WI-FI ALLIANCE®、「2016年のWi-Fi - 6つの予測」を発表

よりスマートでより優れたパフォーマンスのユビキタスなWi-Fiを実現

米国ネバダ州ラスベガス発 201617 - 世界のデータ トラフィックの大部分をサポートすることによるモバイル インターネットの飛躍的な普及の実現、11 Mbpsから1,100 Mbps超へのデータレートの飛躍的な進化、世界4億5,000万を超える住宅におけるユーザーのオンライン化の実現、4,700万以上の公共ホットスポットなど、この16年間、Wi-Fi®テクノロジーは他の多くのテクノロジーを大きく上回る成果を達成し、その経済効果は2,220億ドルに上ります

Wi-Fi Alliance®は、さらに質の高いユーザー エクスペリエンスを提供するWi-Fiの安定した発展を反映させた、2016年の予測リストを作成しました。

あらゆるモノのスマート化。
コネクテッド デバイスの数は、2020年までに385億に達する見込みです。その背景には、Wi-Fi接続可能な掃除機コーヒー メーカードアロックスロークッカーといった、一般的に「ハイテク」に分類されていなかった製品のスマート化とオンライン化の推進があります。2016年、接続技術の開発に特化していない企業、特にスマートホーム向けの製品を製造している企業は、Wi-Fi Allianceの新しいメンバーリップ カテゴリー、Implementer Member(インプリメンタ メンバー)を活用できます。このメンバー カテゴリーによって、セキュアな動作、認定済みの相互接続性、現在世界中で使われている68億の既存のWi-Fi製品との互換性を提供するWi-Fi製品を、より簡単に提供することが可能になります。平均的な一般家庭でネットワーク接続しているデバイス数は8つを超え、この数は今後も増えるでしょう。このような状況を背景に、セキュアな環境で長年にわたり高い信頼性で使用できるホーム コネクティビティ デバイスを保証するWi-Fi認定の価値に対する企業の理解も深まっています。これからもWi-Fiは、ユーザー フレンドリでシームレスなスマートホームを形作る上で重要な役割を果たしていきます。

Wi-Fiがより幅広い場所に浸透し、利便性が向上。
Wi-Fiアクセスが日常生活において非常に重要であると回答している米国人は全体の73%に上ります。このようなWi-Fiの価値は世界的に認められており、昨年は世界各都市ならびにGoogle 社およびFacebook社をはじめとする企業の支援を背景に、世界的にWi-Fiインフラへの投資が増加しています。2016年は都市部におけるWi-Fiの普及が進み、一部ではWi-Fi CERTIFIED Passpoint™によって都市間のみならず大陸間においてさえもシームレスなローミングが可能になるでしょう。スポーツ ファンは、最高の無線通信環境を提供するためWi-Fiネットワークの強化を進めているスタジアムや競技場でWi-Fiのメリットを存分に受けることができます。また旅行者は、世界中の空港や鉄道で、Boingo 社をはじめWi-Fiサービスを提供するプロバイダによって、どこにいても常時オンラインでつながっていることができます。ユーザーは、いつでもどこでもWi-Fiを利用したいと考えています。2016年は、Wi-Fi接続を提供する自動車メーカーなど、自動車や自宅、飛行機においてもWi-Fiは標準のアメニティになり、これまで以上に幅広い車種や航空会社がWi-Fiサービスを提供すようになるでしょう。たとえば中国交際航空社はサービスのアップグレードを進めており、JetBlue 社は2016年にすべてのフライトでWi-Fiサービスを無料提供することを発表しています。また、住宅建築業者もコネクテッド オートメーション パッケージとともに住宅を供給しています。

ライセンス不要帯域の保護が優先事項。
>世界数十億のWi-Fiユーザーを保護する必要性は、誰もが理解し合意しています。2015年後半、Wi-FiとLTE-Uの共存を実現するコラボレーティブ モデルに向けた重要なシフトが進みました。2016年、業界はLTE-Uデバイスのテスト方式を発展させ、Wi-Fi Allianceはこのコラボレーションの主要なフォーラムとしての役割を果たすようになるでしょう。また、業界はWi-Fi Allianceとの連携を通じて合意したテストプランを実施することで、すべてのLTE-Uデバイスによる公平・公正な共有が促進されるでしょう。ユーザーは、他のテクノロジーがWi-Fiの利用環境にマイナスの影響を及ぼすことに懸念を示しており、企業や教育機関、官公庁などで毎日Wi-Fiを利用している数十億のユーザーのためにライセンス不要帯域のメリットを維持することが、引き続き優先項目になります。

Wi-Fi Locationの登場。
位置情報に基づく新しい革新的なWi-Fiアプリケーションが登場します。新しいWi-Fi Locationによって世界がより身近なものになり、屋内と屋外の両方を通じて堅牢で多様なアプリケーションと利用環境が実現します。この市場は4年という短い期間で433億ドル規模にまで達することが見込まれています。このような位置認識機能を有効活用する最初の業界の1つが小売業界で、これにサービス プロバイダが続くでしょう。Wi-Fi Locationによって、ユーザー、企業、医療サービス プロバイダ、モノのインターネット(IoT)のための幅広いアプリケーションが可能になります。位置情報基準のサービスは今日一般的になっていますが、屋内での正確な位置データの提供など、Wi-Fi Locationは既存のテクノロジーを上回るさまざまなメリットを提供します。

Wi-Fiテクノロジー ポートフォリオがさらに充実。
2016年は、多様な新しいプログラムによってWi-Fiの質と充実度がこれまで以上に高まります。Wi-Fi CERTIFIED™ acのアップデートでは、パフォーマンスとネットワーク容量を高めるマルチユーザーMIMOを含むさまざまな新機能が、現在サポートしているギガビット スピードをさらに超える能力を実現します。これらの第2の波となる一連の機能によって、ユーザーはWi-Fi CERTIFIED acの能力を完全に引き出せるようになるとともに、より高速で拡張性に優れたオペレータ ネットワークをサポートすることで、通信事業者の要件に応えることが可能になります。また、リリースが予定されているWiGig CERTIFIED™プログラムが、屋内環境でマルチ ギガビットのパフォーマンスを実現し、Wi-Fi CERTIFIED acの能力を強化します。他にもWi-Fi Allianceは、Wi-Fi HaLow™の導入に続けて、より長距離のカバレッジと低い消費電力の接続性を提供する新しい周波数帯でのプログラムも進めていきます。このテクノロジーは、モノのインターネットや他の産業アプリケーションなど、優れた電力効率が求められる多様なアプリケーションに理想的なソリューションを提供します。また、既存のポートフォリオの拡充による絶え間ない革新を実現するため、Wi-Fi AllianceはWi-Fiテクノロジーで利用できる帯域を広げるために世界各国の規制当局との連携を進めていきます。

