開発者のコミュニティにおいて、データ主導の相互運用可能な機能や能力に基づくイノベーションを促進します。Wi-Fi Data Elementsは、複数のアクセス ポイントが存在する自己組織化型Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh™ ネットワークの基盤を提供し、Wi‑Fi EasyMesh™環境でその能力をシームレスに発揮できるように設計されています。

「これまで当社は、高度なWi-Fiデータ モデルを定義することで、Wi-Fi環境のデータ収集と管理に対する洗練された共通のスキームがない状況に対応していました。このような状況の中、Wi-Fi Alliance は業界のパイオニアである他の企業とのコラボレーションを通じて、これらの新しいデータ モデルを標準化するフォーラムを提供してくれました。Wi-Fi CERTIFIED Data Elementsは、IT企業の大規模なエコシステムがWi-Fi ネットワークで利用できる情報を活用して、新しいデータ主導型のアプリケーションを実現する基盤としての役割を果たします」 – Tuncay CilASSIA 最高戦略責任者

Wi-Fi Allianceは、ますます複雑化しているエコシステムの多種多様な数多くの関係者を1つにまとめるという、信じられないほど重要な仕事を実現しています。このプロセスにおいて標準ベースのテクノロジーは欠かせない要因ですが、当社がこれまで2年にわたり貢献してきたこの仕事が新しいWi-Fi CERTIFIED Data Elements プログラムとして結実したことに大きな誇りを感じています。これらの新たな標準によって、消費者の皆様のWi-Fiエクスペリエンスは飛躍的に高まるでしょう」 – Shane EleniakCalix プラットフォーム担当SVP

Wi-Fi ソリューションを効果的に管理する上で、ホーム ネットワークへの完全な可視性は不可欠な要素です。Wi-Fi Alliance Wi-Fi Data Elementsイニシアチブは、一般住宅のWi-Fiからクラウド テレメトリーへのデータ フローに対する完全かつ詳細な視点を、一貫して標準化したモデルで提供します。またホーム ゲートウェイなどの機器をはじめとする他のデバイスからの非Wi-Fiデータとともに、これらの情報は包括的なクラウドビューを提供し、アプリケーション利用状況の分析やトラブルシューティングなどに活用することができます」 – Ian WheelockCommScope エンジニアリング フェロー先頃ARRIS社が買収

Wi-Fi Data Elementsが提供する標準化した一連のデータ モデルは、Wi-Fiのパフォーマンスに対するKPI重要業績評価指標を網羅し、これによってリモート モニタリングとトラブルシューティングが可能になります。 私たちは、自己組織化型Wi-FiネットワークのWi-Fi EasyMeshに欠かせない基盤も提供するこのプログラムに貢献していることを嬉しく思います」 – Mark MontierthMarvell Semiconductor社バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

 

Wi-Fi Data Elementsの詳細は テクノロジーの概要またはhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-data-elementsをご覧ください。  

 

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www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は45,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Wi-Fi Data Elements, Wi-Fi EasyMesh

Wi-Fi Alliance®、「World Wi-Fi® Day」を祝福

最新動画を公開 ハイテク分野と政府分野のビジョナリーが、Wi-Fiのグローバル インパクトを語る

米国テキサス州オースチン発 2019620 - 本日 Wi-Fi Alliance®は、20年にわたり世界中のユーザーをつないできたWi-Fiテクノロジーの #WorldWiFiDayを祝しています。Wi-Fi®の業界リーダー、政府関係者、消費者のすべてが、Wi-Fiは今日最も大きな成功を収めているテクノロジーの1つであると認めています。Wi-Fi Allianceが公開しているこちらの動画(「Celebrating 20 Years of Wi-Fi」)では、Wi-Fi 業界に貢献してきた関係者およびリーダーたちが、Wi-Fiテクノロジーの誕生とインパクトに関するコメントに加え、これからの10年におけるWi-Fiのイノベーションについて予測を述べています。

Wi-Fi’の成功の基盤となったのは、まず1985年に米国連邦通信委員会(FCC)が免許不要で利用できるようにいくつかの帯域を開放したことでした。これに続き、相互接続のグローバル規格が定義されたことによって、大規模なWi-Fi イノベーションへの道が拓かれました。このように無数の製品への道筋が確立されたことで、Wi-Fiはコネクティビティ エクスペリエンス(接続体験)全体を永遠に変える存在となりました。ユーザーによるデータ アクセス環境を一新したWi-Fiは、平均的な消費者にとっては「インターネット」とほぼ同じ意味を持つようになっています。Wi-Fiによってビジネスシーンにおける「BYOD(個人所有端末の業務利用)」が可能になり、真のモバイル ワークフォースが誕生しました。また、Wi-Fiによって通信事業者はユーザーの無線データ ニーズを大規模に共有することが可能になりました。Wi-Fiの世界的な成功は、規制当局と科学技術者のコラボレーションによって何を実現できるのかを示す好例です。これからも利用可能な免許不要帯域を広げていき、Wi-Fiのイノベーションをさらに後押しする上で、両者の継続的な関係は必要不可欠なものです。

ユーザーがどこにいても手頃なコストでオンライン接続できる環境を実現したWi-Fiは、全世界に大きなインパクトを与えました。スタジアムではファンのエクスペリエンスを高め、空港では旅行者にシームレスな接続環境を提供し、公共交通機関では常時接続環境を実現しています。現在Wi-Fiはスマートシティおよび公共アクセス ネットワークになくてはならない存在になっており、各国政府は数百万ユーザーへの無料Wi-Fiの提供パブリックWi-Fiの可用性の大幅な向上接続環境のギャップの緩和地方農村部や新たな分野への拡張など、さまざまなイニチアチブを推進しています。またWi-Fiは、過酷な環境下における作業条件の向上災害復旧の支援、また公共の場における安全確保でも広く活用されています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「この20年を通じてWi-Fiは世界を大きく変えました。この間Wi-Fi Allianceのメンバー企業は、手頃なコストと優れたパフォーマンスの強力な組み合わせを実現するWi-Fiを世界中のユーザーが利用できるようにするために、懸命の努力を重ねてきました。世界中どこでも高い信頼性で共通の接続エクスペリエンスを提供するWi-Fiは、ハイテク時代における最も大きなサクセス ストーリーの1つです」

Wi-Fiが世界経済に及ぼしている影響は一般的に低く見られがちですが、実際の貢献度は非常に大きく、2018年の世界経済にもたらした価値は2兆ドル近くに上り、2023年までに3兆5,000億ドル近くに達することが見込まれています。利用できる免許不要帯域が広がるのに伴い、経済環境へのWi-Fiの貢献度は引き続き右肩上がりで推移するでしょう。Wi-Fiは仮想現実(VR)や拡張現実(AR)、リアルタイム ゲームなどの分野に加え、省エネ型のIoT(モノのインターネット)アプリケーションといった分野におけるさらなる発展が見込まれます。また自動車、医療、農業、教育をはじめとする幅広い業界も、接続性と生産性のこれまで以上の飛躍的な向上を社会にもたらす次世代 Wi-Fi CERTIFIED 6™など、今後のWi-Fiの進歩によるメリットを享受できます。 

冒頭で紹介した最新動画では、#20yearsofwifi を祝し、AirTies社、Boingo社、Broadcom社、Comcast社、CommScope社、Cypress Semiconductor社、IEEE(米国電気電子学会)、Intel社、Lennar社、Marvell Semiconductor社からのテクノロジー リーダー、また米国連邦通信委員会(FCC)、米国議会、国際電気通信連合(ITU)、欧州郵便電気通信主管庁会議(CEPT)、国家周波数管理局(National Frequency Agency)、総務省(MIC)など世界各国政府のビジョナリーからのコメントを紹介しています。

ぜひこちらで動画をご覧ください

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Wi-Fi CERTIFIED 6

Wi-Fi Alliance®、Wi-Fi®登場から20周年を祝福

相互接続性を基盤にするWi-Fiのサクセス ストーリー

米国テキサス州オースチンおよびワシントンD.C. 201964 今日Wi-Fi®は世界で最も普及しているテクノロジーの1つで、設置ベースは130億デバイス以上を数え、Wi-Fiデバイスの出荷実績は2019年だけでも40億を超えています。今年はWi-Fi 誕生から20年となる記念の年で( #20yearsofwifi)、Wi-Fi Alliance®は800社近くのメンバー企業とともにハイテク時代で最も成功をおさめているテクノロジーの1つであるWi-Fi の20周年を祝福しています。Wi-Fiのサクセス ストーリーは、Wi-Fi CERTIFIED™ プログラムを背景にした相互運用・接続性の基盤の上に成り立っています。エンジニア、企業幹部、半導体/デバイスメーカー、イベント施設のオーナー、通信事業者などで構成されているWi-Fiの精力的なコミュニティはWi-Fi Allianceで連携しているだけでなく、Wi-Fiの進化を促した重大な歴史の瞬間にも貢献してきました。