Wi-Fiが、より高い価値を通信事業者に提供。
2016年中に、より高速かつ堅牢で、使いやすさと管理性に優れた通信事業者向けWi-Fiが登場するでしょう。Wi-Fiホットスポットでよりセルラー環境に近いユーザー エクスペリエンスを提供するためにWi-Fi Allianceは一連のプログラムを進めており、その最初のプログラムとなるのがPasspoint です。一方、通信事業者に焦点を当てた新しいプログラムと導入・展開のガイドラインによって、サービス プロバイダはWi-Fiネットワークのスケールアップ、デバイスの移動性の向上、ネットワークへの容易なデバイスのプロビジョン、ネットワーク利用性の向上、高密度環境におけるパフォーマンスの向上を実現することが可能になります。通信事業者向けWi-Fiに特化したプログラムを含め、現在Wi-Fi Allianceが作業を進めているプログラムのリストは、こちらでご覧いただけます。

 

Wi-Fi Alliance®について
www.wi-fi.org
Wi-Fi Alliance®(ワイファイ アライアンス)は、Wi-Fi®を提供している世界中のメンバー企業のネットワークで構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成している幅広いエコシステムからの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぐというビジョンを共有しています。2000年以来、Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、業界標準のセキュリティ保護、最先端のテクノロジーを実装した製品の証として広く認められています。Wi-Fi Allianceが認定した製品は25,000を超え、最高のユーザー エクスペリエンスを提供すると共に、すでに確立されている市場と新しい市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの一歩進んだ利用を促進しています。今日、世界中で数十億のWi-Fi製品が、多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なデータ トラフィックをサポートしています。

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wi-fi@highwirepr.com
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Operators Passpoint, Wi-Fi CERTIFIED ac, Wi-Fi CERTIFIED WiGig

WI-FI®デバイスの出荷実績が2016年末までに150億を突破

Wi-Fiテクノロジーが、未来に向けて多用途性に満ちた接続を実現

米国ネバダ州ラスベガス発 201615 - Wi-Fi Alliance® は本日、Wi-Fi®出荷実績が120億ユニットに達し、2016年末までに150億ユニットを突破する見込みであることを発表しました。68億デバイスの設置ベースを背景に、今日Wi-Fiは世界で最も普及しているテクノロジーの1つとなっています。Wi-Fiテクノロジーの幅広い普及促進をねらいに、Wi-Fi Allianceの2016年テクノロジー ロードマップ(行程表)には、Wi-Fiパフォーマンスとネットワーク容量の向上を実現し、幅広いアプリケーションと市場における接続性への多様なニーズに応えるユニークな機能を提供する新しいプログラムが含まれています。

ABI Research社のフィル・ソリス(Phil Solis)氏は次のように述べています。
「Wi-Fi業界の成長は、Wi-Fi Allianceの認定プログラムの成長と密接に重なる形で発展してきています。Wi-Fi製品の出荷実績は現在までに120億を超えていますが、2016年にはさらに30億の出荷が見込まれています。また、2.4 GHzおよび5 GHzのデュアルバンド デバイスの出荷も年々増加しており、Wi-Fiの勢いが衰える気配は一切見られません。」

Wi‑Fi Alliance2016年のテクノロジー ロードマップ(行程表)

  • より高いパフォーマンスを実現するWi-Fi CERTIFIED™ ac: ネットワーク パフォーマンスの強化と容量の向上を実現する一連の新機能によって、Wi-Fi CERTIFIED acの普及が大幅に進むでしょう。2019年末までに、世界中の一般住宅でホームルーターに接続可能なデバイスは100億を超えるでしょう。幅広いチャネルのサポートとマルチユーザー MIMO(MU-MIMO)をはじめとするWi-Fi CERTIFIED acの第2弾となる一連の新機能は、住宅環境だけでなく、エンタープライズ ネットワークとサービス プロバイダ ネットワークでも卓越したユーザー エクスペリエンスを提供します。現在までのところ、Wi-Fi CERTIFIED acは出荷実績が最も大きいバージョンとなる見込みです。
  • マルチ ギガビットの屋内接続を実現するWiGig CERTIFIED™: WiGig CERTIFIEDが屋内環境でマルチ ギガビットのパフォーマンスを実現し、Wi-Fi CERTIFIED acの能力を強化します。2016年、WiGig®市場は飛躍的な成長が見込まれており、たとえば複数の超高画質動画や4K動画の同時ストリーミングなど、WiGigテクノロジーによって幅広いアプリケーションを実現できます。また2.4 GHz、5 GHz、60 GHzをサポートするトライバンド デバイスは、Wi-FiとWiGigの両方のテクノロジーの最高の能力を提供することで、増えてきている高い要件が求められるアプリケーションのニーズを満たします。
  • Wi-Fi Location、間もなくリリース: この10年間、Wi-Fi製品では画面のミラーリングやホットスポットのシームレスな認証、近接デバイスの検出など、さまざまな機能の拡張が進められています。間もなくリリースが予定されているWi-Fi Locationプログラムは、位置情報に基づく新しい革新的なアプリケーションを実現します。位置情報対応ネットワークのカバレッジ範囲内にあるとき、Wi-Fi Locationデバイスは屋内と屋外の両方で正確な位置を認識します。このようなWi-Fi Locationの機能は消費者、小売業者、企業、サービス プロバイダのすべてに数多くのメリットをもたらします。<0}

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「Wi-Fiの成功基盤となっているのは一連のコア テクノロジーで、これらのテクノロジーは接続性に対する市場ニーズに合わせて常に進化、発展しています。Wi-Fiテクノロジーは常に進歩しており、ネットワーク容量の増加やパフォーマンスの向上、さまざまな機能の強化を通じて、常に既存の市場と新たな市場の両方のニーズを満たし、可能な限り最高のユーザー エクスペリエンスを提供し続けています。」