Wi-Fi の起源

Wi-Fi Allianceは、複数のベンダー間における無線ネットワーク製品の相互接続を実現し、安定して質の高い接続体験を提供することを目的としたグローバル規模の組織として1999年に設立されました。「Wi-Fi」という言葉および誰もが見慣れている陰と陽のロゴは、無線ネットワーク製品に質の高い新たなエクスペリエンスを提供する消費者フレンドリーなこのテクノロジーと他のテクノロジーとを明確に区別するために、設立後間もなくWi-Fi Allianceが考案しました。またWi-Fi Allianceが課す相互運用性の要件を満たしている製品を示すために、Wi-Fi CERTIFIED™ が確立されました。「Wi-Fi」という言葉は短期間で主流である消費者層に広く受け入れられるようになり、メリアム=ウェブスター辞典(Merriam Webster)に記載され、2005年には世界中の主な言語で広く使われるようになりました。

Wi-Fi CERTIFIEDプログラムの結果、Wi-Fi 人口は急速に増加しました。今日、45,000以上の認定を誇るWi-Fi CERTIFIEDは、承認の証として世界的に認められています。Wi-Fi CERTIFIED製品は、厳格な試験を経た相互接続性を保証します。現在「Wi-Fi CERTIFIED」のロゴは世界中の消費者向け製品で使われるようになっていますが、このロゴを表示している製品は、相互接続性、業界標準のセキュリティ保護、簡単なセットアップと管理環境を提供します。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「20年前の創立以来、Wi-Fi AllianceはWi-Fi のエコシステムが集まり、Wi-Fi の方向性を決定する場となっています。このようなコラボレーションがWi-Fi CERTIFIEDポートフォリオとして結実し、新たなユースケースをサポートするとともに幅広い業種のニーズに応えられるように拡張し、最終的に日々のライフスタイルに欠かせないツールとなりました。このような成功と規模の拡大を実現したテクノロジーは、ほとんどありません」

あらゆる場所に広がるWi-Fi環境におけるWi-Fi Allianceの役割

Wi-Fi Allianceの活動は相互接続性に止まることなくさまざまな分野に貢献してきました ―― これがWi-Fiの大きな成功につながっています。

  • セキュリティ プロトコルの進化・発展 Wi-Fi AllianceはWi-Fi Protected Access® を規定しています。Wi-Fi Protected Accessは、相互運用が可能な標準ベースのセキュリティ フレームワークとして、すべてのWi-Fi CERTIFIEDデバイスに求められるかつてないレベルのWi-Fiセキュリティを提供します。また、Wi-Fi Protected Accessは、変化するセキュリティ環境に対応する強力な保護機能と新しいセキュリティ プラクティスを提供します。常に進化し続けるWi-Fi CERTIFIEDが、セキュリティに対する絶え間ない脅威から常にデバイスを保護します。
  • 家電へのユビキタスな普及 Wi-Fi CERTIFIEDによって、Wi-Fi業界全体を通じて携帯電話や4K超高精細テレビ、サーモスタット、ドアベルまで、広がり続ける家電の接続が可能になりました。Wi-Fiのテクノロジー ポートフォリオを広げ、標準化した相互接続アプローチによるハイパフォーマンスと低消費電力デバイスの幅広いメリットを提供する上で、Wi-Fi Allianceは不可欠な役割を果たしています。
  • 消費者にも分かりやすい命名・表記法 Wi-Fi Allianceは、デバイスがサポートしているWi-Fiテクノロジーを消費者が簡単に理解することができる、新しい命名・表記法を発表しました。 この表記法によって、Wi-FiユーザーはWi-Fi 4、Wi-Fi 5、Wi-Fi 6を使用しているデバイスとネットワークの世代をひと目で知ることができます。

www.20yearsofwifi.comにアクセスし、ぜひ20周年(#20yearsofwifi )をともに祝ってください。

 

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Wi-Fi Alliance®がWi-Fi CERTIFIED Home Design™の能力を拡張

プロが設計して住居に組み込むWi-Fi®ネットワークが、集合住宅でも利用可能に

米国テキサス州オースチン発 2019515 - Wi-Fi Alliance®は本日、プロが設計して建築業者が新築住宅にWi-Fi®ネットワーク組み込むことを可能にする認定プログラムWi-Fi CERTIFIED Home Design™をさらに拡張し、アパートやマンション、タウンハウスなど、戸建てだけでなく集合住宅にまで住宅全体を網羅するユーザー エクスペリエンスを提供できるようになったことを発表しました。スマート家電・製品が一般住宅に広く普及し、現在使っているさまざまなデバイスと相互接続できるテクノロジー ソリューションを消費者が求めている中、Wi-Fi Home Design™は、入居後すぐに利用することができ、シンプルかつ直感的により多くのコネクテッド デバイスをつなぎながらスマートホームを広げる基盤を提供します。 

Wi-Fi Home Designは、厳格なWi-Fi 実装ガイドラインに基づく業界認定のネットワーク設置プランを新築住宅業者に提供します。このガイドラインは、バルコニーやパティオといった屋外までを含めて住環境全体を通じて死角をなくして強力なWi-Fiカバレッジを実現するための、アクセス ポイント(AP)の配置に対する基準を規定します。集合住宅の場合、アクセスポイント(AP)の設定、チャネル選択、信号強度などがすでに確立されているので、近隣のWi-Fiネットワークとの干渉が少なく、接続の信頼性も高いといったメリットがあります。Wi-Fi Home Designは集合住宅一棟全体に展開することも、フロアごとに展開することもできます。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「Wi-Fi Home Designによって、消費者の皆様はパフォーマンスに高い信頼性をもって自宅でWi-Fi を利用することができます。今回Wi-Fi Home Designの能力をさらに拡張したことで、集合住宅や高層住宅にお住まいの何百万人もの方々に、たとえ輻輳している都市部の環境であっても質の高いWi-Fiエクスペリエンスを提供できるようになりました」

米建築業者最大手の1社であるLennar社は、2017年に世界で初めてWi-Fi CERTIFIED Home Designを導入し、現在は住宅に標準装備しています。同社はこれまでに62棟の集合住宅にWi-Fi Home Designを実装し、現在も利用できる住宅を広げています。

Lennar社のデビッド・カイザーマン(David Kaiserman)氏は次のように述べています。
「私たちはワイヤレスの世界に生きていますが、皮肉なことに私たちが最もワイヤレス接続を必要としている場所、すなわち自宅での利用に制限がある場合がほとんどです。当社にとって、住空間から無線接続のデッドスポットをなくすというエンジニアリングは自然なことです。(Wi-Fi Home Designによって)接続性の代表的な認定であるWi-Fi CERTIFIED™を一般住宅でも利用できるようになりました。市場をリードするほとんどのIT製品がそうであるように、Wi-Fi CERTIFIED™によって消費者は自分がどのような機能を利用できるのかを把握できます。また今日だけでなく将来にわたり、その可能性の水準が高められました」

Leading Builders of AmericaのCEO、ケン・ギアー(Ken Gear)氏は次のように述べています。
「住宅の購入を考えている消費者はコネクテッド ホームを求めており、Wi-Fiはこれまでのオプション機能から、標準装備されているべき機能へとシフトしています。住宅のオートメーションは飛躍的に進んでおり、これらの機能はWi-Fiを基盤に幅広いITアプリケーションを提供します。このような状況を背景に、ますます多くの住宅建築業者が、住宅購入者が引越したその場ですぐに利用できるWi-Fi環境のベスト エクスペリエンスを提供しています」

Wi-Fi Home Design認定では、建築業者は適切なパフォーマンス レベルを満たしたWi-Fi CERTIFIED設備を設置しなければなりません。Wi-Fi CERTIFIEDデバイスは、業界合意に基づく相互接続性とセキュリティの規格を満たしていることを示します。一般的にWi-Fi CERTIFIEDフロアプランの一部として展開するAPはエンタープライズ グレードのもので、最新のWi-Fi テクノロジーを提供します。Wi-Fi CERTIFIEDフロアプランの居住者は、自宅のネットワークに新しいWi-Fi CERTIFIEDデバイスを統合することで、よりシームレスなエクスペリエンスを利用することができます。

Ruckus Networks社(現在はCommScope社の一部)の規制関連業務/規格担当ディレクター、マーク・ハミルトン(Mark Hamilton)氏は、次のように述べています。
「企業向けに設計されているエクスペリエンスを最新の一般住宅のコネクテッド ホーム環境で利用できるようにしたWi-Fi Home Designは、極めて大きな価値をもたらしました。今回Wi-Fi Home Designが新たなフェーズに入り、集合住宅にもこれらのメリットがもたらされ、高密度環境および一元管理に対するニーズに応えることが可能になります。スマートホームの時代の中、Wi-Fi Home Designは大小あらゆる規模の住宅のすべてを通じて、無線接続の基盤を提供します。この新しいデザインによって、住宅のオーナーはシームレスな接続環境を基盤に、帯域集中型アプリケーションを利用することが可能になります」

Wi-Fi CERTIFIED Home Designの詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-home-designをご覧ください。

 

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Wi-Fi Home Design

Wi-Fi AllianceがWi-Fi CERTIFIED Passpoint®の新機能を発表

シームレスでセキュアなWi-Fi®の強化機能がこれまで以上に柔軟な通信事業者のネットワーク展開を実現

米国テキサス州オースチン発 2019416 -Wi-Fi Alliance®は、通信事業者の展開環境を簡素化するとともにシームレスでセキュアなユーザー エクスペリエンスを提供する一連の新機能をWi-Fi CERTIFIED Passpoint®に加えたことを発表しました。Passpoint®の新機能によって、これまでと変わらない強力なセキュリティで接続を保護しながら、オンライン サインアップ機能の簡素化、通信事業者固有の要件のサポート、またイベント会場の適切な情報をユーザーに送信することなどが可能になります。従来型のネットワーク事業者およびマネージド ネットワーク事業者は、Wi-Fiパブリック ホットスポットや都市規模のネットワーク、イベント会場などから高い価値を引き出しながら、Wi-Fiローミングのサポート強化、モバイル トラフィックのオフロード、Wi-Fi通話を実現します。

Wi-Fi Alliance®は、セキュリティの強化と柔軟性の向上を実現しながら通信事業者のネットワーク環境に高い価値を提供する4つの重要な機能をPasspointに加えました。

  • 簡素化したオンライン サインアップ。 単一のSSIDまたはユーザーが認識する「ネットワーク名」を使って、複数のベンダー間で共通するプロビジョニング手法を提供することで、ネットワークの展開と構成を簡素化します。
  • イベント会場に固有の情報。Wi-Fiデバイスはイベント会場に関連するローカル情報を自動取得して、利用可能な通信事業者のサービスをユーザーに伝えます。
  • エンタープライズ レベルの拡張的なセキュリティ。WPA2™-Enterprise および次世代WPA3™-Enterpriseのサポートにより、強力なレベルの認証と接続性を提供します。
  • 通信事業者に特化したポリシー。パブリック ホットスポットで利用条件の受諾を合理化するソリューションを提供します。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「Passpoint は、シームレスでセキュアなWi-Fiアクセスやグローバル ローミング協定の基盤など、ほぼあらゆるタイプのWi-Fi通信事業者にメリットをもたらします。市場ニーズに応えるとともにWi-Fiユーザー、製品メーカー、通信事業者の皆様へ最大限の価値を提供するために、これからもWi-Fi Allianceはプログラムを継続して強化していきます」

今日市場に出回っているほとんどのエンタープライズ クラスのアクセス ポイント(AP)、またAndroidやiOS、macOS、Windows 10をはじめとするメジャーなモバイルOS、さらに世界中のデバイス メーカー、移動体通信事業者、サービス プロバイダーもPasspoint を幅広くサポートしています。またPasspoint は、マネージド ネットワーク環境のユーザー エクスペリエンスを飛躍的に高める一連のテクノロジーであるWi-Fi CERTIFIED Vantage™ の主要コンポーネントの1つです。Wi-Fi Vantage™デバイスは、Passpointのシームレスなライトタッチ認証、資源管理の強化、エンタープライズ レベルのセキュリティ、ハイパフォーマンスといった特性を基盤に、厳しいネットワーク環境においても卓越したユーザー エクスペリエンスを提供します。

Passpointに関するその他の詳細は https://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/passpointをご覧ください。

 

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Operators Passpoint, Wi-Fi Optimized Connectivity, Wi-Fi Vantage

Wi-Fi Alliance® セキュリティ最新情報

米国テキサス州オースチン 2019410 Wi-Fi Alliance®は20年にわたり世界数十億のWi-Fi®デバイスに信頼のセキュリティを提供していますが、これは今後も変わらず、引き続きWi-Fiユーザーをサポートしていきます。

このほど公開された調査報告において、WPA3™-Personalの限られた数の初期導入環境において、攻撃者のソフトウェアを実行しているデバイスでサイドチャネル情報の収集、一定の暗号化処理の不適切な実装、または不適切な暗号化要素の実行が可能になるという脆弱性が指摘されました。WPA3-Personalはまだ普及の初期段階ですが、今回の脆弱性の影響を受ける数少ないデバイス メーカーは、すでにこれらの問題に対するパッチの提供を開始しています。これらの問題は、デバイス間の適切な接続能力に一切影響を与えることなく、すべてソフトウェア アップデートによって解消できます。これらの脆弱性によるセキュリティ事案は報告されていません。

セキュリティ環境は常にダイナミックに変化しているため、Wi-Fi Allianceはセキュリティ脅威の変化に合わせてワイヤレス セキュリティとプライバシーを保護するために、Wi-Fi CERTIFIED™の要件を定期的にアップデートしています。WPA3-Personalによって、シンプルなパスワードに基づくプライベートWi-Fi ネットワークの次世代セキュリティの水準が高まりました。今回Wi-Fi Allianceは、ユーザーがWPA3-Personal に信頼を寄せ、これまで以上に強力なセキュリティ保護を提供するための緊急措置を講じました。これによって、前述の最新調査に記載されている要素に基づいたテストをWi-Fi CERTIFIED WPA3-Personal に追加したとともに、本件に関連するセキュリティの考慮点に対するメーカー各社の理解を進めるために、実装ガイダンスの周知を幅広く進めています。これまでどおり、ユーザーは必ずデバイス メーカーからの最新の推奨アップデートをインストールしておく必要があります。

どのテクノロジーでも同じように、堅牢なセキュリティ リサーチによって脅威の機先を制して潜在的な脆弱性を洗い出すことは、強力な保護能力を維持する上で不可欠です。Wi-Fi Allianceは、今回の脆弱性を発見し、責任を持って報告してくれたニューヨーク大学アブダビ校のMathy Vanhoef氏およびテルアビブ大学/ルーヴェン カトリック大学(KU Leuven)のEyal Ronen氏に謝意を表します。この報告のお陰で、Wi-Fi業界はWPA3-Personalが市場に幅広く普及する前の段階で、先回り的にアップデートを準備することができました。

https://www.wi-fi.org/ja/2019-4

 

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Wi-Fi® - 2019年の展望

Wi-Fi Alliance®がWi-Fiの20年のマイルストーンを祝福 - 変わらぬ業界の勢い

米国テキサス州オースチン発 2019221 - Wi-Fi®テクノロジーは、これまで20年にわたり世界中のユーザーをつないできましたが、この間絶え間なく速度アップと機能強化を実現し、拡張によってピアツーピア(P2P)接続とマルチギガビット パフォーマンス、また効率的なスマート ホーム ネットワーク、シームレスな認証およびローミングを提供してきました。またWi-Fiはワイヤレス環境の後進地域におけるデジタル ディバイドの橋渡しをするとともに、ビジネス環境の生産性と柔軟性の向上をサポートしてきただけでなく、柔軟で手頃なコストの接続環境を提供する能力を背景に、まったく新しい市場を開いてきました。2019年もWi-Fiの勢いは変わることなく、Wi-Fiデバイスの累計出荷実績は300億に達するでしょう ―― 2019年だけでも出荷実績は40億を超える見込みで、Wi-Fiの設置ベースは130億以上に広がるでしょう。