Wi-Fi CERTIFIED acとWiGig CERTIFIEDに加え、先頃Wi-Fi Allianceが発表したWi-Fi HaLow™テクノロジーはWi-Fiのコア コネクティビティ ソリューションのポートフォリオを広げるとともに、Wi-Fiのアプリケーション範囲をスマートホームやコネクテッドカー、スマート シティ、また多様な業種別環境にまで大きく拡張します。これまでにWi-Fi Allianceが認定した製品は25,000を超えており、現在もWi-Fiテクノロジーを強化するさまざまなプログラムが進行しています。これらのプログラムによって、世界全体を通じてこれまで以上にWi-Fi CERTIFIEDテクノロジーの普及が進むでしょう。コア テクノロジーと機能/能力の両方におけるWi-Fiの進化によって、間もなく通信事業者は数多くのアクティブ デバイスが存在する高密度環境においても、管理されたネットワークや環境で質の高いユーザー エクスペリエンスを提供することが可能になります。

 

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Wi-Fi CERTIFIED ac, Wi-Fi CERTIFIED WiGig

Wi-Fi Alliance®、低消費電力で長距離カバレッジを実現するWi-Fi HaLow™を発表

モノのインターネット(IoT)にまでWi-Fi®ソリューションを広げる新しいテクノロジー

米国ネバダ州ラスベガス発 201614 - Wi-Fi Alliance® は本日、低消費電力のWi-Fi®ソリューションに対する業界ニーズの高まりを背景に、IEEE 802.11ah テクノロジーを実装した製品を対象にする新しいプログラム、Wi-Fi HaLow™を発表しました。1GHz未満の周波数帯で動作するWi-Fi HaLowは、長距離カバレッジをサポートし、Wi-Fi CERTIFIED™製品への低消費電力の接続を実現します。これによって、スマートホームやコネクテッド カー、デジタル ヘルスケアの分野だけでなく、工業や小売、農業、スマートシティなど、多様で新しい省電力環境でWi-Fiを活用することが可能になります。

Wi-Fi HaLowはWi-Fiを900 MHz帯域にまで拡張し、センサーやウェアラブル デバイスなど低消費電力が必須のアプリケーションをサポートします。またカバレッジが現在の2倍近くまで広がるので、より遠くまで信号を伝送できるだけでなく、壁などの障害物が存在し高い透過性が求められる難しい環境でも堅牢な接続を実現します。さらに、既存のWi-Fiプロトコルを幅広くサポートするとともに、複数ベンダー間の相互接続性や官公庁レベルのセキュリティ、簡単なセットアップなど、今日のWi-Fiで消費者が活用している多くのメリットも引き続き提供します。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。
「超低消費電力、障害物の透過性、既存のWi-Fiを大きく上回るカバレッジなど、Wi-Fi HaLowはスマートホームやスマートシティ、また幅広い業種別市場ごとに異なる固有のニーズを満たす最適なソリューションを提供します。Wi-Fi HaLowによってWi-Fiの多用途性がこれまで以上に高まり、バッテリー式の小型のウェアラブル デバイスから大規模な産業設備までを網羅するあらゆるアプリケーションで活用することが可能になります。」

Wi-Fi HaLowデバイスの多くは2.4GHzと5 GHzだけでなく900 MHzもサポートしているので、世界68億以上のWi-Fiデバイスのエコシステムに接続することができます。他のすべてのWi-Fiデバイスと同様に、Wi-Fi HaLowデバイスもクラウドへのネイティブな接続を実現するIPベースの接続をサポートする予定です。クラウドへのネイティブな接続は、IoT(モノのインターネット)を最大限に活用する上でますます重要性が高まるでしょう。またデバイス密度が高い環境でも、数千のデバイスを1つのAP(アクセスポイント)で接続できるWi-Fi HaLowの能力が高い価値を発揮します。

ABI Research社のフィル・ソリス(Phil Solis)氏は次のように述べています。
「Wi-Fi Allianceのさまざまなプログラムは、業界を形作り、先導する役割を果たしています。Wi-Fiの幅広いテクノロジー ポートフォリオは継続して市場ニーズに応え、さらなる進化によって今後も新しく多様なユースケースをサポートしていくでしょう。」

既存のWi-Fiテクノロジーの能力を高めるとともに、Wi-Fi Allianceのポートフォリオの幅を広げて低消費電力のソリューションを提供するWi-Fi HaLowを基盤に、Wi-FiはIoT環境においても重要な役割を担っていくことになるでしょう。Wi-Fi Allianceでは他にもIoT関連の活動が進行中で、これによってスマートホームや他のセグメントにおいてWi-Fiはさらに普及していくでしょう。特に、現在の多くのスマートホーム デバイスのように、ディスプレイや入力装置がないデバイスでも接続と設定をセキュリティ下で簡単に行える環境の開発を進めています。また、先頃Wi-Fi Allianceは、個々の市場ニーズに合わせたプログラムの拡充に加えて、新しいメンバーシップのカテゴリーを発表しました。この新しい「Implementer Member(インプリメンタ メンバー)」では、たとえば掃除機やドアノブといった従来はハイテク分野に属さないとされた幅広く多様なデバイスについても、Wi-Fi接続の認定が可能になります。

Wi-Fi HaLowの詳細は、www.wi-fi.org/wi-fi-halowをご覧ください。

 

 

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IoT Wi-Fi HaLow

Wi-Fi Alliance®、Wi-Fi®とLTE-Uの共存実現に向けた活動を展開

最新の調査結果から、Wi-Fiが果たす中心的な役割が明らかにされるとともに、ライセンス不要帯域における公平な共有へのニーズが浮き彫りに

米国カリフォルニア州パロアルト発 2015114 Wi-Fi Alliance®は本日、LTE-Uデバイスによる周波数帯の公平な共有についての意見交換を進めるとともに理解を深める活動の一環として、Wi-Fi®業界とLTE業界における意見交換を目的とした共存テスト ワークショップ(Coexistence Test Workshop)を開催しました。同ワークショップにはAmazon社、BroadcomDell社、Ericsson社、Gibson Brands社、Google社、Intel社、NTT社、Qualcomm社、Toyota社、Verizon社(以上アルファベット順)をはじめとする数多くの企業が参加しました。Wi-Fi Allianceは、ライセンス不要帯域での共存に関する課題への業界の取り組みを後押しするとともに、毎日Wi-Fiを利用している数十億人のユーザーをLTE-Uによるマイナスの影響から守るための様々な活動を行っています。

Wi-Fi Allianceの委託により先頃実施された調査では、Wi-Fiがユーザーのライフスタイルに欠かせない存在となっていることが浮き彫りにされました。同調査では、日常生活の中でWi-Fiへのシームレスなアクセスがないと非常に困るとした回答者は68%で、Wi-Fiをシームレスに利用できないと仕事の生産性に大きく影響するとした回答者は72%に上ります。消費者はLTE-Uのようなテクノロジがもたらす潜在的なメリットを認識しているものの、回答者の4分の3がWi-Fiへの影響に懸念を示しています。このような不安を背景に、LTE-Uの課題に関心持っているとした回答者は全体の53%に上ります。

Wi-Fi Allianceは、最初の「LTE Coexistence Simulation and Testing Guidelines」(LTE共存シミュレーションとテストのガイドライン)セットを発行する予定です。これらの一連のガイドラインは、最終的にLTE-UデバイスとWi-Fiがどれほどうまく共存できるのかを明らかにする、調和の取れたアプローチの指針となるものです。一連のガイドラインが完成すれば、ブランドに関係なくすべてのLTE-Uデバイスの公平な共有動作を規定する共通基盤となります。これらのガイドラインでは、動画やVoIP、また密で動的なWi-F環境までを含めた今日の無数のWi-Fiユースケースを考慮し、共存環境にとって重要なKPI(重要業績評価指標)、現実世界におけるWi-Fi 環境とLTE-U環境の予想される構成、ネットワークの現実的なネットワーク負荷のシナリオに焦点が当てられます。最初のガイドライン セットは、LTE-Uベンダーを含む業界との意見交換やフィードバックなどを通じて継続的に進化していくことになるでしょう。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「Wi-Fi はライセンス不要帯域における挙動のお手本となるモデルであり、同じ帯域を共有するすべてのテクノロジにも同様のエチケットを期待します。業界を横断した幅広い協力関係は、公平な共存のための実行可能なソリューションを実現する、最高の機会をもたらすでしょう。」

規制の干渉を受けることなくWi-FiとLTE-Uの共存に関する課題を解消する上で、共存ガイドラインの作成は重要な活動の1つです。また、Wi-FiとLTE-Uの様々なパラメータが共存環境にどのような影響を与えるのかをシミュレーションによって明らかにすることも重要な活動です。このようなシミュレーションと共存ガイドラインによって、実際のデバイスのテスト結果を明らかにできるとともに、エコシステム全体を通じた共存環境での挙動を計測する一貫した手段が確立されます。これらの活動によって、世界中で使われている54億のWi-Fiデバイスへのマイナスの影響を最小限に抑えることが可能になります。共存テスト ワークショップ(Coexistence Test Workshop)などのWi-Fi Allianceの活動において、企業はこれらの重要なイベントに参加して、推進、貢献する役割を果たすことができます。

Wi-FiとLTE-Uの共存という目標を共有する企業は、ぜひ今後も予定されているWi-Fi Allianceの活動にご参加ください。今後の様々なイベント スケジュール、共存ワークショップからのプレゼンテーション資料、その他のWi-FiおよびLTE-Uに関する資料は、http://www.wi-fi.org/discover-wi-fi/unlicensed-spectrumをご覧ください。

 

調査手法について 本リリースで言及している調査は、20151057日、Wi-Fi Allianceの委託に基づきHarris Poll 社が米国内においてオンラインで実施しました  調査対象 18歳以上のユーザー2,032

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Wi-Fi Alliance®、「Implementer Membership (インプリメンタ メンバーシップ)」を発表 - 新しい市場カテゴリーをサポート

幅広いWi-Fi CERTIFIED™プログラムを活用し、スマートホーム製品およびIoT(モノのインターネット)製品に、Wi-Fiの特長である卓越したユーザー エクスペリエンスと消費者信頼性を提供

米国テキサス州オースチン発 2015922 Wi-Fi Alliance は本日、業界をリードする「Wi-Fi CERTIFIED™」の証を利用できる製品の幅をこれまで以上に広げることをねらいとして、Wi-Fi Alliance の新しいメンバーシップ カテゴリーを設けたことを発表しました。新しいメンバー カテゴリーの「Implementer Member(インプリメンタ メンバー)」は、コネクティビティ テクノロジ(接続技術)の開発を専門にはしていないけれども、スマートホームやIoT(モノのインターネット)などで相互接続性とセキュリティ保護が認定されたコネクテッド プロダクト(オンラインに接続した製品)を提供したいと考えている企業のニーズに応えます。

多くの企業が従来はハイテクとされていなかった分野の製品にもインテリジェンス機能とコネクティビティ(接続性)を持たせるようになってきている現在、Wi-Fi®業界の幅はますます広がりつつあります。Wi-Fi Allianceのインプリメンタ メンバーシップは、相互接続性の認定と消費者の信頼感に価値を置き、自社製品について従来とは異なる側面に焦点を当てた製品開発を進めたいと考えている企業を対象にしたメンバーシップ カテゴリーです。インプリメンタ メンバーは、Wi-Fiの相互接続性、レガシー デバイスとの互換性、また数十億に上る既存のWi-Fiデバイスとのセキュアな連携について、自社製品の認定を受けることができます。

Wi-Fi Allianceインプリメンタ メンバーは、他のWi-Fi Allianceメンバーの認定済みWi-Fiモジュールやシステムを改変することなく自社製品へ組み込むことができるとともに、製品に「Wi-Fi CERTIFIED」のロゴを表示することが認められ、製品はWi-Fi CERTIFIED Product Finderにリストアップされます。ただし、インプリメンタ メンバーはWi-Fiテクノロジの開発、マーケティング、規制プログラムに関与する権限は有していません。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロアは次のように述べています。
「自社製品の接続にWi-Fiを採用するIoT業界およびスマートホーム業界のメーカー数は右肩上がりに推移しており、これらの製品の相互接続性の重要性はかつてないほど高まっています。インプリメンタ メンバーシップによって、これまで15年間にわたってWi-Fiが提供してきた卓越したユーザー エクスペリエンスが新たなデバイスのカテゴリーと市場セグメントにまで広げられ、消費者をはじめとする買い手は、店で認証の証である “Wi-Fi CERTIFIED” を探すだけで優れた製品を手にできるようになります。」

IoTにおけるコネクテッド デバイスの数は、2020年までに385億に達する見込みです。このように爆発的なデバイス数の増加をサポートするために、Wi-Fi Allianceはソリューション ポートフォリオの対象とする業種をスマートホームおよび急成長しているIoT市場へと広げています。たとえば現在開発中の革新的なWi-Fi 機能では、ウェアラブルやセンサー ネットワーク、産業オートメーションはじめ、消費電力を最低限に抑えることが必要なアプリケーションのニーズに応えます。他にもWi-Fi Allianceは、現在の多くのスマートホーム デバイスのように、ディスプレイや入力装置がないデバイスでも接続と設定をセキュリティ下で簡単に行える環境を開発中です。