Wi-Fiに関する2019年の予測は下記のとおりです。

  • Wi-Fi Alliance®Wi-Fi登場から20周年を祝福 2019年、Wi-Fiは20周年を迎えます。年間を通じて業界全体が祝福する中(#20yearsofwifi)、2019年はWi-Fiが実現してきた信じられないほどのサクセスストーリーが反映された年になるでしょう。20年前は誕生したばかりの1テクノロジーに過ぎなかったWi-Fiですが、今はギガビットの速度を実現し、世界中の企業のビジネスにとってなくてはならない存在になっています。2019年、Wi-Fi Allianceのメンバー企業はこれまでにWi-Fiがもたらしてきた価値を祝し、革新的な新製品を提供するとともに次の20年間に向けたビジョンを設定します。
  • 次世代Wi-Fi: Wi-Fi Allianceは新しいWi-Fi表記法を導入しましたが、この表記法は業界に急速に浸透しています(特にWi-Fiの最新世代Wi-Fi 6で顕著)。2019年、Wi-Fi 6はこれをさらに多くのアクセスポイント(AP)と家電にまで広げ、スピードとパフォーマンスを高めるとともに、例えばスタジアムや数多くのデバイスがあるホーム ネットワーク環境までを含めた輻輳環境においても優れた能力を提供します。2019年下半期にリリース予定のWi-Fi CERTIFIED 6™はWi-Fi 6の幅広い普及に向けた変曲点となり、ユーザーは業界の合意に基づく相互接続性とセキュリティの規格を確実に遵守した最新デバイスを利用できるようになります。 
  • 進化するWi-Fiセキュリティ ホーム ネットワークおよびデバイスはよりスマートに、より多くの機能を提供するようになっていますが、これを実現、促進しているWi-Fiを含むさまざまなテクノロジーによって、モバイル デバイスは幅広いスマートホーム デバイスとやり取りすることが可能になり、オフィスではコネクテッド サービスを通じて効率性と生産性が高められています。スマート デバイスはますます広く利用されるようになっていますが、個人情報保護に対するユーザーの不安が小さくなったわけではありません。Wi-Fi CERTIFIED WPA3™が広く普及することで、ホーム ネットワークおよびエンタープライズ ネットワークの両方について市場全体を通じたセキュリティ レベルが高まるでしょう。オープン Wi-Fiネットワークを提供している公共施設なども、Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Open™によってオープン ネットワークの使いやすさはそのままでデータ暗号化によるセキュリティを提供することができます。
  • 免許不要のミッドバンド帯利用に向けた活動 Wi-Fiが使用している免許不要帯域は、社会にとって最も価値ある資源の1つになっています。昨年度、Wi-Fiが世界経済にもたらした価値は2兆ドル近くに上りましたが、2023年までに3兆4,700億ドルを突破することが見込まれています。Wi-Fiが社会で果たしている役割が表立って取り沙汰されることはあまりありませんが、Wi-Fiは数多くの企業および数多くのユーザーが日々の生活で利用しているサービスになくてはならない存在です。これからもWi-Fiデバイスが質の高いユーザー エクスペリエンスを提供していくためには、今以上に幅広い免許不要帯域を利用することが重要になります。2019年、Wi-Fi Allianceは5 GHz帯と6 GHz帯の両方について追加の免許不要帯域利用に対する活動を引き続き展開すると同時に、Wi-Fiの価値の周知を図るための世界的な活動を広げていきます。Wi-Fiがこれからも革新を続け、将来にわたり質の高いユーザー エクスペリエンスを提供していくことができるように、Wi-Fi Allianceは米国議会Wi-Fi Caucusなどのグループに加え、世界各国の政策決定者および規制当局と連携して働きかけていきます。
  • Wi-Fiの高度なユースケースが「現実」に 2019年、拡張現実(AR)と仮想現実(VR)テクノロジーは市場のトライアル段階を越えて幅広い場面で活用されるようになり、オフィスやスポーツ会場、住宅などのエクスペリエンスにインパクトを与えるようになるでしょう。  ハイパフォーマンスを提供するWi-Fi 6やマルチギガビットのスピードと低レイテンシを実現するWi-Fi CERTIFIED WiGig™などのテクノロジーを活用し、Wi-Fiはこれまで以上に堅牢なAR/VRエクスペリエンスを提供します。Wi-Fiが本来持ち合わせている長所、セキュリティに対する確固とした取り組み、免許不要帯での効率的な稼働能力などを背景に、これからもWi-Fiは能力を高め、高度なユースケースをサポートするとともに優れたスループット、低いレイテンシ、より高度なネットワーク管理と最適化、優れたユーザー アクセスを提供します。
  • Wi-Fiが住宅環境全体をカバー コネクテッド ホーム環境がますます広がる中、高い信頼性で住宅環境の隅々までをカバーするWi-Fiメッシュ システムも広がっています。さまざまなベンダーがWi-Fiメッシュ ソリューションを提供しており、急増するホームネットワーク トラフィックに対応するために、数々のメッシュ製品が相次いでWi-Fi 6を実装するようになってきています。デバイス ベンダーは、Wi-Fi CERTIFIED EasyMesh™によって標準ベースのアプローチで複数のアクセス ポイント(AP)を有するWi-Fiネットワークを活用することで、相互接続性を有するWi-Fi CERTIFIED™デバイスの幅広い選択肢を柔軟に提供することができます。また住宅を購入する消費者は、Wi-Fi CERTIFIED Home Design™に基づいて専門家が設計段階からフロアプランにWi-Fiネットワークを直接統合して設計した住宅を購入することも可能です。2019年に予定されているWi-Fi Home Design™の機能強化では住宅の種類がさらに広がり、これまで以上に多くの住宅で、引越したその日からWi-Fiを使い始め、スマートホーム用のデバイスやシステムを増設していくことができるようになります。

 

Wi-Fi誕生20周年に関するその他の情報は、www.20yearsofwifi.comをご覧ください。.

 

2019年のWi-Fiについて Wi-Fi Allianceメンバー企業の知見

「歴史的な観点から見ると、多くの企業やベンダーがWi-Fiの戦略と戦術の進歩を促し、テクノロジーがもたらす結果が常に変化している中で、大部分の予測は的外れであるのが現実です。しかし、中には否定しようのない真実もあります。私にとってそれは、2019年はWi-Fi誕生以来最も革新的な一年になるだろうということです。Wi-Fi 6およびWPA3のリリースとその後の普及、さらにワイヤレスIoTデバイスの爆発的な増加によって、Wi-Fiの運用とセキュリティ環境、またWi-Fiがサポートしなければならないデバイスは根本的に変化するとともに、IoTによってまったく新しい世代のワイヤレス製品が加わるでしょう。ネットワークがかつてないほど大規模化し、ミッション クリティカルに成長してきたことで、Wi-Fiシステムも大幅に高速化しています。2019年のイノベーションの主要なターゲットは人工知能(AI)と機械学習(ML)機能、豊富な知見をもたらすアナリティクス、自動化したオンボーディングプロセス、分類、コントロール、移行です。Wi-Fi Alliance、また当社(Aerohive)をはじめとする個々のベンダーが、Wi-Fiネットワーク運用の簡素化と最適化に焦点を当てたWi-Fiの先進機能を提供するでしょう。注意深く観察すると、すでにこれらのいくつかは市場に出始めています。まとめると ――  2019年の重要なイノベーション、それはネットワーク管理者の仕事を補完、強化、簡素化するAIを活用したソリューションになるでしょう」 – said Perry Correll氏/Aerohive Networks 製品管理担当ディレクター

2019年はWi-Fi 6の年になるでしょう ―― スピードと容量がアップするだけでなく、ますます多くのデバイスをサポートするようになっているコネクテッド ホーム環境を効率的にサポートし、低いレイテンシを実現するとともに、デバイスのバッテリー寿命も長くなります。Wi-Fi 6 と当社AirTiesのソリューションが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

「革新と進化の20年を経て、今年はWi-Fi 6規格によってコネクテッド環境の新たな可能性が現実のものとなり、消費者も企業も劇的な変化を体験することになるでしょう。小売店舗には高度なWi-Fi 6メッシュ ルーターが並び、消費者は自宅のすべての部屋、すべてのデバイスで、マルチギガビットのスピードを利用できるようになります。また企業ではITやビジネスの意思決定者がWLANインフラストラクチャをWi-Fi 6にアップグレードすることで、オフィスやホテル、学校、スタジアムなどあらゆる場所で効率性の向上、容量の増加、また強化した接続性を活用できるようになります。Wi-Fi 6のアクセス ポイントが提供する強化したQoSによって、超高密度なユーザー環境でも、レイテンシの影響をうけやすい高解像度ビデオを楽しむことができます。ISP各社はそれぞれの主力サービスをWi-Fi 6にアップグレードすることで、新しいパフォーマンス機能を活用する最初のスマートフォンとタブレットをユーザーに提供できます。おそらくより重要なのは、ラボでの6GHz Wi-Fi 6のトライアルを通じて2020年下半期に新製品が登場し、新しい帯域レベルで衝突することのないアクセスが実現するであろうということでしょう。これによって、ホーム ネットワークの完全なコードレス化が実現します」 – Charles CheeversARRIS社カスタマープレミス ソリューション担当CTO最高技術責任者