Juniper Research社のシニア アナリスト、ステッフェン・ソーレル(Steffen Sorrell)氏は次のように述べています。
「企業がビジネスを先へと進めていく上でIoTの重要性がますます高まっている現在、デバイスの数もベンダーの数も急速に増えてきています。テクノロジは従来の大型家電や個人の健康器具、他の電子機器を超えた分野にまで広がっていますが、スマートホームの未来を形作る上で、これらの製品間における相互接続性は、これからも重要な役割を果たすことになるでしょう。」

2000年3月以来、Wi-Fi Alliance のメンバー企業が開発しリリースした認定プログラムの数は20を超え、これまでに25,000以上の製品を認定しています。この世界レベルの認定プログラムは、対象の製品が最高の接続性基準を満たし、持続可能なソリューションを提供することを保証します ―― これによって、たとえば冷蔵庫やホームセキュリティ システム、その他の長期にわたり利用する機器と、モバイル デバイスをはじめとする数十億のユーザー デバイスに加え、新たに登場するさまざまなWi-Fiスマートホーム デバイスとを統合することが可能になります。既存の製品の接続機能が拡張されていくのに伴い、これからもWi-Fi AllianceはWi-Fi製品とサービスを通じて最高のユーザー エクスペリエンスを提供していきます。Wi-Fi Allianceのインプリメンタ メンバーシップの詳細は、 http://www.wi-fi.org/become-a-memberをご覧ください。

 

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Wi-Fi CERTIFIEDの「Wi-Fi Aware™」、ユーザーの居場所にかかわらず パーソナライズ化されたモバイル体験を実現

新しいWi-Fi Alliance® 認定プログラムがコンテキスト依存型サービスへの取り組みを強化

Wi-Fi Alliance® は、Wi-Fi端末間で近接情報に基づいてサービスを発見する電力効率の優れた新機能を認定するWi-Fi CERTIFIEDの「Wi-Fi Aware™」により、Wi-Fi対応モバイル端末を通じてソーシャル、ローカル、モバイルで新たな体験を提供することがまもなく可能になることを発表いたします。このWi-Fi Awareのテクノロジーによって、モバイル端末はWi-Fi接続を確立する前に、近接する他の端末、アプリケーション、情報を発見できます。

モバイル端末のユーザー間で高度にパーソナライズされた情報取得への需要が急速に高まっており、Wi-Fi Awareの登場は絶好のタイミングであるといえます。Wi-Fi Awareによってコンテキスト認識がより迅速かつ便利になり、周囲の継続的なスキャン、行動の予測、サービスの通知、指定した選択内容の通知を行うパーソナライズされたアプリケーションが実現します。Wi-Fiがモバイル端末に幅広く導入されることで、ベンダー、オペレーティングシステム(OS)開発者、アプリケーション開発者にとって、近接情報に基づく革新性の高いサービスを生み出す可能性が開かれます。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア(Edgar Figueroa)は次のように述べています。「Wi-Fi Awareは、業界内で継続的にテクノロジー改革を推し進め、我々がWi-Fiのユーザー体験をより豊かにすべく取り組んで来た結果のひとつの証明ともいえるものです。Wi-Fi Awareは、ユーザーの利用環境を迅速かつ動的に認識することで、いっそう充実したユーザー体験を実現します。」

Wi-Fi Awareで近接情報の発見機能を強化

Wi-Fi Awareは、屋内や高密度環境で機能するコンテキスト依存型ソリューションを場所を問わず直ちに提供し、既存の近接情報に基づくサービスを発見する機能を向上させます。その際、セルシステムや、Wi-Fi、GPS接続が不要です。このテクノロジーは高性能なWi-Fi接続を容易にするもので、標準的なWi-Fi接続の可能な領域で稼働します。

Wi-Fi Aware対応端末は、独自の情報発見と同期化のプロセスを経て、非常に優れた電力効率を可能にする共通の「ハートビート」を確立します。モバイル端末はクラスタを形成して、近接環境で利用できるサービスに関する小さなメッセージをやり取りし、即時に情報を発見することができます。役立つサービスが見つかると、写真の共有やマルチプレイヤーゲームといった次に続く行動のためにアプリケーションがWi-Fi接続を開始します。

Wi-Fi Awareに対応した体験はアプリケーション主導になり、ユーザーはプライバシー設定の管理や希望する通知のオプトインを行えます。モバイル端末の近くのサービスを提供したり探したりするアプリケーションを構築することで、端末への接続を確立せずに基本的な情報をやり取りできます。

ユーザーによるコンテキスト依存型アプリケーションの活用

451 Researchの主席アナリスト、リッチ・カルピンスキー(Rich Karpinski)氏は次のように述べています。「モバイルアプリケーションの未来をリードするのは、位置情報に基づく、コンテキスト依存型でパーソナライズされたアプローチです。 Wi-Fi Awareには、Wi-Fiをそうした体験の前面に押し出す力を秘めており、ソーシャルとローカルのアプリケーションを活性化する可能性があります。これは、ユーザーが近くで利用できるサービスをリアルタイムで発見して、いつでもどこでも自分が欲しいサービスにアクセスできるためです。」

近接情報に基づくモバイルとソーシャルのサービス市場は、2016年までに3倍に拡大すると予想されています。現在、このようなサービスを利用するには、使用しているモバイル端末を操作して他の端末や近くの情報を見つける必要があります。Wi-Fi端末は、より自発的にそうした体験を提供し、パーソナライズされたインタラクションを実現することとなります。接続を確立する前に非常に小さなメッセージをやり取りするWi-Fi Awareの機能によって、端末間の双方向通信が可能になります。ユーザーは、この機能によって近くの情報やサービスを見つけられるだけでなく、追加情報も要求でき、その一連の操作においてインターネット接続は不要です。OSのネイティブ対応に伴い、アプリケーション開発者は、有益かつ新しいユーザー体験を創出するためにWi-Fi Awareのメリットを活用するようになることが予測されます。これは、モバイルとソーシャルのサービス市場の成長のさらなる加速化につながっていきます。