「間違いありません ―― 2019年はWi-Fi 6の年になります。スマートフォンやルーター、アクセス ポイントなど、完全なWi-Fi 6エコシステムが急速に広がるでしょう。実際、世界初のWi-Fi 6スマートフォンであるSamsung Galaxy S10のローンチなど、2019年は素晴らしいスタートを切っています。また、消費者のニーズが非常に高かった、より没入的なソーシャルメディア エクスペリエンスを体験できるようになります。Wi-Fiにとってエキサイティングな時代になりました – Vijay NagarajanBroadcom ワイヤレス コミュニティケーションズ&コネクティビティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

「当社は全米最大のWi-Fiネットワークを運用していますが、2019年も引き続き全米Wi-Fiネットワークの強化と進化に集中していきます。これによってお客様は常時接続環境で、最高のWi-Fiエクスペリエンスを利用できるようになります。当社はXfinity xFi によって、全米1,500万以上の世帯にベスト スピード、カバレッジ、コントロール、そして今回はセキュリティを提供することで、お客様のWi-Fi利用環境を変革しています」 – Eric Schaefer氏/ComcastXfinityサービス担当ジェネラル マネージャー兼シニア バイスプレジデント

2019年は、低消費電力の次世代Wi-Fi プラットフォームがIoTのイノベーションを推し進めるでしょう。当社は、状況認識に基づく低レイテンシでクラウドに依存しない意思決定とより長いバッテリーライフに対するデザイナーの皆様からのニーズの高まりに応えていますが、 タッチや音声、モバイルアプリ、環境的な要因などを通じた常時接続のHMIヒューマンマシン インターフェイスによって、このニーズはさらに高まっています」 – Brian BedrosianCypressIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント

「当社は約20年前の創立以来、Wi-Fiがモバイルをサポートするようにデザインされた初期の二次的なネットワークから現在のように数十億のデバイス、ユーザー、モノをつなぐ主要な接続法としてミッション クリティカルな役割を担う存在になるまで、飛躍的な進化を遂げてきた状況を見てきました。Wi-Fi20周年を祝福しながら、スピードやカバレッジ、容量、セキュリティなど、この重要なテクノロジーが進んできた大きな歩みを振り返る一方で、将来に目を向け、あらゆる業種と地域にわたりユーザー エクスペリエンスの質を高める非常に大きな可能性を楽しみにしています。Wi-Fi 6Wi-Fi CERTIFIED WPA3Wi-Fi CERTIFIED Enhanced Openなどの開発、新しい革新的なユースケース、また今以上に広い免許不要帯域の利用といった重要な分野における前進など、Wi-Fi の前には明るい未来があります」 – Chuck LukaszewskiArubaHewlett Packard Enterprise社の子会社ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

Wi-Fiはスタンドアロンのテクノロジーから、個々が具体的なニーズに応えるさまざまな無線技術で構成されたエコシステム全体にとって、欠かせない一部になるでしょう。 特にIoT分野では、Wi-Fiベンダーが他のワイヤレス システムのサポートを統合するソリューションを提供することで、ユーザーは高度に統合されたプラットフォームのメリットをフル活用して、最も多様なワイヤレス ニーズでも満たすことができるようになるでしょう」 Jan BuisLANCOM Systems 事業開発担当バイスプレジデント

「無線接続に革命を起こし、業界全体を通じて標準化を推進してきたWi-Fi Alliance20年にわたる成功の年月を祝福します。Wi-Fi Alliance創立メンバーの1社でWi-Fiテクノロジーにおけるリーダーとして、当社Marvellはお客様およびコミュニティに技術の粋を極めたソリューションとテクノロジーの提供で成功をおさめてきたことについても祝福したいと思います。次の20年もWi-Fi Allianceでの継続的なコラボレーションを基盤に、Wi-Fi 6のようなセキュアでハイパフォーマンスなテクノロジーを市場に届けていくことを楽しみにしています」 – Mark MontierthMarvell Semiconductor社ワイヤレス コネクティビティ事業部バイス プレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi テクノロジーのパイオニアの1社である当社はNETGEAR、常にWi-Fi各世代の移行において先頭を進んできました。2019年は、Wi-Fi 6製品の導入にとって素晴らしい年になることを期待しているとともに、この1年を通じてWi-Fi 6ネットワークの普及を促進し、増強されている容量と帯域幅を活用していくことを楽しみにしています」 – David Henry氏/NETGEAR社コネクテッド ホーム製品担当シニア バイスプレジデント

「この20年間、Wi-Fiは数多くのトランスフォーメーションをもたらしてきましたが、お楽しみはまだこれからです。2019年は無線接続の新しい時代の幕開けとなり、Wi-Fi 6はパフォーマンス、容量、効率を新たなレベルに高め、60 GHz Wi-Fi の利用は活性化し、免許不要のミリ波mmWave帯を活用することで、かつてない2桁台のギガビット速度、また認識できないレベルのレイテンシを実現するでしょう。Wi-Fi 対応製品の出荷実績におけるグローバル リーダーの1社として、当社はこれまで長年にわたりサポートしてきたように、Wi-Fi Allianceが推進してきたテクノロジーの発展をこれからもサポートしていくとともに、コネクテッド エクスペリエンスの新たな時代における次世代Wi-Fiツールキットをお客様にお届けできることを楽しみにしています」 ラフル・パテルRahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi20年間絶え間なく進化し続け、より速いスピード、より信頼できる接続環境への常に高まるニーズに応えてきました。2019年は、8ストリームMIMOやマルチユーザーMIMOといった高度な機能を活用するWi-Fi 6がメインストリームになりつつあります。6 GHz 帯を利用できるようになり、遮るもののない広い帯域が加わることで、次の大きなイノベーションが現実化して、さらに優れたパフォーマンスとサービス品質QoSが実現されるでしょう」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

 

Wi-Fi Alliance®について
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Wi-Fi Alliance® (ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は45,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

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Enterprise Networks, Security Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED WiGig, Wi-Fi EasyMesh, Wi-Fi Enhanced Open, Wi-Fi Home Design

Wi-Fi CERTIFIED 6™ - 2019年にリリース

次世代Wi-Fi®をサポートするWi-Fi Alliance®の認定プログラム

米国テキサス州オースチン発 201918Wi-Fi 6に対する業界の盛り上がりの中、Wi-Fi Alliance®はIEEE 802.11axテクノロジーをベースに相互接続性とセキュリティの業界標準に準拠しているデバイスを認定する新しいプログラム、「Wi-Fi CERTIFIED 6™」を発表しました。2019年第3四半期にリリースが予定されているこのWi-Fi Alliance認定プログラムは、超高精細(Ultra HD)映画のストリーミングからミッション クリティカルなアプリケーションまで幅広い次世代Wi-Fi®のユースケース(使用例)において、ユーザーが求める容量、カバレッジ、パフォーマンスを提供します。

Wi-Fi CERTIFIED 6がサポートする先進の機能は、たとえ多くのデバイスが混在する多様なWi-Fi環境であっても、これまでの世代を超える革新的な能力を提供します。これには高いデータレートやネットワーク容量の向上、輻輳環境におけるパフォーマンスの向上、電力効率の向上などを含め、下記の機能が含まれます。

  • アップリンクダウンリンクOFDMA直交波周波数分割多元接続): 高い需要が求められる環境でネットワーク効率を高めながらレイテンシを短縮します。
  • MU-MIMOマルチユーザー多入力多出力): 一度に大量のデータを伝送できるため、アクセスポイント(AP)は数多くのクライアント デバイスへの同時にサポートすることができます。
  • 送信ビームフォーミング: 指定範囲内での高いデータレートによって、ネットワーク容量の向上を実現します。
  • 1024-QAM(1024直角位相振幅変調): 同じ帯域幅でより多くのデータをエンコードすることで、Wi-Fiデバイスのスループットを高めます。
  • TWTターゲット ウェイク タイム): IoT(モノのインターネット)デバイスなど、Wi-Fiデバイスのバッテリー寿命を飛躍的に延ばします。

今年はじめ、Wi-Fi Allianceは消費者にとって分かりやすい、新しい世代表記法を発表しました。この表記法によって、ユーザーはデバイスがサポートしているWi-Fiテクノロジーの世代とネットワークへの接続に利用できるWi-Fiテクノロジーの世代の両方を、ひと目で理解することができます。先頃Wi-Fi Allianceの委託に基づきWakefield Research社が実施した調査では、最新のテクノロジーを実装したデバイスを使いたいとしたユーザーが全体の半数を超えている一方で、デバイスの技術情報を示すラベルと説明を理解できない場合は買わないとした回答者は全体の4分の3近くに上ります。Wi-Fi世代を表示する新しい表記法によって、消費者は最新のWi-Fiテクノロジーを実装しているデバイスを簡単に見分け、期待するWi-Fiエクスペリエンスを提供できるかどうかを判断できます。

ABI Research社のシニア リサーチ アナリスト、Andrew Zignani氏は次のように述べています。「確固とした成功の歴史を背景に、Wi-Fiはインターネット アクセスの主要なテクノロジーであり続けています。Wi-Fi CERTIFIED 6によってWi-Fiが果たす役割はさらに大きくなるでしょう。2022年には、Wi-Fi 6チップセットの年間出荷実績が10億を超えることが見込まれます」

『CES2019』ではWi-Fi 6製品が大々的に公開される予定で、Wi-Fi Allianceのメンバー各社がハイパフォーマンス アクセスポイント(AP)やラップトップ、他の新製品を展示します。Wi-Fi 6デバイスは、消費者アプリケーションとエンタープライズ アプリケーションの両方のユーザー エクスペリエンスの質を高めますが、特にホーム ネットワークやスマートカー、企業、eラーニング、IoT、スタジアム、公共施設、交通機関などのアプリケーションで高い効果を発揮します。高精細ストリーミングやVR(仮想現実)、インタラクティブHD/4Kビデオ、資産トラッキングとセンサー、また優れた効率のアップロード/ダウンロード機能など、Wi-Fi 6はこれらのシナリオで幅広いユースケースをサポートします。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「Wi-Fi 6は、接続性への高まるユーザー ニーズを満たすだけでなく、ますます増えているWi-Fi利用が可能な場所における効率を高めます。Wi-Fi CERTIFIED 6 は、20年近くにわたり標準ベースの相互接続性試験を通じてWi-Fiデバイスが品質と相互接続性への期待に応えることを保証してきた歴史を、そのまま受け継ぐプログラムです」

Wi-Fi CERTIFIED 6 の詳細はhttps://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/wi-fi-certified-6をご覧ください。

業界全体がWi-Fi CERTIFIED 6を支持

Wi-Fi 6ではスピードと容量がアップするだけでなく、ますます多くのデバイスをサポートするようになっているコネクテッド ホーム環境を効率的にサポートし、低いレイテンシを実現するとともに、デバイスのバッテリー寿命も長くなります。Wi-Fi 6 と当社のSmart Wi-Fi ソフトウェアが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

 Wi-Fi 6は、私たちが日々の生活を管理し、さまざまな人とつながり、また多くの企業がビジネスの基盤として頼っている環境に革命を起こしたWi-Fiテクノロジーにおける、歓迎すべき進歩です。最高のユーザー エクスペリエンスを確保する上で、Wi-Fi CERTIFIED 6は重要なステップになるでしょう。当社は、ホスピタリティや教育、屋外施設、スマートシティなどのアプリケーションを含め、厳しい要件が求められる住宅環境と企業環境におけるWi-Fi管理およびコネクティビティの質を高めるWi-Fi CERTIFIED 6ソリューションの認定を楽しみにしています」 – Charles Cheevers氏/ARRIS社カスタマープレミス ソリューション担当CTO(最高技術責任者)

Wi-Fi の第6世代が到来しました。当社のチップをベースに市場をリードするWi-Fi 6ルーターは、すでにAmazonBest Buyといった小売のアウトレットで入手できます。スマートフォンによって急速に普及が進むことで、2019年はWi-Fi 6 の年になるでしょう。携帯電話によるモバイル エクスペリエンスは、デジタル メモリーをシームレスにストリーミングしたり共有したりする中で、かつてないほどスピーディかつセキュアで安定したものになるでしょう。今年、新しい携帯電話や無線ルーターを買う際には、必ずWi-Fi 6を頼むことを忘れないようにしてください」 – Vijay NagarajanBroadcom モバイル 尾根句ティ日ティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

Wi-Fi 6認定を開始することは、免許不要帯域利用の環境づくりに向けた大きな前進です。Wi-Fi 6はコネクテッド環境のパフォーマンスを高めるだけでなく、さまざまな次世代のユースケース実現の鍵になるでしょう。業界が一堂に会するCES2019では、Wi-Fi が本来持っている長所にスポットライトが当てられ、来場者はワイヤレス環境が飛躍的な進化を遂げていることを、Wi-Fi 6によって目の当たりにするでしょう」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「当社は、Wi-Fi 6 MACおよび最新鋭のIPプラットフォームを市場に送り出せることを誇りに思うとともに、プログラムが始まったら、W-Fi CERTIFIED 6のステータスを取得することを楽しみにしています。Wi-Fi 4Wi-Fi 5を使用している既存のお客様は、最新世代の規格が提供する多くの新機能や飛躍的に強化されたパフォーマンスと省エネ性を活用するため、すでにWi-Fi へのアップグレードを進めています。モバイルやスマートホーム、ネットワーキング、モノのインターネットIoTなどの分野において、Wi-Fi 6の採用が幅広く進むと当社は考えています」 – said Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当GM

Wi-Fi 6によって、ホーム ネットワークのデファクト テクノロジーとしてのWi-Fiはさらに深化と拡大が進み、コネクテッド オートメーションおよびメディア デバイスの高密度ネットワークで、途切れることのない長距離パフォーマンスを提供します。Wi-Fi 6の効率的なスケジュール ネットワーク パフォーマンスのお陰で、ホーム ネットワークから車載インフォテインメントまで、先進のメディアの共存と省エネ性に優れたネットワーキングによって当社はこれまで以上に堅牢なユーザー エクスペリエンスを提供することができます」 – Brian BedrosianCypress SemiconductorIoTコンピュート&ワイヤレス ビジネスユニット、マーケティング担当バイスプレジデント

2019年はWi-Fi ユーザーにとって画期的な年になるでしょう。Wi-Fi CERTIFIED 6 (“Wi-Fi 6”) インフラストラクチャが実現するパフォーマンスとセキュリティの強化によって、Wi-Fi ユーザーは次世代の消費者アプリケーションとビジネス アプリケーションをサポートするデバイスの能力に目を見張ることになるでしょう。また、ユーザーは通信事業者レベルのワイヤレス エクスペリエンスを手にし、5GネットワークとWi-Fi 6をシームレスに統合することで、さらに高い容量を確保できます。これまでと変わることなく、私たちはこれからも当社のネットワーキング テクノロジーがWi-Fi Alliance の規定する相互接続性とセキュリティの認定規格を完全に満たすことができるようにしていきます」 – Chuck Lukaszewski氏/Aruba社(Hewlett Packard Enterprise社の子会社)ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

 Wi-Fi 6はコネクティビティにおけるゲーム チェンジャーです。Wi-Fi 6は、消費者が日々の生活で常につながっているコネクテッド エクスペリエンスを実現する、最も速く最も応答性に優れた信頼できるWi-Fi環境、すなわち正に消費者が求めているものを提供します。Intelは、Wi-Fi 6を支持しています。当社は、PCおよびホーム ルーターとゲートウェイの両方についてWi-Fi CERTIFIED 6ソリューションをサポートすることで、市場をリードする製品を通じて可能な限り最高のコネクテッド エクスペリエンスを提供します」 – Eric McLaughlin氏、Intel 社ワイヤレス ソリューション グループ担当ジェネラル マネージャー

Wi-Fi 対応製品の出荷実績における世界的リーダーの1社として、最新のWi-Fiテクノロジーを消費者および企業の広がり続ける顧客ベースへ提供していく中で、当社はWi-Fi Alliance認定の重要性を認識しており、リリースが予定されているWi-Fi 6 (11ax)の相互接続性認定プログラムをサポートする企業の1社であることを誇りに思います。Wi-Fi Allianceとの長いコラボレーションの歴史、また新しいWi-Fi プログラムの策定および相互接続性認定用テストベッドにおいても広くサポートしてきた実績を背景に、私たちQualcomm Technologies、またモバイルおよびインフラストラクチャのお客様は、Wi-Fi Allianceが規定する、この非常に重要なWi-Fi CERTIFIED 6の認定を受領することになるでしょう」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

「当社はWi-Fi CERTIFIED 6とこのプログラムがもたらす大きな価値を歓迎します。当社はあらゆる範囲を網羅したWi-Fi 6 製品を提供しており、Wi-Fi CERTIFIED 6™プログラムにも積極的に関わっていく予定です。 全社を挙げてこのプログラムに対応することで、当社は卓越したユーザー エクスペリエンスを提供するためのコネクティビティの強化に引き続き確固とした姿勢で取り組んでいきます」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

 

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調査手法について Wi-Fi Alliance 調査は、20181214日~1219日にWakefield Researchwww.wakefieldresearch.com)が米国の18歳以上の成人1,000人を対象に、電子メールによる依頼とオンライン調査を通じて実施しました。 この標本数は、18歳以上の米国人口を代表する信頼できる精度の高い結果を得ることができる人数として設定されています。