Wi-Fi Awareに対する業界からの幅広い支持

スマートフォンやタブレットのほか、さまざまな家電が、Wi-Fi Awareの強化された機能のメリットを享受できるため、シリコンベンダーは次世代のモバイル端末を強化するコアテクノロジーの認定を始めています。

この認定プログラムのテストスイートとなる、最初の    Wi-Fi CERTIFIED の「Wi-Fi Aware」認定製品は、以下のとおりです。

  • Broadcom BCM4358
  • Intel® Dual Band Wireless-AC 7260
  • Marvell Avastar 88W8897 802.11ac 低消費電力 Wi-Fi コンボチップ
  • Realtek RTL8812AE 2x2 a/b/g/n/ac MiniCard

 

その他の資料や、Wi-Fi Awareの活用事例の動画は、http://www.wi-fi.org/ja/discover-wi-fi/wi-fi-aware にてご覧ください。Wi-Fi Aware認定プログラムの基盤となるWi-Fi Alliance Wi-Fi Neighbor Awareness Networking (NAN) Specificationも無料でダウンロードできます。

業界の反応

Broadcom Corporationのプロダクトマーケティング担当ディレクター、クリント・W・ブラウン(Clint W. Brown)氏は次のように述べています。「Wi-Fi AwareはWi-Fiがモバイル端末に近接情報を認識させるための、重要な認証プログラムです。Wi-Fi Awareは、自分の周辺の世界と情報をやりとりする際のユーザー体験の質を高めるという、他の技術ではカバー出来ない点を補います。Wi-Fi Awareは、屋内や高密度環境においてもうまく機能し、かつ端末間接続や既存のWi-Fi接続をきちんと機能させることができるため、多種多様なアプリや環境に適応することができるでしょう。」

Intel Corporationのワイヤレスコミュニケーションズソリューション ヴァイスプレジデント兼ゼネラルマネージャー、ヤニフ・ガーティ(Yaniv Garty)氏は次のように述べています。「Wi-Fi AwareはWi-Fiがモバイル端末に近接情報を認識させるための、重要な認証プログラムです。Wi-Fi Awareは、自分の周辺の世界と情報をやりとりする際のユーザー体験の質を高めるという、他の技術ではカバー出来ない点を補います。Wi-Fi Awareは、屋内や高密度環境においてもうまく機能し、かつ端末間接続や既存のWi-Fi接続をきちんと機能させることができるため、多種多様なアプリや環境に適応することができるでしょう。」

Marvell SemiconductorのIoTビジネスユニットマーケティングコネクティビティ ソリューションズ担当シニアディレクター、ケビン・タン(Kevin Tang)氏は次のように述べています。「Wi-Fi AllianceのW-Fi Awareプログラムは、他の近接情報認識テクノロジーでは補えない部分を埋めてくれる技術です。Wi-Fi Awareは端末を見つける際の電力効率が高いだけでなく、消費者がさまざまなピア・ツー・ピア(P2P)アプリケーションを使いこなすことを可能にするWi-Fiの強みを一層活用します。」

MediaTekの法人向けワイヤレスコネクティビティアンドネットワーキング担当ゼネラルマネージャー、SR・ツァイ(SR Tsai)氏は次のように述べています。「Media Tekは近接情報認識技術のような重要な領域を含む、あらゆるビジネスにおいて最先端の技術を生み出し革新性を高めつつあります。Wi-Fi Awareの技術によって、高い電力効率を維持した革新的なソーシャルアプリやビジネスアプリが急増するでしょう。Wi-Fi Allianceと協力し、Wi-Fi Aware端末の導入を推し進めていきたいと考えています。」

Qualcomm Atheros の製品管理担当ディレクター、ガジンダー・シン・ビジ(Gajinder Singh Vij)氏 は次のように述べています。「人々の暮らしにおけるモバイルの役割は進化を続けており、Wi-Fi Allianceのテクノロジーが大いに貢献しています。モバイル端末が近接の端末に対応したり通信したりできるWi-Fi Awareの機能は、消費者に画期的な体験を提供します。Qualcomm Atherosは、Wi-Fi Awareプログラムへの対応を強力に推し進めており、このたび近接情報への認識を実現するにあたっての重大な節目を迎えたことをうれしく思います。」

 

Wi-Fi Alliance®について

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Wi-Fi Allianceはグローバルな非営利業界団体で、参加組織はWi-Fi®を提供する世界的な企業ネットワークです。コラボレーションフォーラムの組織は、Wi-Fiのエコシステムを通じてつながっており、シームレスな接続性というビジョンを共有しています。2000年より初めて導入されたWi-Fi Alliance認定マークは、製品の相互運用性、業界標準に基づいたセキュリティ保護レベルと最新の技術を備えていることを明示しています。すでに20,000種類以上の製品がWi-Fi CERTIFIED™の認定を受け、最高のユーザー体験を提供するとともに新規市場、既存市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの普及と拡大に大きく貢献しています。現在何十億ものWi-Fi製品が世界のデータトラフィックを支えることに大きく貢献しており、多種多様なアプリケーションの活用に寄与しています。

 

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<本件に関するお問い合わせ先>

Wi-Fi Alliance広報代理 

エデルマン・ジャパン株式会社 担当:浅見 晃子/中田 清光

TEL: 03-4360-9000 FAX: 03-4360-9001

E-mail: akiko.asami@edelman.com

 

Wi-Fi Aware

5 GHZ WI-FI®がメインストリームに

ABI Research社のレポートにおいて、今年販売されたWi-Fiデバイスの68%がデュアルバンドをサポートしていることが明らかに - Wi-Fi CERTIFIED™ acの消費者製品が急速に普及

米国テキサス州オースチンおよびオイスターベイ発 2015421 - Wi-Fi Alliance® およびABI Research社は本日、デュアルバンドWi-Fi®デバイスの使用がシングルバンド2.4 GHzデバイスのみの使用を超えたことを発表しました。スマートフォンやタブレット、家電にWi-Fi CERTIFIED™ acが広く普及したことで、今日および今後のWi-Fi環境にとって重要な周波数帯として5 GHz にスポットライトが当てられるようになりました。