すべての標本を通じ、その結果には標本分散が伴います。分散の度合いは計測が可能で、インタビューの数および結果を表現する割合のレベルによる影響を受けます。本調査で実施されたインタビューの場合、標本分散がない確率は、標本に該当する全員に対してインタビューを実施した場合の結果との比較において、100分の953.1%以上です。

Enterprise Networks Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED n

Wi-Fi®が未来の接続性を提供

進化するWi-Fi 幅広い次世代ユースケースにも引き続きコアメリットを提供

米国テキサス州オースチン発 20181218 -Wi-Fi Alliance®は、今日と将来の両方における次世代の幅広い接続シナリオに関する最新のホワイトペーパー、『Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi: 接続環境の未来)を発表しました。Wi-Fi 6における機能強化と進化した機能のポートフォリオを背景に、このホワイトペーパーではWi-Fiのこれまでの成功の基盤となっている長所はそのままで、高度なユースケースをサポートするために幅を広げているWi-Fiテクノロジーの能力について、詳細を説明しています。Wi-Fi テクノロジーは信頼性、セキュリティ、相互接続性を提供していますが、これからさらに優れた容量、高速なスピード、低いレイテンシを実現して、拡張現実(AR)、仮想現実(VR)、超高精細(Ultra HD)動画、マルチプレイヤー ゲーム、モノのインターネット(IoT)、その他の没入的エクスペリエンスを含む次世代のユースケースをサポートします。

これまで20年近くにわたり、Wi-Fiネットワークは分散型の接続ファブリックを通じて住宅やビル内、高密度な屋外環境など最もニーズが高い場所にWi-Fi接続環境を提供してきました。このように接続を実現しながらハイレベルなセキュリティによってユーザーを保護するとともに、利用可能な免許不要帯域を効率的に活用しています。最新のホワイトペーパーは、今日のWi-Fiテクノロジーが受け継いでいる多くの長所に関する詳細も網羅しています。これらの機能が、次世代接続環境に欠かせない以下のような特性を実現します。

  • 手頃なパフォーマンス
  • 免許不要帯域の利用
  • 使いやすさ
  • 自己展開性
  • 長期にわたる互換性

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「Wi-Fiは継続して豊富な機能を付加していくことで、展開シナリオの幅を広げています。これからも新しいテクノロジーが現れたり消えたりするでしょうが、Wi-Fiはこれまでの確固とした実績とコアコンピタンスを背景に、ミッションクリティカルな接続性を提供しながら世界を網羅する膨大な量のデータ トラフィックをサポートしていきます」

Wi-Fi Allianceのテクノロジー ポートフォリオは、低消費電力シナリオからハイパフォーマンス、高容量シナリオまでを幅広く網羅しています。今日のWi-Fiは高解像度動画やWi-Fi通話、スマートホーム モニタリング、ホットスポット アクセス、都市レベルのサービス自動化、住宅用AR/VR機器、シームレスなローミングなどをすでにサポートしていますが、Wi-Fi 6ではWi-Fi の機能とパフォーマンスがさらに新たなレベルに高められるとともに、60 GHzのミリ波帯におけるWiGig の強化によって、これまで以上の高速伝送と長距離カバレッジを実現します。また、Wi-Fiはコネクテッド ホーム、コネクテッド エンタープライズ、IoT、スマートシティ、キャリアサービス、公共施設などにおける数多くの高度なユースケースに優れた接続性を提供します。さらに、Wi-Fi HaLow™がコネクテッドカーやデジタル ヘルスケア、産業分野など優れた電力効率が求められる多様なユースケースをサポートします。

世界90億デバイスを超える設置ベースを背景に、レガシー デバイスをサポートするバックワードの互換性はそのままで、Wi-Fiは漸進的な移行の一環として次世代の接続性を提供します。Wi-Fi 6は新しいインフラストラクチャへの大きな投資は不要で導入でき、パフォーマンスと容量を高める多くの強化機能を提供します。また、必要に応じてユーザーはWi‑Fi 6デバイスへアップグレードすることもできます。今日多くの次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの能力によって、通信事業者では高い費用を要するセルラーネットワークを展開するプレッシャーと緊急性が軽減されます。また、サブスクライバーは新しいモバイル デバイスを購入しなくても高度なユースケースを体験することができます。

Next generation Wi-Fi: The future of connectivity』(次世代Wi-Fi:接続環境の未来)は、現在のようにWi-Fiがデバイスとネットワークでほぼユビキタスな存在になることができた理由でもある、Wi-Fiならではの5つの長所を敷衍するだけでなく、多くの重要な次世代ユースケースをサポートするWi-Fiの進化にも目を向けます。このホワイトペーパーでは今日利用できる高度なユースケースの概要を紹介しながら、今後数年間についての展望を考察します。さらに、5Gを支援するWi-Fiの役割を解説するとともに、Wi-Fi が私たちの生活にもたらす経済的、社会的メリットの詳細を説明します。

本ホワイトペーパーはこちらでダウンロードできます。

次世代Wi-Fiに対する業界の支持

「これまでの世代のWi-Fi のほとんどでデータレートとパフォーマンスが高められていますが、Wi-Fi 6は従来のWi-Fi アーキテクチャに革新的な変化をもたらすことができるようにデザインされています。複数のクライアントと効果的に同時通信できるWi-Fi 6の能力は、ワイヤレス ネットワークで実現できるとは想像すらできなかったレベルの容量、パフォーマンス、ネットワーク効率を実現します。
既存のワイヤレス ネットワークの需要やIoT、スマートシティ、コネクテッド ホーム、VR/ARの需要が加わることでWi-Fiネットワークの負荷もさらに高まりますが、Wi-Fi 6はこのように高いレベルのパフォーマンスをサポートして提供する能力を有しています。Wi-Fi 6は、最も密度が高い環境でさえもユーザーおよびIT管理者にプラスの体験を提供します」 –Perry CorrellAerohive Networks 製品管理担当ディレクター

Wi-Fi Allianceが提供するこの簡明で知見あふれる新しいホワイトペーパーにあるように、Wi-Fi はこれからも未来の接続性を担う存在です。Wi-Fi 6 のようなイノベーションと当社AirTiesSmart Wi-Fi ソフトウェアが組み合わさることで、通信事業者はWi-Fiのパフォーマンスとカバレッジをアップグレードできるだけでなく、Wi-Fi の問題をモニタリングして先回り的に解消し、将来の高度なコネクテッド ホームにおける全体的な顧客満足を高めることが可能になります」 – Metin TaskinAirTiesCTO最高技術責任者

Wi-Fi 6およびPasspointなどのテクノロジーによって免許不要ネットワークが5Gの時代へと進み、スピード、レイテンシ、信頼性、セキュリティ、トラフィック管理に対する期待に応えるハイパフォーマンスが実現されます。人とモノのデジタル トランスフォーメーションを実現する上で、比類ない効率性で膨大な量のデータを伝送できるWi-Fi とその能力は不可欠な要素です」 – Derek PetersonBoingo WirelessCTO最高技術責任者

「ますますデジタル化が進んでいる世界において、Wi-Fiの重要性はかつてないほど高まっています。Wi-Fiはオフィスや自宅、モバイル環境など、どこでもコスト効率の良い接続を実現してくれます。Wi-Fiが世界経済にもたらす効果は、毎年2兆ドル近くに上ります。私たちが作り上げたものをシームレスに共有する新たな手段を求めていく中で、Wi-Fi 6は一定のペースで迅速かつ安定したセキュアなコンシューマエクスペリエンスを提供してくれるでしょう。Wi-Fi Allianceの最新ホワイトペーパーは、Wi-Fiが絶え間なく与えているインパクトを適切に解説しています」 – Vijay NagarajanBroadcom モバイル 尾根句ティ日ティ事業部マーケティング担当バイスプレジデント

「幅広いユースケースをサポートするさまざまな新機能、飛躍的に向上したパフォーマンス、低い消費電力などから、当社はすでにWi-Fi 6への高い需要を実感しています。当社は多くの世代にわたりWi-Fi MACおよびモダンIPの開発とライセンシングを行ってきていますが、既存のお客様だけでなく多くの新しい見込み客の皆様も、Wi-Fi 6 が次世代のスマートデバイスとコネクテッド デバイスにもたらす能力を心から喜んでいます」–Aviv MalinovitchCEVA社コネクティビティ ビジネスユニット担当ジェネラル マネージャー

Wi-Fi は長年にわたりいつでもどこでも誰でも優れたコスト効率で接続できる環境というブランドの約束を実現し、毎年2兆ドル近くに上る経済効果を世界にもたらしています。Wi-Fi Allianceのホワイトペーパーは、洗練され、非常に高い要件が求められるエンタープライズおよびサービス プロバイダー セグメントにおける当社のお客様を含め、あらゆる市場セグメントでWi-Fi 6がこれからもこの約束を実現し、将来にわたり現実の問題を解消するということに信頼を寄せられる、豊富な実証データを提供します」 – Matt MacPhersonCisco社ワイヤレス担当CTO最高技術責任者