Wi-Fi最新世代のWi-Fi CERTIFIED acは、拡張した帯域幅と最高ギガビット/秒レベルのデータレートをサポートし、デュアルバンドの使用では全体的なネットワーク容量が倍増します。消費者が高度なスマートフォンを利用し、マルチメディアをサポートするためにホーム ネットワークの容量とパフォーマンスの向上を求めてデュアルバンド ネットワークへのニーズが高まってきたことで、Wi-Fi CERTIFIED acによって5 GHz Wi-Fiの利用がエンタープライズ環境を越えて広がるようになりました。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「5 GHz Wi-Fiテクノロジの発展によって、Wi-Fi Allianceのメンバー企業による認定デバイスの数と種類も増えました。5 GHz Wi-Fi製品が幅広く利用され、より高いパフォーマンスと容量を提供することで、引き続きWi-Fi,の価値も高まっていくでしょう。」

ABI Research社の最新レポートによると、2015年に出荷された全Wi-Fiデバイスの68%が5 GHz帯域を使用します。ABI Research社のリサーチ ディレクタ、フィル・ソリス (hil Solis) 氏は次のように述べています。
「Wi-Fiデバイスは長年にわたり右肩上がりで推移しており、5 GHz帯域においてもそのプレゼンスは大きく広がり続けています。昨年出荷されたすべてのWi-Fiデバイスの半数以上が5 GHzを使用しますが、その割合は今後5年間で100%近くまで増えるでしょう。」

ABI Research社の「5 GHz Wi-Fi is Now Mainstream」レポートはこちらで無料ダウンロードできます。Wi-Fi Allianceのインフォグラフィックはこちらでご覧くださいWi-Fi CERTIFIED ac の詳細およびWi-Fi Allianceが提供している様々なテクノロジと認定プログラムはwww.wi-fi.orgをご覧ください。

 

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Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。このコラボレーション フォーラムを構成している幅広いエコシステムからの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぐというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、業界標準のセキュリティ保護、最先端のテクノロジを実装した製品の証として広く認められています。Wi-Fi Allianceが認定した製品は25,000を超え、最高のユーザー エクスペリエンスを提供すると共に、すでに確立されている市場と新しい市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの一歩進んだ利用を促進しています。 今日、世界中で数十億のWi-Fi製品が、多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なデータ トラフィックをサポートしています。

ABI Research社について
ABI Research社は、グローバル コネクティビティおよび他の新しいテクノロジに対する詳細な分析と定量的な予測情報を提供します。 北米、欧州、アジアのオフィスを拠点に、エキスパートで構成された同社のワールドワイド チームは、70以上のリサーチ サービスおよびアドバイザリ サービスを通じて、世界数千の意思決定者にアドバイスを提供しています。 同社の設立は1990年です。詳細はwww.abiresearch.comをご覧いただくか、+1.516.624.2500までお問い合わせください。

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Wi-Fi CERTIFIED ac

Wi-Fi Alliance®、米連邦議会に提出されたWi-Fi Innovation Act法案を歓迎するとの見解を発表

米国テキサス州オースチン発 201520 本日米連邦議会において、ルビオ上院議員 (共和党、フロリダ州) とブッカー上院議員 (民主党、ニュージャージー州) は、ラッタ下院議員 (共和党、オハイオ州) とエシュー下院議員 (民主党、カリフォルニア州) の共同支援を受けた関連法案と共に、Wi-Fi Innovation Act 法案を提出しました。同法案では、米連邦通信委員会 (FCC)、米国運輸省、商務省電気通信情報局 (NTIA) が連携し、幅広いデバイスによる5.9 GHz周波数帯の利用を認めた場合の影響を詳細に調査することを求めています。

Wi-Fi Alliance®はこの法案を歓迎し、立法関係各所がアンライセンス周波数帯におけるイノベーションを進めるための迅速な行動を起こすことを希望しています。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「今回上下両院の議員団が、イノベーションを実現し経済的メリットをもたらすアンライセンス周波数帯の価値を認めたことに拍手を送りたいと思います。これは、コネクティビティに対する社会からの絶え間ないニーズに応える上で、より幅広いアンライセンス周波数帯が必要であるということが広く認識された結果であるといえるでしょう。」

アンライセンス周波数帯によって、米国だけではなく世界的にも大きな経済的チャンスが創り出されています。先頃実施された複数の調査から、2013年におけるWi-Fi®の世界的な経済価値は2,000億米ドルを超えていることが明らかになっていますが、さらにWi-Fiによるオフロードの増加、Wi-Fi機器の販売実績、アンライセンス周波数帯の利用に関連する他の経済活動の促進要因を背景に、2017年には経済的メリットが5,000億米ドルを突破すると予測されています

今回提出された法案では、5.9 GHz周波数帯の利用を避けるべき大きな理由がない限り、各デバイスが他のユーザーに悪影響を与えることなく米国内の5.9 GHz周波数帯をどのように利用すれば良いのかを検証するための帯域共有試験を実施することを米連邦通信委員会に求めています。  

フィゲロアは次のように述べています。
「この周波数帯が将来の車載通信機器での利用のために割り当てられたのは15年前ですが、今日に至っても十分に活用されていません。Wi-Fi には、他のさまざまなテクノロジとの周波数帯の共有を実現する多くの実証済みのメカニズムが実装されています。これらのメカニズムを活用することで、5.9GHz帯域を共有し、活用することが可能になります。今後Wi-Fi Allianceは連邦通信委員会、運輸省、商務省電気通信情報局と緊密に連携し、検証プロセスで私たちの技術知識と業界からのフィードバックを提供していきたいと思います。」

今日Wi-Fi Allianceが提供している様々なテクノロジと認定プログラム、また今後のロードマップ (行程表) の詳細は www.wi-fi.orgをご覧ください。

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Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)は、シームレスなコネクティビティ(接続性)の実現を目的とした、業界大手数百社の企業で構成された世界的な非営利団体です。 このコラボレーション フォーラムを構成している幅広いエコシステムからの企業は、あらゆる場所ですべての人とモノをつなぐというビジョンを共有しています。 2000年以来、Wi-Fi CERTIFIED™ は実証済の相互接続性、業界標準のセキュリティ保護、最先端のテクノロジを実装した製品の証として広く認められています。 Wi-Fi Allianceが認定した製品は23,000を超え、最高のユーザー エクスペリエンスを提供すると共に、すでに確立されている市場と新しい市場の両方において、Wi-Fi製品とサービスの一歩進んだ利用を促進しています。 今日、世界中で数十億のWi-Fi製品が、多種多様なアプリケーション環境でやり取りされている膨大なデータ トラフィックをサポートしています。