Wi-Fiは、数十億のデバイス、ユーザー、モノにとって主要な接続テクノロジーとなっています。Wi-Fi 6が提供する数々の新機能、また懸案となっている免許不要帯域の拡張など、Wi-Fi5Gで期待されているユースケースを含め、新しい革新的な幅広い次世代ユースケースをサポートする理想的な接続媒体として、ユニークな位置付けにあります」 – Chuck LukaszewskiHewlett Packard Enterprise社ワイヤレス ストラテジー&スタンダード担当バイスプレジデント

Wi-Fi は本当の意味での大衆現象です。 欧州の数百万の世帯と企業が独自のWi-Fi ネットワークを運用しており、今日のデジタル ライフとデジタル ビジネス プロセスの基本要素となっています。 これはWi-Fiだけが果たすことのできる役割であり、5G環境の時代になっても変わることはありません」  – Jan BuisLANCOM Systems 無線LANIoT、スイッチ担当バイスプレジデント

Wi-Fiテクノロジーは、数十億のユーザーおよびデバイスと、私たちが日々利用し、楽しんでいるコンテンツおよびエクスペリエンスをつないでくれます。コネクテッド デバイスの数が増えるとともに、一般家庭や企業などでより迅速かつ効率的なネットワークへの期待が高まる中で、Wi-Fi 6のような新しいテクノロジーは明日のコネクテッド ワールドのニーズを今日満たしています。Wi-Fiデバイスの出荷と展開におけるグローバル リーダーの1社として、当社は業界をリードする大手メーカーの皆様とのコラボレーションを通じてWi-Fi 6テクノロジーを提供し、最も革新的なユースケースをサポートしています」 – Rahul PatelQualcomm Technologies社コネクティビティ&ネットワーキング担当シニア バイスプレジデント兼ジェネラル マネージャー

Wi-Fi 6は、ネットワークへの高速アクセス、干渉の軽減、IoTデバイスの簡単な統合を実現し、エンドユーザーに大きなメリットを提供することで、次世代Wi-Fi接続の実現を支援します。当社はWi-Fi 6 を強力に支持しており、当社の高度なソリューション ポートフォリオはWi-Fi 6 のメリットをフルに提供します」 – Ambroise PopperQuantenna社戦略および企業マーケティング担当バイス プレジデント

20億以上のデバイス出荷実績、またこれからも登場する数々の新機能を背景に、ますますワイヤレス化が進んでいる世界においてWi-Fiはこれからも中心的な役割を果たすでしょう。Wi-Fi Allianceの最新のホワイトペーパー “Next Generation Wi-Fi” は、Wi-Fi 6WiGigテクノロジーの重要な機能と実現するサービス、利用する異なる帯域、Wi-Fiがもたらす社会的、経済的メリットを分かりやすく説明してくれる素晴らしい資料です。私たちRuckus は、’5Gの時代へ突入していく中で、これからもWi-Fi のイノベーションでリーダーシップを発揮していくことを楽しみにしています」 – Dave WrightRuckus NetworksARRIS 社子会社規制関係およびネットワーク規格担当ディレクター

 

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は40,000を超えています。Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts: 
Andrea Torres
Highwire PR for Wi-Fi Alliance
wi-fi@highwirepr.com
+1-415-963-4174 ext. 13

Enterprise Networks, Security Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED 6, Wi-Fi CERTIFIED n, Wi-Fi CERTIFIED WiGig, Wi-Fi Easy Connect, Wi-Fi Enhanced Open, Wi-Fi HaLow

2018年、Wi-Fi®がもたらす世界的な経済価値が1兆9,600億ドルに達する

最新調査から、経済へのWi-Fiの寄与は今後5年間で増大することが明らかに

米国テキサス州オースチン発 20189 - Wi-Fi Alliance®の委託で実施された最新の調査レポートにおいて、Wi-Fiが世界経済にもたらす年間の価値は2018年において19,600億ドルに上り、2023年までに34,700億ドル超に達する見込みであることが明らかになりました。Wi-Fiが最も大きな経済的インパクトをもたらす主要な分野、それは消費者の選択肢を広げる代替テクノロジーの開発、ユニークなサービスを提供する革新的なビジネスモデルの創出、固定/モバイル ネットワークに対する通信サービスへのアクセスの拡張、有線テクノロジーとセルラー テクノロジーを補完することによる実効性の強化の4分野です。Wi-Fiが世界経済に与えるインパクトに加え、本調査では下記6カ国の経済に対するインパクトも評価しています。その結果、驚くほどのWi-Fiの価値が明らかになったとともに、これからも引き続きWi-Fiが消費者、企業、また経済全体へ利益をもたらすことができるようにするためには、適切な免許不要帯域を利用することが不可欠であることが浮き彫りになりました。

本調査レポートで明らかになった主なポイントは次のとおりです。

  • 米国 2018年におけるWi-Fiの経済価値は4,990億ドル、2023年までに9,930億ドル
  • 英国 2018年におけるWi-Fiの経済価値は540億ドル、2023年までに710億ドル
  • フランス 2018年におけるWi-Fiの経済価値は440億ドル、2023年までに640億ドル
  • ドイツ 2018年におけるWi-Fiの経済価値は940億ドル、2023年までに1,320億ドル
  • 日本 2018年におけるWi-Fiの経済価値は1,710億ドル(約19兆2,459億円)、2023年までに2,480億ドル(約27兆9,122億円)
  • 韓国 2018年におけるWi-Fiの経済価値は680億ドル、2023年までに1,380億ドル

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「Wi-Fiは全世界の経済に大きなインパクトを与えていますが、一般的にその影響は過小評価されています。今回の調査ではWi-Fiがもたらす非常に大きな経済的メリットに注目しているとともに、Wi-Fiが今後も長年にわたり今以上に高い経済的、社会的利益を提供していくことができるようにするため、帯域幅について有利なポリシーを確立することが重要であることを強調しています」

消費者も企業も、日々のオンライン接続、生産性向上、重要な業務・作業の基盤としてWi-Fiに依存していますが、免許不要帯域の環境に伴う多様性のため、Wi-Fiの真の経済価値を明確に定義することは簡単ではありません。今回の調査では、Wi-Fiが消費者と生産者にもたらす目に見える形の経済的利益に加え、GDP(国内総生産)への正味寄与度を経済価値として定義しています。他にも、本調査ではさまざまな雇用分野を評価して、雇用の創出という部分でWi-Fiが果たしている役割についても概算値を示しています。

Telecom Advisory Services社の社長で本調査の作成者であるRaul Katz氏は、次のように述べています。
「Wi-Fiテクノロジーがデジタル エコシステムの経済を動かしている主要な原動力の1つであるということは、認められてしかるべきです。行政当局は、Wi-Fiが社会と経済にもたらす利益を刺激する適切な奨励策を策定する必要があるでしょう。例えば、全世界を通じて輻輳を避けるために十分な帯域を割り当てることや、Wi-Fiを活用してアプリケーションを構築するスタートアップ企業の開発促進、またWi‑Fiテクノロジーを使ったデジタル ディバイドの解消などが挙げられます」

その他の詳細および調査レポート完全版のダウンロードは、www.valueofwifi.comをご覧ください。

調査手法について

本調査は、Wi-Fi Alliance® の委託に基づきTelecom Advisory Services (TAS)社が実施しました。同社の社長Raul Katz氏を責任者とする本調査では、入手可能なデータを使用して2018年におけるWi-Fiの経済貢献度を分析するとともに、2023年における経済価値を予測しました。本調査では世界6カ国の経済圏に焦点を当て、Wi-Fiに起因する世界経済における価値と雇用の創出について概算値を算出しています。対象とした6カ国は日本、米国、英国、フランス、ドイツ、韓国です。

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成しているWi-Fiエコシステムの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぎながら、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供するというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi Allianceが認定した製品は40,000を超えています。 Wi-Fi CERTIFIEDは実証済の相互接続性、バックワードの互換性、最高の業界標準のセキュリティ保護を実装した製品の証として広く認められています。 今日、Wi-Fiは広がり続ける多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なインターネット トラフィックの半分以上をサポートしています。 これからもWi-Fi Allianceは、世界数十億のユーザーが日々活用しているWi-Fiの普及と進化発展に不断の姿勢で取り組んでいきます。

Media contacts:
Stephanie Burke
Highwire PR for Wi-Fi Alliance
wi-fi@highwirepr.com
+1-646-838-1190 ext. 48