Wi-Fi Alliance®、LAA (License-Assisted Access using LTE)に対する見解を発表

米国テキサス州オースチン発 201529 免許不要の周波数帯 (アンライセンス周波数帯) は、社会にとって最も価値ある資源の1つです。 免許不要の2.4 GHz帯と5 GHz帯におけるWi-Fi®業界のイノベーション、プロモーション、優れたガイドによって、ユーザーは大きなメリットを手にし、世界的にも大きな経済的価値が生み出されました。

米連邦通信委員会 (FCC) のジェシカ・ローゼンウォーセル (Jessica Rosenworcel) 委員が2015年度の『State of the Net Conference』で述べているように、「Wi-Fiは経済環境にとって大きな恵みとなります。試算によるとアンライセンス周波数帯がもたらす経済効果は年間1,400億ドルを超え、この数字は増加の一途にあります」。
実際に、多くの調査 (Katz およびPlum Consultingを参照) において、Wi-Fiの世界的な経済価値は数千億ドルに上ると評価されています。

Wi-Fiはイノベーション (革新技術) を実証し、卓越したパフォーマンスのコネクティビティを実現すると共に、セルラー ネットワークを上回るデータ トラフィックをサポートします。この15年間、Wi-Fiのデータレートは11 Mbpsから1 Gbps 超へと進化してきましたが、絶え間ないイノベーションによって、データレートは数年以内に5 Gbpsを超えるでしょう。世界中で高まっているワイヤレス接続へのニーズへ応える上で、Wi-Fiは不可欠な存在となっています。今日、Wi-Fiはセルラーの10倍のIPデータ トラフィックをサポートしています。

今日のWi-Fiで5 GHz帯は重要な要素となっており、あらゆるモノがつながったコネクテッド ワールドの容量とパフォーマンスに対するニーズを満たすために幅広く使われています。2001年の登場以来、5 GHz Wi-Fiがサポートする範囲はエンタープライズ ネットワークをはるかに超えて世界数十億のユーザー デバイスにまで大きく広がっています。 

Wi-Fi Alliance®はアンライセンス5 GHz帯のLTE運用に対する3GPPの活動 (LAA - アンライセンス周波数帯を利用したLTE通信)、また予備規格LAAに似たシステムが一部展開されている状況を把握しています。LAA、特に業界内で共存環境の確認前に展開された予備規格システムにはリスクがあり、今日ネットワークやデバイスの接続に5 GHzを利用している数十億のWi-Fiユーザーに悪影響を与える恐れがあります。原則として公平な共有が必要であるという点について一般的に合意されてはいるものの、実際の運用面においてこのリスクをなくすためにすべての関係者が連携してさらに作業を進める必要があります。

アンライセンス周波数帯の今後の価値は、この帯域を共有するすべてのテクノロジが適切に管理できるかどうかによって左右されます。LTEとWi-Fiのコミュニティは、相互理解に基づく5 GHz帯の公正かつ効果的な利用を実現すると共に、Wi-Fiの現在の設置ベースと将来のユーザーに悪影響を及ぼすことがないように協業しなければなりません。Wi-Fi Allianceは3GPPとのコラボレーションを通じ、3GPPが予定している予備規格の展開で連携することによって、これからもWi-Fiユーザーの期待に応えていく予定です。

またWi-Fi Allianceは、この新しいテクノロジとその意味するところについて各規制当局の理解を深めることに引き続き努めていくと共に、 各規制当局および業界の関係者と連携し、厳しい規制を避けると共にこれからも長期にわたりユーザーがWi-Fiのメリットを受けられるようにするための環境づくりを業界主導で進めていきます。

 

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Wi-Fi Alliance®と中国通信標準化協会 (CCSA)、合意覚書を取り交わしたことを発表

北京 (中国) 201525 Wi-Fi Alliance®と中国通信標準化協会 (CCSA) は本日、中国市場と世界における標準ベースの通信技術の継続的な普及を支援する、両団体間のコミュニケーションを推進する合意覚書に署名したことを発表しました。

中国では、Wi-Fi®デバイスとホットスポットが増加したことによって、多くの新しい無線アクセス技術とアプリケーションの市場機会が創出されました。それぞれの市場セグメントにおけるリーダーであるWi-Fi AllianceとCCSAは、調和の取れた通信規格の導入と展開を促進するというゴールに向けて、今回両団体共通の利益に資する様々な技術について相互に情報交換を行うことに合意しました。

今回の合意は、中国に本社を置くWi-Fi Alliance参加企業が83社という過去最高の数に達したタイミングと重なっています。 Wi-Fi Allianceは2012年に北京に代表オフィスを開設し、現在中国国内4カ所の認定テストラボ (ATL) でWi-Fi 認定テストを実施しています。中国はWi-Fi業界の膨大なエンドユーザー市場であると同時に、革新的なWi-Fi製品を開発している数多くの企業が拠点を置く市場でもあります。

Wi-Fi Allianceのプレジデント兼CEO、エドガー・フィゲロア (Edgar Figueroa) は次のように述べています。
「中国市場のユーザー間にWi-Fiが普及し、中国を拠点にしている企業が世界市場へと目を向けている今、調和の取れた規格を実装することはこれまで以上に重要になってきています。今回CCSAとパートナー関係を結び、両団体間の密なコミュニケーションを促進することで、エコシステムのさらなる発展を推進しながら最高のユーザー エクスペリエンスの提供が可能になったことを嬉しく思います。」

CCSAの事務局長、楊澤民氏は次のように述べています。
「ICT (情報通信技術) を個人の消費者と商業ベースのユーザーの両方に応用することは、私たちCCSAとWi-Fi Allianceにとって共通の関心事です。Wi-Fi Allianceとのコラボレーションによって、CCSAの活動に新たな視点が加わることになるでしょう。これからWi-Fi Allianceとの間で情報を交換し、調和のための機会を手にしていくことを楽しみにしています。」

今日Wi-Fi Allianceが提供している様々なテクノロジと認定プログラム、また今後のロードマップ (行程表) の詳細は www.wi-fi.orgをご覧ください。

 

 

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中国通信標準化協会 (CCSA) について
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中国通信標準化協会 (CCSA) は中国のICT (情報通信技術) 標準化団体で、国内外を通じて情報通信技術分野の400社近くのベンダー、通信事業者、インターネット サービス プロバイダ、学会からのメンバーで構成されています。CCSAのメンバーがサービスを提供している加入者の数と市場シェアは、世界的に大きな部分を占めています。CCSAは、メンバーが規定した中国のICT標準を国内へ推進すると同時に、ICTの世界標準の規定においてもその役割を通じて貢献しています。

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